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国土交通省が建設する高屋道路の「(仮称)高屋トンネル」工事に伴い、JR東日本は2022年5月14日(土)から2024年度中(予定)にかけて陸羽西線全線で列車の運転を取りやめ、代行バス輸送を実施する。
斯様な報道に興味を示すのは鉄道愛好家の性癖だろう。
2018年(平成30年)にフルムーン夫婦グリーンパス7日間を利用し北海道周遊の帰路、盛岡から秋田新幹線に乗車、山形新幹線乗車の為に秋田からは5月25日13時発特急「いなほ」を待たず、12時8分発の542Mに乗車するのは酒田14時発の「快速最上川」で「五月雨をあつめて早し最上川」晴天であるが雪解け水で増水する河岸を新庄に向かう為である。
過去の自分のGooブログを読み返すとそんな記述がある。
国鉄時代は線路は続くよ何処までも、青春18きっぷ一枚で全国の異郷を訪問できたが、中曽根改革で分割民営化され、新幹線が整備され第三セクターが増えた結果、線路は分断し、過疎化が進み利用客の激減でローカル路線の廃線増加、バス輸送は嘆かわしい。
自動車全盛社会であるが高齢化社会では認知症による免許返納が増加するから道路は無用の長物と化すだろう。五木寛之の紹介のインドの四住期、遊行期の老人は旅の手段として鉄道が不可欠なのだ。
負けたらあかん、負けたらあかん、道路に。鉄道の奮起を促す。