韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

日本&韓国、ベスト8ならず!

2010-06-30 02:02:49 | 韓国あれこれ
 本当に残念でした、日本がPK戦で負け、ベスト8はなりませんでした。韓国もウルグアイにまけ、ベスト8進出に失敗。でも、日本も韓国も良くがんばったと思います。両国の選手やスタッフの人たちに、こころからご苦労様、ありがとうと言いたいです。

 日本も韓国も若い選手ががんばっていたので、4年後が楽しみです。2年後にはロンドンオリンピックもあるし、今年の11月には中国でアジア大会もあるし、皆さんがんばってください。日本と韓国が切磋琢磨して、アジアのサッカーのレベルをまた引き上げていくことを願っています。

 でも、正直言って、あと1試合ぐらいは見たかったなあ…   

4大河川反対のマンガ

2010-06-26 10:40:08 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 先日、韓国の国会議員会館で4大河川の問題点を話し合う討論会が行われました。この内容は次の機会にアップしますが、この討論会の主催者団体の「大韓河川学会」が四大河川反対のキャンペーンのためにマンガを作りました。今回日本語版もでき、次のサイトで見ることができます。

韓国4大河川反対のマンガ(日本語版) 

 僕も読みましたが、四大河川再生事業の問題点をコンパクトにまとめて分りやすいですよ。ぜひ、皆さんもご覧になってください。

 韓国は、そろそろ梅雨になります。6月の中旬から7月の中旬ぐらいまでが梅雨で、7月から9月ぐらいまでは集中豪雨や台風のシーズン。いま工事中の4大河川の堰(ダム)の工事現場で事故や災害が起きないか心配です。浚渫した土砂を河川敷にそのまま積み上げている地域もあるそうですし、今月末には鋼鉄の水門をはめて、今まで水を止めていた鉄板を抜く工事をするそうですが、水門の使用基準も定まっていないし、可動式の水門の電気回路が大丈夫なのかという問題点もあるそうです。

 どちらにしても、7月にまた<4大河川日韓市民視察団>を行いますので、詳しく見てきます。  

日本も予選突破! 韓国でワールドカップを観ながら

2010-06-26 01:12:31 | 韓国あれこれ
 昨日の試合は夢のようでしたね。今までなかなか点が取れなくてストレスがたまっていた日本代表でしたが、いつの間にか3点も取るなんて。朝6時近くまでテレビを甲斐がありました。こうなったら日韓両国、ベスト8、ベスト4まで勝ち進んでほしいものです。まあ、決勝戦で日韓の対決になるということは、まず無理でしょうが、ベスト4でそれぞれ負けると3位決定戦でぶつかることになりますが…、ちょっと難しいですかね。

 今回のワールドカップ、韓国ではSBSという民放が独占中継しています。今年、2月の冬季オリンピックもそうでしたし、次回のワールドカップもSBSが独占中継をするそうです。で、SBSの中継を見ていて気になったことがありました。試合の前に国歌を歌いますが、他の国は歌詞が韓国語に翻訳されて字幕で流れるのですが、日本の君が代の場合、この字幕がないんです。やはり、植民地支配を受けた時期、君が代を強制的に歌わされた過去があるわけで、韓国語の翻訳はなじまないみたいですね。こんなことを書くと、嫌韓派の人たちから、いろいろ言われそうですが、まあ、これが韓国の現状でして、歴史的な背景を含めて事実として受け入れる必要がありますね。

 さあ、明日は韓国の試合。がんばれ!

 

韓国、予選リーグ突破!

2010-06-24 03:19:48 | 梧南里(オナムリ)便り~韓国ニュースあれこれ
 いやあ、はらはらしながら朝までワールドカップの中継を見てしまいました。
 試合の内容はともかく、韓国の予選リーグ突破、おめでとうございます。決まったとき、僕の住んでいるアパートから、控えめでしたが歓声が沸きました。それもそうですね、朝の5時半ごろなんですから。まあ、アルゼンチン戦でオウンゴールをやってしまったパク・チュヨンも1点入れたので、また人気が出そうです。その分、以前Jリーグの神戸にいたキム
・ナミルはペナルティーエリアでファウルをやってしまい、これから大変だろうな。

 というわけで、今日は久しぶりに梧南里便りを送りましょう。
 2~3日前に、近くにあるポンソン寺に行ってきました。近くをドライブして、いつも何気なしに通り過ぎていたので、どんなお寺か気になって立ち寄ってみたのですが、これが思っていたよりもずっと良いところでした。

 お寺の横にハス池があって、そろそろハスの花が咲きそうです。7月の下旬にはハス祭りがあるそうで、以前このブログでも紹介したマヤというロック歌手がコンサートをするとか。韓国のお寺、日本ではまだまだ知られていませんが、自然に囲まれ、落ち着いた雰囲気のところが多いのですが、このポンソン寺も素敵です。

