絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2016年3月6日(日)絵本ゆっくりコース・WAKKUN先生の授業持ち物

2016-03-02 18:04:37 | 絵本ゆっくり塾
絵本ゆっくりコース
◎3月6日(日) WAKKUN 先生AB
「じゃばら本」のダミーを発表します
*持ち物…じゃばら本のダミー、筆記具
以上です。

※スポット受講(在校生、卒業生対象)ご見学(体験受講)の方、随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvieまでお問い合わせ下さい
よろしくお願いします。




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2016年2月28日(日)絵本ゆっくりコース・製本教室の授業内容

2016-03-02 17:33:16 | 絵本ゆっくり塾
本日は上製本(ハードカバー)の製本の作り方を行いました。

まずは本の構造と名称をおさらい。
絵本は15見開きの32ページが基本です。印刷上一枚の紙に4ページ分を印刷するので、ページ数は4の倍数になります。

続いて実際に製本をしていきます。

まず本文になるページ(32ページ)をみんなで1見開きずつ分担して描いていきます。

絵が描けたら、トンボのサイズでカッターでカットします。
カッターや定規の使い方にもコツがあります。指を切らないように気を付けましょう!
本文のページが出来ましたら、ページの裏側にスプレーのりをし、きっちりと貼り合わせます。
スプレーのりは、間違えて貼ってしまっても、はがして貼り直すことが出来ますのでお勧めです。

本文が完成したら、表紙(カバー)を作ります。これからが本番。

台紙は2ミリ厚のイラストレーションボードを使用します。
イラストレーションボードは固いので、カットするのが大変……
1回で切ろうとせずに、何回もカッターでなぞって切ると良いです。



カットが出来ましたら、表紙の裏面に貼り付けます。
この時もスプレーのりを使います。



台紙が貼れましたら、角をカッターで斜めにカットします。
台紙から1.5ミリ程空けてカットすると内側に折った時に角がきれいに仕上がります。
これはきれいに仕上げるポイントです!



台紙の周りは木工用ボンドで薄く均等に丁寧に塗って、内側に折り貼り付けます。


表紙と背の間にミゾを指や竹串で作り、あとは本文に見返しを付け表紙とのり付けすると出来上がります。

時間があれば表紙にPP貼りもすると更にきれいに仕上がります。

5月には卒業展がありますので、自分の作った絵本をこのように製本するのも良いですね。
1回ではなかなかきれいに作ることは難しいですので、何度かチャレンジしてみて下さい。


絵話塾(かいわじゅく)では、ただ今13期生を募集中です。
2016年6月より開講予定です。
見学その他、ガイダンス等も行っておりますので
気になられた方は下記までお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。
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Gallery Vie 絵話塾 村上政行
E-mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
〒 650-0022神戸市中央区元町通3-2-15
セントラルビル元町5F
TEL:078-332-5808  FAX:078-332-5807
URL:http://galleryvie.jp/kaiwajuku/k-info.html 
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2016年3月6日(日)絵本レベルアップコース・高科正信先生の授業持ち物

2016-03-02 15:55:09 | 絵本研究科
絵本レベルアップコース
◎3/6(日)高科正信先生
・テーマ「力の絵本」
・持ち物…ノート、筆記具
※高科先生の課題未提出の方は、授業当日でも受付ますのでお持ち下さい。
以上よろしくお願いします。

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2016年2月28日(日)絵本レベルアップコース・古賀鈴鳴先生の授業内容

2016-03-02 12:58:48 | 絵本研究科
絵本レベルアップコースの古賀鈴鳴先生の授業は、今日で3回目です。
今回も前回に続いて「わたしの好きな絵本」について発表してもらいました。



生徒さん達が発表されたのは下記です。

・『てんのくぎをうちにいったはりっこ』作・神沢利子/絵:堀内誠一 2003年福音館書店
・『おおきな木』作・シェル・シルヴァスタイン/訳・ほんだきいちろう 1976年篠崎書林
・『おかあちゃんがつくったろ』作・長谷川義史 2012年偕成社
・『わたしのワンピース』作・西巻茅子 1969年こぐま社
・『やまなし』作・宮澤賢治/絵・川上和生 2006年三起商行(ミキハウス)
・『エステバンとカブトムシ』文・ホルヘ・ルハン/絵・キアラ・カッレル/訳・松田素子 2014年BL出版
・『じごくのそうべえ』作・田島征彦/桂米朝・上方落語・地獄八景より 1978年童心社
・『なにをたべてきたの?』文・岸田衿子/絵・長野博一 1999年偕成社
以上です。

上記の絵本を読み込んで発見したことを一人ずつ発表しました。

今回も長谷川義史さんの絵本が紹介されていました。
紹介された方は、その絵本のラストの展開にやられたそうです。
こちらも早くラストを知りたくてウズウズするような、丁寧でわかりやすい発表をして下さいました。




誰にでも伝わるように「言語化」するのはなかなか難しいです。
何となく良いなぁで終わらせないで、どうして良いと感じたのか、
そこにどんな作者の意図があるのかを探っていくとだんだん見えてきます。
何度も何度も読まないとそれは見えてこないと思います。
絵の濃淡、文字の配置、前後のページの構図など細部にまで目をやります。
やがて見えてくると、どんどん出てきて、更に他のこと(作者の生い立ちや歴史背景など)も
気になって、その結果、より深く知ることができるのではないでしょうか。

古賀先生は京都で「世界文庫」という本屋さんもされていますので
その作家が他にどんな作品を出しているかや、この作家さんのことを調べておくと
日本の絵本の歴史もわかってきますよ、と具体的なアドバイスをして下さいました。
また、今売れている絵本と、昔の名作絵本、どちらも
平行して見ていくことを勧めておられました。比較しても面白そうです。
絵本は長く読み継がれるベストセラーが多い分野です。普遍的なものが多いのでそこが魅力なのですね。

課題の8ページ絵本は、「何かが流れる」がテーマです。
ラッコやメロディー、うんちが流れる作品の発表がありました。
最初から32ページを描くよりも8ページを描いてみて、そのどこかの部分をふくらませて
32ページにする方法もあります。
また、すでにあるお話、昔話などを自分なりの解釈で絵にしてみるのも
良い練習になります。

絵でも落語でも、映画でも、なーんでも!刺激になりそうなことは何でも取り入れてみる。接してみる。
好きなものにだけ囲まれているのでは視野が狭くなります。
自分の理解が及ばないようなものにこそ、発見や気付きがあるのかもしれません。

次回は4月17日です。
課題等ありましたら後日連絡します。


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