やまめの庭つくり

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変化朝顔の茎

2010-08-30 | 植物
今日は変化朝顔の茎の「芸」について紹介したいと思います.

まず,柳などの茎でも見られる「石化」または「帯化」と呼ばれる現象.

仕立て方によって,かなり印象の違うものになります.

これは,途中の葉をすべて取ってしまって,バラで言うとスタンド仕立てといった感じですね.





実際,石化したものは茎が普通の朝顔より固くてツル仕立てにはしにくいそうです.

それでも,少しずつ巻き付けていくと,downこのようになります.



茎にグラデーションが入っているから,リボンのように途中でねじれているのがわかりやすいですね.




この作品は「まさきもの」といって,タネが採れるので,来年蒔くと茶系の血筋が発現してくれるのではないかと期待されていました.

ちなみにこの鉢は説明役を買ってくれた伊藤氏の作品です.


そして,朝顔といったらツルが上に伸びたり,絡まっていく姿を想像するのですが,上っていく性質をなくしてしまって,下垂する朝顔たちもいましたyellow12





それから,縮む性質というものが発現するとツルではなく,茎がギューーーッとなって木立のようになることから,「渦木立」という種類downもあります.



ギューーーッという性質がやや弱まったらdownツル仕立てにする事が出来ますが,茎は太く,固くなっています.



やっぱりギューーーッとなることで一定面積あたりの細胞数が増えて太くなっているものなのでしょうか??