フィギュア世界選手権、キム・ヨナ金メダル！

ミスしてもキム・ヨナ女子初の200点超えＶ(スポーツニッポン) - goo ニュース
　
　素晴らしい演技でした。史上初めて200点を超えたキム・ヨナのフリーは、次元が違いましたね。韓国のテレビでは昨日の午後から今日の朝まで、キム・ヨナのことばかり報道しています。

　表彰台の上で韓国の国歌が流れたとき、目に涙をにじませていたのが印象的でした。いままで一度も泣かなかったとの事。今回も体調は万全ではなかったそうです。それにもかかわらずの、完璧な演技。努力の結果といってしまえばそうですが、それと同時に精神力の強さも感じました。

　というわけで、キム・ヨナの出ている最近のCFを紹介しましょう。先日のヒュンダイ自動車とは違って、明るく楽しいCFです。

kim yona



　安藤美姫の３位もすごいですね。完全に復活したという感じ。安心して見ていられました。
　

引越しすると？

　２匹のマルチーズを飼っていますが、今住んでいるエリアのマンションは犬を飼うのにあまりうるさいことはありません。日本と違って、ホント助かります。ここは外国人もかなり住んでいるところで、ペットを飼う人たちが多いから、そんな雰囲気があります。

　でも、あと1ヶ月ぐらいしたら、ここからサヨナラです。京畿道の南楊州というところに引っ越すので、これからが心配ですね。引越し先もマンションですが、周りの人たちが犬に好意的ならいいのですが。

　あと、ここの動物病院になれたので、新しい動物病院が大丈夫かなというのも心配です。

　というわけで、僕の家のポミ（メス）とチャングン（オス）を最近の様子を紹介しましょう。

　

北朝鮮のミサイル発射は？

　今日はちょっと固めの内容で、書きます。

秒読みの北朝鮮ミサイル実験、今後起きうる6つのシナリオ(トムソンロイター) - goo ニュース
　
　北朝鮮のミサイル実験に関して、今後起こる可能性のある６つのシナリオが報道されています。この報道に関して気になったことが少しあります。

　まず、最近の北朝鮮の反応の悪さ、判断のまずさは何故なのかという問題です。結論から言うと、キム・ジョンイルは健康問題で政治的な能力がかなり低下しているのではないかという点です。

　ミサイル発射のあと、最高人民会議（？）が開かれるのがパターンになっているそうなので、この時、ポスト・キム・ジョンイルの動きがあるかもしれませんね。

　次に、もし北が崩壊した場合、危ない仕事をしてきた人たちが、どこに行ってしまうかという問題です。それまで、組織によってコントロールされてきた人たちが、バラバラになってしまい、コントロールできなくなるという危険性について、言及する人はあまりいませんね。こんな連中が犯罪組織やテロ組織と手を組むという可能性は十分あるので、こんなところも怖い部分です。

　どちらにしても、軍事的な抑止力、いいかえれば理性的な判断や計算が、いまのところ働いているわけですが、これが働くなくなったら大問題なわけで、今後どうなるか目を放せません。

　この記事には、韓国の経済がどうなるかということばかり書かれていますが、この半島（北も南も含めて）に暮らしている人たちが、実際どうなるのかについては、まったく言及されていませんね。ホント、これから、どうなるのでしょうか？


＊それはさておき、キム・ヨナ、SPで世界新記録。やっぱり、すごいですね。

　

キム・ヨナの人気

　浅田真央のライバル、キム・ヨナの人気はものすごいものがあります。韓国ではテレビをつけていたら、彼女のCFが必ず目に入ります。 　
ヒュンダイ自動車のCFは、キム・ヨナ本人が歌っているのでいっそう話題になりました。可愛いし、スケートは上手だし、歌までできて、英会話もかなりのレベル（英語でインタビューに答えていました）。


CM - 2009 Yuna Kim CF - Hyundai Motors (Sung By Yuna)




真央ちゃんとは、いいライバルと言っていましたが、マスコミやファンの応援が過熱しすぎないことを願います。というわけで、今日からフィギュアの世界選手権。二人とも、頑張れ！

イチローと浅田真央

　週末、韓国に戻ってきましたが、COPAN新聞の翻訳のチェックなどで、ドタバタしていました。来週からは別の仕事も本格的にスタートしそうです。湿地保護のNGOの仕事も山と残っています。会議のこの不況のなか、忙しいことはいいことだと考えましょう。

　さて、またスポーツの話題を。
　ようやくWBC（ワールド・ベースボール・クラッシック）が終りました。日本と韓国の決勝戦、すごい試合でしたね。すでに先日述べたように、韓国ではイチロー嫌いの人が多いわけで、そのイチローが決勝点を入れたのですから、皮肉なものです。韓国の報道も、良くやった、というのがメインになっていますが、でも日本に対しての批判がなくなったわけではありません。
　
　あの＜サンケイ新聞＞の記事（３月25日）にこんな部分があります。