 拝観料も要らないし(文化財に指定されると拝観料、正式には文化財保護の分担金ですが)駐車場もタダ。オナム里のお気に入りの場所が、もうひとつ増えました。外国の観光客など、まず来ないところなので、自分だけの韓国を見つけたい人にお勧めの場所ですよ。

 カメラを持っていかなかったので、ケイタイで撮ったものですが、こんなところです。




お寺の前にあるハスイケです。遊歩道も整備されていてなかなか立派です。


ここからは馬から下りないといけないという文字が書かれた遺跡。


ポンソン寺の本殿。大きくはありませんが雰囲気のあるところ。中でお祈りしている信者がいました。


本殿の横にある建物。中ではお坊さんと参拝客が話をしています。韓国のお寺では良く見かけます。


本殿の向かい側にあるろうそく祈願のケース。願い事の落書きがあるのは珍しいです。書こうと思いましたが、もうスペースがない!


ハス池の手前にある畑。お寺の畑か、隣の食堂の畑か、今度行ったときに聞いてみます。

あと1時間で韓国戦です

2010-06-23 02:05:04 | 韓国あれこれ
 あと、1時間ほどで韓国の予選最終戦です。さあ、泣いても笑ってもこの試合に勝てば、予選リーグ突破。引き分けだと他のチーム次第。負けたら、これで終わり。

 ソウル市内だけでも10箇所近くで大規模な街頭応援が行われています。明日の仕事はどうなるのでしょうか? (まあ、僕もそうですが)

 勝ったら休日になるので、というのは冗談ですが、会社でも休みのところがあるそうですから、まあ明日一日は仕事にならないですね。

 あさっては日本の予選最終戦。日韓共に予選リーグを突破することを祈っています。

日本が勝ちました!!!!

2010-06-15 02:39:01 | 韓国あれこれ
 いやあ、まさか勝つとは。ワールドカップという大舞台で、よく1点を守りきったなと驚いています。

 韓国のパク・チソンのゴールもすごかったけど、今日の本田のゴールもすごいです。後半カメルーンに追い込まれましたけど、よく守りきりましたね。僕は韓国のSBSというテレビ局の中継で見ましたが、この中継の解説があのチャ・ボムグン。80年代(かな?)ドイツのブンデンスリーグで活躍し、いま水原三星の監督です。まあ、感情的でなく理にかなった解説だったので、ゲームの内容もよくわかりました。

 でも、僕の住んでいる団地は静かでしたよ。3日前の韓国ーギリシア戦のときは、シュートのたびに団地のあちこちから歓声が聞こえ、パク・チソンのゴールのときは団地全体が揺れるぐらいの歓声でしたが。でも、日本も勝ったから、最高ですね。なにしろ、「ドーハの悲劇」を韓国のテレビで見た世代なので、今回の勝利は感無量です。

 それにしても、ハヤブサも無事に帰還して、最近うれしいニュースがいっぱいですね。良い事がこれからも続くように、頑張らなきゃ。

頑張れ! チョン・デセ!

2010-06-12 01:50:54 | 韓国あれこれ
 ついにワールドカップ南アフリカ大会が始まりましたね。

 何をやりたいのかまったく見えてこない日本代表より、韓国代表や北朝鮮代表のほうが期待できますよ。その北朝鮮チームには韓国でも人気のある在日のチョン・デセがいます。韓国語(彼にしてみれば朝鮮語ですが…)がうまいのは知っていましたが、英語もなかなかですよ。先日のナイジェリア(だったと思います)戦のあと、海外の報道陣にどうどうと英語で話していました。意地の悪い政治的な質問にも、政治とスポーツは別だからときちんと答えていました
 
 というわけで、この英語のインタビューを探したのですが、見つかりません。しょうがないので、ギリシアとの練習試合のゴールシーンをどうぞ!
 

North Korea VS Greece (Chong tese\'s goals)



ラムサール事務局長がナクトンガン河口を訪問!

2010-06-10 02:59:03 | 韓国あれこれ
 今日のKBSのローカルニュースで、ナクトンガン河口をラムサール条約事務局のアナダ・ティエガ事務局長が訪問し、ラムサール湿地として世界的な価値のあるところだと発言している様子が報道されました。

 日本から見ることができるかわかりませんが、次をクリックしてみてください。ニュースのページが出ます。

KBSニュース

 実は、7日から11日までの日程で、「生物多様性と生態系サービスに関する政府間科学プラットホーム」(IPBES)という会議がプサンで行われています。これに、私たちにも馴染み深いラムサール条約事務局のルー・ヤン博士とアナダ・ティエガ事務局長が参加しています。
 この件に関しては、プサンの仲間から詳しい話を聞いて、また皆さんにお知らせします。
 

