竹の最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しく止め難い破竹の勢い。
破竹(ハチク)、淡竹の別名がある。
破竹の勢いで経済成長し資産を増やした金満家の遊休地を借用して野菜を栽培する。
時流に乗った勝組と言われるエリート集団は犬を可愛がって優雅に暮らす。
散歩の途中に糞を垂れる犬畜生、飼主は手間を省く為に我等が愛する集団農場を便所にする。
怒り心頭に発した我等が小作人仲間の元締めは竹柵の設置を思い付く。
里山に入り、ハチクを伐採して住宅地に運んだ。
破竹の筍は今が旬、ツキヒーホシ、ホイホイホイ、月・日・星と聞こえる三光鳥の鳴き声を聞きながら採集する。
本日は働いたから破竹の筍飯を頂く。犬の糞の始末も出来ない族(やから)は晩飯を食べる資格は無いと思うべきである。