日豊本線は豊後国と日向国を通過するＪＲ九州の鉄道路線。博多～佐伯「ソニック」小倉～宮崎空港「にちりん」延岡～宮崎空港「ひゅうが」宮崎～鹿児島中央「きりしま」など特急列車が頻繁に走行する。
その佐伯～延岡間５８.４キロが平成３０年度に６億７４００万円の赤字額が最大となったと報道される。
本線で特急が頻繁に走りそんな筈はないだろうと思い時刻表をひもといた。
上下合わせて２５回特急「にちりん」が通過する。
「青春１８きっぷ」で乗車できる普通列車は如何なんだろう。
なんと下りの佐伯→延岡は６時１８分始発の２７６１Ｍが唯一無二、終電車である。
上りの延岡→佐伯は６時１０分始発の２７６０Ｍと１９時３３分発の終電車２７６２Ｍの唯二。
途中駅に停車する事なく高速で通過する特急では鉄路の傷みが酷く、保守点検費用が膨大になる様で採算が合わない。
銀メダルは肥薩線の八代－人吉間の５億７３００万円。
平成２８年熊本地震で被災した豊肥本線が今年８月頃に復旧するが、北九州市ではコロナ禍の第二波が発生、特急の運休解除は先延ばしの雲行き、新幹線日本縦断、北海道周遊の続編のフルムーン夫婦グリーンパスの三部作の完結編である九州周遊が未完では遺憾である。
今月３１日で発売終了、慣例に従えば１０月１日から新規発売に成るが、決定が軽く変更される世相だから、如何なるか予断を許さない。
