「どんぶり勘定」は大衆食堂のお金を丼に入れ、現金決済する会計と思っていた。語源は職人の前掛けの袋がどんぶり。収支報告は職人の記憶で、記憶にありませんと言われると税務署は沈黙せざるを得ない。
「賽銭箱勘定」なる言葉を知った。賽銭は全部、人様の奉仕に使ってしまう。伝統の貧乏に慣れた住職の清貧な生活には役人も敬遠する。
西洋唯物論は奉仕を死語にし、労働の名の商品にかえた。学識なる毛皮を着込んだ経済野獣の現代人。損益分岐点の高給でないと働かない。
餌が与えられないと演技しないサーカスのライオン、水族館のイルカ。僅かな餌で懸命に演技する。競走馬は本能で必死に走り、優勝を目指す。
人間の本能は如何様なのだろうか?
「賽銭箱勘定」なる言葉を知った。賽銭は全部、人様の奉仕に使ってしまう。伝統の貧乏に慣れた住職の清貧な生活には役人も敬遠する。
西洋唯物論は奉仕を死語にし、労働の名の商品にかえた。学識なる毛皮を着込んだ経済野獣の現代人。損益分岐点の高給でないと働かない。
餌が与えられないと演技しないサーカスのライオン、水族館のイルカ。僅かな餌で懸命に演技する。競走馬は本能で必死に走り、優勝を目指す。
人間の本能は如何様なのだろうか?