くまもと発 日韓青少年環境教育 エコキャンプのお知らせ

2010-06-09 01:44:03 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 ひょんなことでメールのやり取りが始まった<環境ネットワークくまもと>から
夏休みに子供たちの環境教育のキャンプをするという便りをいただきました。
 もし、熊本にお知り合いがいらっしゃったら、ぜひPRをしてください。

 僕も今年の夏は、名古屋の藤前干潟の子供たちと慶尚南道の子供たちの交流のお
手伝いをすることになりました。このような交流、とくに子供や若い人たちの交流が
いっそう広がるように頑張りますので、協力をお願いします。

 詳しくは<環境ネットワークくまもと>のHPをご覧ください。

  環境ネットワークくまもと

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        今年の夏休みは、韓国でECOを学ぼう! 
        集まれ!! 小学4年生~中学3年生! 
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     日韓青少年環境教育 エコキャンプ in 韓国
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           ■□ 参加者募集 □■
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


このプログラムは、日本・韓国の青少年(小中学生)らが、一緒に考え・学ぶ
ことで、それぞれの感性・知識・行動能力などをつける機会となります。
国境を超え、「環境」をテーマに集まった次世代を担う日本と韓国の青少年が
交流を深めながら、韓国・忠清南道で行う4泊5日の環境教育プログラムです。
普段の生活とは違う場所で、様々なものを見たり聞いたり体験することで、
新発見・再発見などがきっとあるはずです。


■日程:2010年8月5日(木)~9日(月)
■場所:韓国・忠清南道(忠清南道は熊本県と姉妹都市です)
■対象:小学生4年生~中学生(10~15才)
■募集人数:12名(応募者多数の場合は申し込み順)
■参加費:69,000円(食費・宿泊費込、保険料別)


主催/NPO法人環境ネットワークくまもと
協力/EPO九州(九州環境パートナーシップオフィス)
名義後援/熊本県(予定)

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◇プログラムのみどころ
韓国には、キムチをはじめ様々な食文化が根付いており、実際に作る・食すなどの
体験や見学も行います。
また、環境に配慮した暮らしが行われている「環境村」にも滞在。環境に配慮した
農業や酪農などを実践している現場を見ることができます。韓国のお宅でのホーム
ステイも含まれており、韓国の生活を実際に体験することができます。
国際交流しながら「食」と「環境」をテーマに、楽しみながら学べるプログラムで
す。

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      NPO法人環境ネットワークくまもと
        理事(事務局)  園田敬子
       〒862-0973 熊本市大江本町6-24>     
      TEL/FAX 096-362-3776
      E-mail home@kankuma.jp
      URL http://www.kankuma.jp

パルダン有機農業耕作地は、今も頑張っています。

2010-06-09 01:23:39 | 環境問題&有機農業
 先週、パルダン有機農業耕作地の周辺に行ってきました。

 ここでは去る2月に南楊州(ナムヤンジュ)側の、そして5月11日には楊平(ヤンピョン)側の測量が行われました。この測量は、国有地の上にある建造物などを調べ、保障金額の積算に使うもので、南揚州側はすべて終わりましたが、楊平側は農民や生協の組合員たちが阻止して、測量は中止になりました。というのも、6月2日の地方選挙を目前にしていたため、選挙にマイナスにならないように、当局が自制をしたようです。

 農民たちは保証金を貰って移転することには同意していませんので、南楊州側はいつでも強制執行できる段階だそうです。(保証金を裁判所に供託すれば可能だと聞きました)ただ、南楊州側もスポーツ施設や自転車道路を作るための測量はまったく行っていませんので、測量があるたびに抗議・阻止をするという息の長い運動になりそうです。

 以上は、パルダン生活協同組合の店舗で事務局長のパン・チュンベさんから聴いた話ですが、とても元気な様子でしたし、生協の売店にも数人、買い物客がいました。また、工事予定地内の農地でも以前と同じように農作業は行われています。

 それで、皆さんにお願いがあります。夏休みにパルダンを訪れたいという方がいたら、連絡をください。ソウル市内から電車で行けるところですし、湖と湿地と田んぼや畑、山などがとても美しいところです。2月の4大河川日韓視察団のときは、緑が余りありませんでしたが、いまは生茂っています。

 7月に行われる日韓視察団はナクトンガンを中心に行いますので、パルダン地域は訪問できません。ですので、環境問題や韓国に興味のある方が一人でも現場を訪れて、パルダンの彼らがどんな気持ちで農作業をし、頑張っているのかを感じてほしいと思います。

 興味のある方、ぜひご連絡ください。

 
2月のパルダンの風景。まだまだ寒い時期でした。


2月の視察団の記念写真。ここが楊平(ヤンピョン)側の有機農業耕作地です。


豊かな自然の楊平の両水里(ヤンスリ)またの名をトゥムルモリ。この裏手が有機農業の耕作地です。


パルダン湖に浮かぶ、伝統的な船。ここには散策路があり多くの市民たちがのんびり歩いていました。