やまめの庭つくり

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イゾラ・ベッラその2

2010-08-03 | イタリア庭園紀行
イゾラ・ベッラの庭園についてもう少し.

屋敷を出たところには小さな広場があり,前庭のような感じになっています.

絢爛豪華な屋敷から出て,自然に触れるための前室のような空間です.



この階段を上り,



門冠りの??クスノキの太い枝の下を通り



樹木の影が濃い空間を抜けると

左右対称の整形式庭園があらわれます.



階段を上ると明るい日差しが降り注ぐ芝生広場になり,孔雀たちがお出迎え・・・.



露壇は本当に遊園地のアトラクションに見えます.

近づくと露壇の足元が見えてきます.

壁がんに色々な工夫が凝らしてあるのですが,植物が元気すぎて彫刻が隠れています.

惜しい...



宙に浮き立っているような彫刻たち.

各個体が活き活きして見えます.




down露壇の裏は彫刻というより,細い尖塔が空にそびえていますね.

上から2段目はつるバラが満開になっています.

表の人工的な作りとは対照的な緑と花いっぱいの演出ですね.




湖に囲まれているため,端の方では水をバックにした景色が楽しめます.

複雑に掘られた石のチェアと遊び心いっぱいのアイアンフェンス.

ちょっと実用性に欠けるかもしれないチェアですが,何だかワクワクさせてくれますkirakira2





ウェディングケーキと呼んでいた樹.

樹の根元の人の背丈と比べてみて下さい.




ひたすら面白さを追求していたとしか思えませんね.

このお庭は・・・・yellow18symbol5

バロックの思想にあふれているということなのでしょうか?