六次産業化なる言葉を知った。
農業や水産業や林業は一次、加工業は二次、流通販売は三次産業と言われる。
一+二+三=六、小学生でも知っている。
生産・加工・流通販売を分業することなく一人完結型の産業を言うらしい。
戦後間もない物不足の時代の行商や飛騨高山の朝市で赤カブ漬けを売る小母さんの商売に学ぶ事を農林水産省が推奨する。
行商、良い言葉だ、商業と言う行を行なう。
自給自足の為の食料、余剰分を社会に奉仕活動をする聖職者にお裾分けする崇高な宗教活動を業とする。
商売、物を売る金儲け一辺倒の対物販売、商業は心を売る対面販売、人間が商品である。
経済戦争に敗北、戦後が始まった。貧乏は三つ子の魂、馴染みの道。