昨年から猛威を振るっている韓国の鳥インフルエンザで、キョンギ道のポチョンで猫も感染したという報道がされました。
この記事では、まだ確定が出ていませんでしたが、今日2日のニュースでは、猫の感染が確定したと報道されています。
この記事によると、発病した猫を捕獲するために12名の職員が接触しているので、ワクチンを処方したと書かれています。
また、猫から人間への感染事例は報告されていませんが、注意が必要でしょう。
今回の鳥インフルエンザの大流行ですが、地図を見るとほぼ全国的に広がっているのがわかります。ちょっと古いですが、地図を紹介しましょう。(昨年12月16日現在、最近は地図を発表しないようです)
今回の大流行の原因として、つぎの理由が考えれられます。
1 鳥インフルエンザのウイルスを持っている渡り鳥の個体数が増えたこと。
2 初期の防疫に失敗したこと。テレビでは、卵の出荷の時のフォークリフト用のトレーが消毒されていなかったと報道しいました。
3 現場に専門の担当者がキチンと配置されていなかったこと。現在、月に約18万円の人件費で配置しなければならず、結局、契約制の職員を配置するしかないとのことです。契約職なので経験も蓄積されず、同じことを繰り返しているような気がします。
4 農家に配られた消毒液が効果がなかったこと。被害をこうむった農家のうち効果のない消毒液を使っていたという報告があります。
5 朴槿恵退陣運動などで、公務員、とりわけ中央官庁での緊張感がないこと。
これ以外にも、いろいろありそうですが、今後もチェックしていこうと思います。