この前の日曜日で終了した国際バラとガーデニングショウ.
数ある東京新名所に食われてしまっていたのか,いないのか,入場者数が気になったところではありますが.
国バラと言ったら,どこを見ても薔薇,ばら,バラ・・・・という景色が広がっています.
そして,もちろんおなじみの品種や新しい品種の発表の場でもありますね.
今日は会場に通っていて気になったバラや,いいなと思った使い方など紹介したいと思います.
まず,今回一番気になったバラ.
ジュビリーセレブレーション(ER).
苗木を見たことはあるのですが,大苗で花が咲いているところを初めて見ました.
色彩であふれる薔薇たちのどのピンクにも被らない,個性的ですが落ち着いた気品のある色だなあ・・・
と思って名前をお店の人に教えてもらいました.
後から調べてみたら,2002年にデビッド・オースチンが作出し,エリザベス女王即位50周年を記念して命名された花だそうで,ゴールデンセレブレーションから生まれた名花だそうです.
どうりで素晴らしいと思うわけです.
今年は即位60周年,ダイヤモンドジュビリーと言われているわけですが,そもそもジュビリーって一体何?と,いまさら疑問を持ったやまめ・・・

ちょっと調べてみたら「YAHOO 知恵袋」のベストアンサーが一番簡単によく説明してくれている気がしたので引用しておきたいと思います.
Jubilee は、ヘブライ語のヨベルに由来しています。
ヨベルとは、雄羊の角笛のことで、
旧約時代に人々は祝いや祭りなどの際には
このヨベルを吹いて喜びを表していました。
このことから、ヨベルは喜びや祝いを表す語として
使われるようになりました。
つまり、「JUBILEE」(ジュビリー)=記念祭、歓喜 の意味になるみたいです。
勉強になりました.
いつか,やまめの庭でも咲いてもらいたいなぁと思いました
おっと一種類のバラで書きすぎてしまいました
後は簡単に・・・・
まず,最近の「和」に合うバラ,シックな色合い,とされている薔薇たち.
ブルーや茶色ベースのバラ.
好みですからいいんですけど,見るたびに淋しいような,気持ちがちょっと気味になるような気がします.
赤い色を見ると実際に血圧が上がったり,暖かくなるらしいですから,これはきっと逆の効果があるのでしょう.
やまめにとって,バラは心が浮き立ったり,憧れや感動や喜びを感じられる花なので,真逆な存在ですね.
長年,作出者の情熱が注がれ続けられる「青バラ」も,本当に必要なんでしょうか??と考えてしまいます

最後の茶色いバラは,バラである必要があるのかな?と単純に思ってしまいました(作出した方,ごめんなさい).
そう考えると,バラは優しい色のものがいいなぁと思っている自分に気づきます.
たとえば,こんな感じの・・・
優しさ,美しさだけでなく,バラのもうひとつのイメージは「豪華」
今年の国バラで初公開された池田理代子原作「ベサイユのバラ」に捧げられたフランスのメイアン社作出,‘ベルサイユのばら’.
やまめがブースを担当した日に,池田理代子さんと宝塚でオスカル役を演じていたという紫苑ゆうさんのトークショーがありました.
もちろん,見に行きませんでしたが,キャーーという声援だけが聞こえて原作の(宝塚の)人気がよくわかりました.
ただ,バラとしては黒っぽい赤で重厚感はあるものの,名前以外はアピール出来ていないような感じでしたね.お客さんもあまりバラ自体に惹きつけられているような感じはしなかったです.
最後に京成バラ園作出‘快挙’.
趣味の園芸でも紹介されました.
遠くからでも,あの明るい透明感のある純粋な黄色は何??
と思ってしまうほどの純粋な黄色.
この‘快挙’と名付けた人は何が快挙だったのか,聞いてみたいですね.
きっと何かいいことがあったんでしょう