～　非紳士的と問題にしたのは、中島遊撃手が六回の守備で二盗を試みた走者の顔にひざが当たったプレーと、七回の攻撃で一塁走者の中島が併殺を避けようと二塁手に体当たりしたプレー。会見場での「高慢な態度」とはイチローを指し、同紙は「イチローは試合後の記者会見場でいすのひじ掛けに片方の腕を乗せ、斜めにもたれかかるように座りながら、質問に答えた。答える途中で一人で笑った。勝者としての喜びや余裕と見るには見苦しい」と報じた。～


　このシーン、決勝戦の後、いやになるほどテレビで流れていました。あのシーン、中島だって痛かったんじゃないかなと思うぐらい、ものすごいヘッドスライディングでした。不可抗力だと思いますが、日本の選手がわざとやったというストーリーを感じられるように編集されていました。

　実は、ヘッドスライディングをした選手は、第２ラウンドで内海投手から頭へのデッドボールを受けていて、このシーンも繰り返し報道されていたのです。そんなわけで、日本の対する恨み（？）があるせいでしょうか、決勝戦の後、銀メダルを首にかけなかったという報道までされています。

　どうも、最近日本と韓国の間でスポーツを巡る報道がオーバーヒート気味なのを感じます。フィギアスケートの＜妨害事件＞もそんなケースの一つです。

　たまたま、最初に報道された韓国SBSのスポーツニュースを見ていましたが、アナウンサーの解説が、ちょっと感情的（あるいは扇動的）でした。はっきりとは覚えていませんが、「衝撃的な事実が明らかになりました」というアナウンサーの最初の言葉は、ちょっとやりすぎですよ。そのうえ、日本のある選手という言い方は、ますます怪しい。画面もモザイクが入って、まるで犯罪者。これはちょっとひどいなと思いました。

　まあ、日本の報道も韓国と比べてそんな立派なものではないので、五十歩百歩でしょう。ただ、スポーツが日本と韓国の友好のためでなく、お互いの偏見と蔑視を助長するものであれば、これほど悲しいことはありません。もうちょっと冷静な報道ができないものでしょうか？

一時帰国して ～その参

　日本に戻ってイライラすることがあります。

　韓国の場合、インターネットが発達したので、さまざまな公文書や証明書をインターネットで請求できますし、確認することができます。もちろん、国民のすべてに住民登録番号があるため本人確認がしやすいという背景もありますが。

　日本の場合、住民登録の番号はありませんし、いち早く電算化されたため、いまのネット環境には合わないものもあるみたいですね。年金のデータばあい、名前がカタカナで入力されていましたよね。こんなの、今の時代から考えると信じられないぐらい旧時代の遺物ですよ。

　韓国の場合、マンションに住んでいる人が多いので、インターネットの普及もあっという間に進みました。たしか、98年ごろからインターネットが大衆化し始めて、2000年を境に、一挙に進んだというのが実感です。

　94～5年ごろ、アレアハングルという韓国で開発していたワープロソフトで論文を書いていた時代が、はるか昔のように感じられます。当時は、韓国語ワープロソフトには日本語のフォントだけがあるものでしたので、ひとつひとつ活字を拾うように入力をしました。そうでなければ、OSを切り替えて、日本語環境にして一太郎で日本語の文章を入力しました。

　プリントするときも大変で、韓国語用と日本語用の二つのプリンターを切り替えて使ったものです。日本語と韓国語が同時に入力でき、プリントもできるのは夢のような話でした。

　そんな時代から、10年ちょっとでこんなに状況が変わるとは思いませんでした。昔の話に、もう少しお付き合いください（つづく）。

一時帰国して ～ その弐

　昨日は、沖縄の泡瀬干潟の埋め立てに反対するシンポジウムに参加してきました。

　このシンポジウムは昨年のラムサールCOP10のとき知り合いになった人たちが主催をしているので、再会を楽しみにして参加しました。とくにエコツアーで一緒になった泡瀬干潟のグループと、有明海・諫早を守るグループの人たちが、一緒になって反対をしています。この泡瀬干潟の埋め立てについては、こちらのHPをご覧ください。

　泡瀬干潟を守る連絡会　ホームページ

　とにかく政府と行政が経済的な合理性もなく、やみくもに干潟に浚渫（しゅんせつ）泥を捨ててさんご礁を生き埋めにしているという、バカなことがまかり通っています。昨年11月19日には、沖縄地裁で経済的な合理性がないということで工事に関わる公金の支出は違法だという判決が出ていますが、これを無視して今年の１月15日に埋め立て＝泥の投げ捨てを始めたのです。

