昨日は新しいテレビが家に来ました.
地デジ対応のテレビが欲しかったわけではなかったのですが,突然音声だけになり・・・
いつ本格的に映らなくなるか・・・
ということで買うことになったわけです.
昨日から地デジの画面になっているわけですが,
一言で今までの画面との違いをいうと,
「きれい」
改めて感じました.
建築物や景色が細部まではっきり見えて本当にきれい.
実際にそこで見ているかのように鮮明です.
今までと違う感覚で臨場感たっぷりに見えるので,こんな画像で庭や建築物を見たら楽しいだろうなぁ~
さて,木曜日に行った三溪園の古建築の話ですが.
現在16日まで全17棟の建築物内部が見られるようになっています.
横浜開港150周年記念企画の一環なので,定期的に解放しているいくつかの建物以外は今後いつ見られるか分からないと思います.
お時間のある方は是非,三溪園に足を運んで見て下さい.
実際に建築物の中を歩くのと外から見るのは全く違います.
やっぱり,建物の中を歩くということは,柱・天井・窓・壁・調度品,ひとつひとつの細かな造作とハーモニー,窓からの外の景色との関係,吹き渡る風・・・色々なことをたっぷり味わうことができるので,とてもいいです
今回は大変蒸し暑くて,昨年秋頃訪れたときより涼しい風を味わうことができなかったのですが,それでも軒内や部屋の中を風が通り抜けるように計算されたデザイン.
日本家屋は本当に夏向けに作られているんだなぁと改めて感じました.
ただ,臨春閣も聴秋閣も二階には上がれないようになっているので,そこが残念でした.
階段・・・その機能が最優先される構造物に火灯窓形の入り口が付いていて,特別な世界に行くような感じになっていたり,
着物を着て上り下りしやすいように直線の階段ではなくS字型に少しカーブが付いていたり.
二階からの景色もきっと素晴らしいに違いない!と思うのですが.
是非いつか体験してみたいものです・・・.
窓も,単純に景色を見るとか,空気を入れ換える等というものではありません.
薄暗い建物の中から光にあふれた外の景色を見る・・・その景色を絵画のように暗い額縁で飾り,さらに魅力倍増するように計算されているんですね.
白雲邸(三溪さんが建て,なくなるまでの約20年を過ごした数寄屋風建物)には,数寄の精神があふれています.
奥様の部屋だったところが特に良い感じでした.
質素に見えつつヒノキの一枚板の机があり,足下からも風が通り抜けるようになっていて,機能性も充分考えられています.
そのとなりの小さなスペースの窓.
曲線がシンプルだけどいいですね.
お風呂場にシャワー発見.
これはかなりモダンなものだったのではないでしょうか?
外で「火加減いかがですか?」なんて
言っている時代にシャワーを設置していたんですよね?
ていうか,お湯の循環はどうなっていたんだろう(素朴な疑問)
そして,改めて戦前の日本には本当にお金持ちの人たちがいたんだなぁ・・・と感じました.
臨春閣入り口土間の窓.
緑が美しく見えますね.
屋根も色々な様式のものがあります.
鶴翔閣は三溪さんが設計し,1998年から2000年にかけて修復された茅葺き屋根の建築物ですが,これもまた庭に面する廊下など是非歩いて欲しいと思います.
ここは「利用できる横浜市有形文化財」として,結婚式や会合によく使われています.
一部屋根の構造を下から見上げられるようになっているところがありました.
茅葺き屋根の構造はなかなか見る機会がないので興味深いものです.
何度行っても何かしら新しい発見がありますね~
地デジ対応のテレビが欲しかったわけではなかったのですが,突然音声だけになり・・・
いつ本格的に映らなくなるか・・・
ということで買うことになったわけです.
昨日から地デジの画面になっているわけですが,
一言で今までの画面との違いをいうと,
「きれい」
改めて感じました.
建築物や景色が細部まではっきり見えて本当にきれい.
実際にそこで見ているかのように鮮明です.
今までと違う感覚で臨場感たっぷりに見えるので,こんな画像で庭や建築物を見たら楽しいだろうなぁ~
さて,木曜日に行った三溪園の古建築の話ですが.
現在16日まで全17棟の建築物内部が見られるようになっています.
横浜開港150周年記念企画の一環なので,定期的に解放しているいくつかの建物以外は今後いつ見られるか分からないと思います.
お時間のある方は是非,三溪園に足を運んで見て下さい.
実際に建築物の中を歩くのと外から見るのは全く違います.
やっぱり,建物の中を歩くということは,柱・天井・窓・壁・調度品,ひとつひとつの細かな造作とハーモニー,窓からの外の景色との関係,吹き渡る風・・・色々なことをたっぷり味わうことができるので,とてもいいです
今回は大変蒸し暑くて,昨年秋頃訪れたときより涼しい風を味わうことができなかったのですが,それでも軒内や部屋の中を風が通り抜けるように計算されたデザイン.
日本家屋は本当に夏向けに作られているんだなぁと改めて感じました.
ただ,臨春閣も聴秋閣も二階には上がれないようになっているので,そこが残念でした.
階段・・・その機能が最優先される構造物に火灯窓形の入り口が付いていて,特別な世界に行くような感じになっていたり,
着物を着て上り下りしやすいように直線の階段ではなくS字型に少しカーブが付いていたり.
二階からの景色もきっと素晴らしいに違いない!と思うのですが.
是非いつか体験してみたいものです・・・.
窓も,単純に景色を見るとか,空気を入れ換える等というものではありません.
薄暗い建物の中から光にあふれた外の景色を見る・・・その景色を絵画のように暗い額縁で飾り,さらに魅力倍増するように計算されているんですね.
白雲邸(三溪さんが建て,なくなるまでの約20年を過ごした数寄屋風建物)には,数寄の精神があふれています.
奥様の部屋だったところが特に良い感じでした.
質素に見えつつヒノキの一枚板の机があり,足下からも風が通り抜けるようになっていて,機能性も充分考えられています.
そのとなりの小さなスペースの窓.
曲線がシンプルだけどいいですね.
お風呂場にシャワー発見.
これはかなりモダンなものだったのではないでしょうか?
外で「火加減いかがですか?」なんて
言っている時代にシャワーを設置していたんですよね?
ていうか,お湯の循環はどうなっていたんだろう(素朴な疑問)
そして,改めて戦前の日本には本当にお金持ちの人たちがいたんだなぁ・・・と感じました.
臨春閣入り口土間の窓.
緑が美しく見えますね.
屋根も色々な様式のものがあります.
鶴翔閣は三溪さんが設計し,1998年から2000年にかけて修復された茅葺き屋根の建築物ですが,これもまた庭に面する廊下など是非歩いて欲しいと思います.
ここは「利用できる横浜市有形文化財」として,結婚式や会合によく使われています.
一部屋根の構造を下から見上げられるようになっているところがありました.
茅葺き屋根の構造はなかなか見る機会がないので興味深いものです.
何度行っても何かしら新しい発見がありますね~