石油で走る自動車は人間の欲望を満足する優れた道具である。故に資本主義社会では金儲けの手段として有効である。
原油価格が高騰した時、ガソリンの消費を減らすハイブリッドシナジー志向をしたTOYOTA、価格の安い軽油のディーゼルエンジンに着目したのがVW。
排ガス検査の不正ソフト問題でVWの生産台数が大幅に減少する見込み、TOYOTAの世界一が確定、VWの不正ソフト使用が覇権主義の結果なら裏目。
人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である。
考えによって強くなったり弱くなったり、VWのルーツは狂人政治家ヒットラーの考えた国民の車だった。