1,2,3と3回に分けて「骨盤後傾」という日本人の良い姿勢の生成発展成熟衰退消滅を述べた。
端的には、「股関節重心=骨盤前傾」から「骨盤後傾」へとなっていって、そこからの筋力低下と運動不足とが相俟って、姿勢が崩れていって、高齢女性(男性にもあるけれど)によく見られる、骨盤後傾、円背、膝重心という姿勢、それとともにの上体と下体の様々な病(膝変形、頚部変形、耳鳴り、腰痛......)を過程的像としてイメージしていただければ、と思う。
これは、日本人の国民病ともいえるもの、と個人的には思っている。