絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2016年3月13日(日)絵本ゆっくりコース・編集者 木村真先生の授業持ち物

2016-03-09 20:21:03 | 絵本研究科
絵本ゆっくりコース
◎3月13日(日)編集者 木村真 先生AB
*持ち物
・一人一冊の絵本のラフもしくはダミー本
・筆記具
以上です。
この回で木村先生は今期最後です。
よろしくお願いします。


※スポット受講(在校生、卒業生対象)ご見学(体験受講)の方、随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvieまでお問い合わせ下さい



絵話塾(かいわじゅく)では、ただ今13期生を募集中です。
2016年6月より開講予定です。

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Gallery Vie 絵話塾 村上政行
E-mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
〒 650-0022神戸市中央区元町通3-2-15
セントラルビル元町5F
TEL:078-332-5808  FAX:078-332-5807
URL:http://galleryvie.jp/kaiwajuku/k-info.html 
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2016年3月6日(日)絵本ゆっくりコース・WAKKUN先生の授業内容

2016-03-09 19:17:10 | 絵本ゆっくり塾
WAKKUN先生の授業も後半になりました。
今日は「じゃばら本」のダミー本を発表してもらいました。

まずは、先生からのご自身の作品や、
お知り合いの作家さんがどんな面白い表現をされているのかを紹介していただきました。



WAKKUN先生
・大阪福島に昔あったギャラリーカフェ「ア・テール」で開催した自身の個展「ポカン ポカン」について。
個展前に母親の体調が悪くなり、その後、無事に事なきを得て、ほっとした瞬間、空にぽっかり浮かぶ雲を見た。
忙しい最中にはなかなか空を見上げることもしなかったもんだ…との思いでその雲を和紙と竹籤で作ったものや「じゃばら本」を展示されたお話。

自分の本当に思ったことを作品にすると良い、と先生。

続いて、金井和歌子さんという作家さんのお話。
この方は「くつしたさん」という、手のひらサイズの立体を作っておられます。
この立体は陶芸で、若い女の子が全裸で靴下だけはいています!とても愛らしいです。
きっかけは自宅でお風呂から上がった母親が全裸で横になっている姿を見たことから。
最初はびっくりしたけれど、その様子が何とも可愛く思えたと同時に、
その頃、全裸の男性がつかまったというニュースで、その男性が全裸なのに靴下だけはいていたことを思い出し
アイデアのヒントになったとか。実際は、若い女の子に靴下をはかせて横たわっています。

創作のヒントは日常に潜んでいますね!



皆も発表していきました。
蟻の冒険、大好きなお寿司をテーマに動物達がお寿司を食べていくお話、自分のお姉さんのこと、ボールペンでひたすら模様をびっしり描いたものなど。
それぞれの日常が垣間見えてどれもしみじみ良かったです。

これだけ多くの人間がこの世界にいるのはなぜか。
自分のやり方、生き方も皆違うが、周りの人がいることで
お互いに学び合うためではないか、と先生。

自分の答えは自分でしか出せないし、自分らしくてOK。
それぞれの異なる環境の中、自分の置かれた場所で見えたことで良い。

また、表現(絵本を作ること)は人に何かをプレゼントすることなのでは?
クスッと笑ってもらえたらり、何かを感じてもらったり。

ダミー本は何冊もいっぱい作って下さい。
めくる度に発見があると思うので何度も描いて作っていって下さい。

次回は今期最後で4/3です。
完成したじゃばら本、もしくは途中でも良いですので発表して下さい。
よろしくお願いします。



絵話塾(かいわじゅく)では、ただ今13期生を募集中です。
2016年6月より開講予定です。
見学その他、ガイダンス等も行っておりますので
気になられた方は下記までお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。
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Gallery Vie 絵話塾 村上政行
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2016年3月13日(日)絵本レベルアップコース・松田素子さんの授業持ち物

2016-03-09 18:44:08 | 絵本研究科
◎3/13(日)松田素子先生
「ダミー本」の講評を行います
*持ち物
・ダミー本 15見開き32ページ
※着色していなくて良いが、見やすい形にしておく。(紙の裏を貼り合わせてめくれる状態など)
以上よろしくお願いします。


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絵本レベルアップコースは、毎年10月~翌年4月までの約半年間、
絵本をさらに深く知りたい方のためのクラスです。
ご興味のある方は随時、見学もできますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。

Gallery Vie 絵話塾 村上政行
E-mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
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2016年3月6日(日)絵本レベルアップコース・高科正信先生の授業内容

2016-03-09 14:16:46 | 絵本研究科


イカナゴの季節になりましたね、という一言から授業が始まりました。
海水の温度が高かった影響で、今年は昨年より2週間も解禁日(3/7)が遅れているそうです。
皆さんのお宅ではイカナゴを作られますか?
高科先生は毎年ご自分で炊かれるそうです。もうそんな季節になりました。

そして先日、東京へ行かれた高科先生。
読書感想画コンクールの授賞式へ出席されたそうです。

『さよならうちゅうじん』作:高科正信/絵:荒井良二/BL出版

上記の本が、この度の読書感想画の課題図書に選ばれた関係で
小学三年生の男の子がこの本の絵を描かれて、その絵が賞を受賞されたそうです!
読者の子どもさんと直に会える貴重な機会。
何より制作の励みになります、と目を細めてお話しされていました。

さて、今日のテーマは「力」です。
前回もお話にあったように哲学者サルトルの言葉。
「飢えて泣く子を前にして文学は成立するか?」

世界には7~8人に一人が一日1ドル未満で生活していると言われています。
飢えて泣く子の前では、絵本は役には立たない…
食べ物や毛布やワクチンが必要である。

…でも、人生に必要なのは決してそれだけではないのでは。

日本人も、3.11の時にそこに直面しました。
絵本作家の多くも無力感を感じました。
 それでも、無力かもしれないが何か、できるかもしれない。


本日紹介された本です。

・『18番目の大ピンチ』 作:バイアーズ・ベッツィー/絵:古川タク/訳:金原みずひと/あかね書房
ピンチの脱出法が楽しく描かれています。
 
・『水曜日の本屋さん』 文:シルヴィ・ネーマン/絵:オリヴィエ・タレック/訳:平岡敦/光村教育図書
人は何があれば生きていけるのか?

・『おとうさんのちず』 作:ユリ・シュルヴィッツ/訳:さくまゆみこ/あすなろ書房
空腹を癒すパンよりも大切なものとは。

・『せんひくよろこび』 作:片山健/福音館こどものとも
線を引く、その行為だけがこの子の生き延びる力になる。

・『おいしいみず』 作:片山健/農文協
幸福とは何か。この有り様を描くのが子どもの文学。

・『フレデリック』 作:レオ=レオニ/訳:谷川俊太郎/好学社


大人は問いを発する文学で、問いに対して答えを出すのが子どもの文学です。
子どもの文学は無力だけれど、答えを差し出す文学である。

子どもの本には、どうしたら友達ができるか、幸せになれるかの答えが描いてあります。
生半可な答えではなくきちんと答えてくれています。



次回4/3(日)は今期最後の授業で
テーマは「絵本の宇宙」です。

課題が出ています。
テーマ…「橋をわたる絵本」のテキストを書く
・15見開きで、1~15までノンブルをふる。
・締切…3/27(日)もしくは3月末に必着で、高科先生のご自宅へ郵送して下さい。
・誰かと誰か、もしくは何かと何かが橋を渡ると考えて作る
・何のために渡るか決めて書く
・橋の向こうは非現実、こちら側は現実と考えて作る
以上よろしくお願いします。



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