　市谷で行われたシンポジウムには、150名以上の方が参加し、昨年のCOP10以来の知り合いと久しぶりに会いました。特に司会をされたKさん、準備に駆けずり回っていたJさん、Hさん、ごくろうさまでした。

　なお、韓国でも、インチョンとソウルをつなぐ運河建設のため、漢江（ハンガン）河口の干潟がなくなろうとしています。このことも近日中にまとめて、お知らせするようにします。日本と韓国の市民団体が力をあわせて、干潟の埋め立てや自然環境の破壊を食い止めたいと思います。
　
　と、きょうは大変、マジな話になってしまいましたね。では・・・・
　

　　　

一時帰国して ～ その壱

　今、東京の御茶ノ水です。

　日本で用事があり、一時帰国しました。最近、日本に来るたび思うのは、雰囲気が暗いということ。なんか、街中に元気がないなあ。まあ、僕もあまり元気じゃ名から、人のことは言えないけど。

　もうひとつは、20年前、30年前のものをそのまま使っているということ。電車に乗ると、それを感じます。ソウルの地下鉄が新しいからでしょうか、日本の電車、特に東京の山手線などに乗ると、古いなと感じてしまうところが、あちこちにありますね。

　最後に、暖かいこと。みんな厚くないかなと思うぐらい、分厚いダウンジャケットなんかを着ていますね。やはり、ソウルの寒さに慣れたからでしょうか、東京は暖かいです。

　これから土曜日までいますので、暇を見つけて、アップします。

僕の韓流～ペク・ジヨン

　またまた、芸能関係のことを書きます。

　日本に進出している韓国の歌手は、BOAを除くと、ほとんど男性です。まあ熱狂的な韓流ファンは＜オバサマ＞たちが多いので、必然的に女性歌手は注目されません。企画するほうもそのへんは十分に心得ているので、女性の歌手を日本で売り出そうとしていないみたいです。

　でも、いい歌手たくさんいますね。

ペク・ジヨン～＜銃に撃たれたように＞　ミュージックビデオ

　このペク・ジヨンも過去にいろいろあった歌手ですが、最近カムバックしました。ここ数年はテレビから干されてしまい、クラブなどのステージや地方公演などで歌い続けていたそうです。

　クラブ（こちらではキャバレーとかナイトとかいうステージ付があって、歌を聴いたりショーを見たりして、お酒を飲むところです）出演は、酔っ払い相手だからたいへん仕事。こんな仕事を通して、歌がホントに上手になったみたいです。こんなに歌が上手だったなんて、知りませんでした。

　いい歌だから、ぜひ聴いてみてください。

＊ユーチューブで　Baek ji yong と検索すればヒットするはずです。

X JAPAN のこと

　韓国で人気のある日本のロックグループ、＜X　JAPAN＞の韓国公演（３月２１、２２日）が、急遽中止になりました。
　
　実は去年の８月に初めての韓国公演を行う予定でしたが、11月に延期され、その11月のコンサートもヨシキの体調が不調という理由で、この３月に延期されたのでした。そのため、こちらのファンの反応も厳しいものがあります。

　韓国の公式サイトの掲示板にもキツイ意見が載っているそうです。

～こうなると思っていたので、前売りチケットを買わなかった。
　
～韓国公演をすると騒いでいたが、またこの結果。ふざけるな。もうコンサートをしてもしなくても、気にしない。

～最初から期待してはダメ。彼らはラスト・ライブで終っていた。

～チケットが売れなかったから、中止になったのではないかな。

～ソテジのコンサートに行ったほうがましだ。

などの意見があると、新聞で報道されました。

X　JAPANのコンサート中止にファンの怒りが（韓国の新聞記事）　

　
　まあ、＜X　JAPAN＞にはもともと興味が無いので、「へえー、そうなのか」という感じで読みましたが、常識で考えてもひどい話ですよね。１週間前に中止するなんて、損害賠償ものですよ。もしかすると、「ケンチャナヨの韓国だから中止にしても大丈夫」と思っていたら、それこそ大変なことです。

　こちらの主催者側はチケットの払い戻しをすると言っていますが、ネットで前売りを買っているので、払い戻しのときキャンセル料をとられるはずですよ。ホント、ファンは大損です。

　韓流タレントや韓流歌手（もはやスターじゃないですね）の日本での安易な芸能活動が批判されるときがありますが、日本の歌手もヒドイですね。こんなことお互いにやっているのも、お互いに相手をバカにしたり、見下していたりするからですよ。いい加減にしてほしいです。