風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

激怒を通して歓喜へ 

2021年09月08日 12時50分43秒 | 随想

先日の背番号98の木下雄介投手の追悼試合を劇的勝利したドラゴンズ、昨日の対広島試合、4点差の9回裏に背番号97の守護神マルチネスが登板、勝利を確信していたら、大逆転のサヨナラ負けの劇的敗戦に老人は怒り狂う。

何で老人は怒り心頭にはするのだろう。

人間的には賛否両論はあるが、落合博満監督の常勝球団の残像が強烈であるから、最下位争いに懸命に努力する姿がミジメ、ミジメ、シラケ鳥が飛んでいるのである。

「こうゆうこともたまにはある。そんなにいつも素晴らしい状態ではない」と守護神を庇う与田監督は大魔神なのだろうか。仲良しクラブのプロ野球球団は同好会なのだろう、無観客試合が似合う。

怒りの鎮痛剤は発想の転換で、勝利の渇愛を割愛する事だろう。

本日のドラゴンズは試合に負ける、そう思い込むなら激怒は消え心は平静である。もし万一勝利したら歓喜で眠れない、安眠妨害の犯罪行為である。

勝っても負けても、どうでも良い、成るようになるだろう、悟りの境地で空の心だろうが、老人はまだまだ仏になれない。


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