韓国で集中豪雨をもたらした雨雲が日本へ移動して、新潟や福島では大雨だそうで、ちょっと心配です。新潟のささがみ農協の方、佐渡の皆さん、南相馬の方、みなさん大丈夫でしょうか。この豪雨については、あたらめてコメントすることにして、先週の交流会の写真をご紹介します。
オープニングは<ホンソン農業技術センター>で行われました。韓国の自治体にはこのようなセンターがあり、農業技術の教育やIT教育や料理教室などが運営されています。
オープニングの後の夕食、メニューはビビンパ。岩淵先生、佐渡の斎藤さん、大井さんの姿が見えます。食べ終わったころに、オリザネットの古谷さんと東大の棚田さんが無事に到着。
夕食の後、3つに分かれて分科会。僕は通訳で<カエルの調査>。というよりは観察会でした。場所は、ホンドンのムンダンリにある<環境農業教育館>の周辺の田んぼです。
田んぼがあると、すぐ近くに行く仲間たち。降りようとしているのは京都大学の向井さん。
暗くなるまで、PPTで韓国のカエルのお勉強。メンコンイ(ジムグリガエル)に人気が集中。日本雁を保護する会の呉地さんも、かわいいと気に入った様子です。
ビニールの中のメンコンイ。やっぱり写らないですね。
さて翌日は5つのグループに分かれて、生き物調査へ。写真はささがみ農協の荻野さん。
僕のグループは<1㎡定量調査>。ホンソンで農業を始めて4年目のシム・ジェウォンさんの田んぼで調査です。
ホンソンは韓国で初めてカモ農法を実践したところ。現在でも20%がカモ農法。70%がジャンボ・タニシ、残りの10%が生物多様性農法。
生き物調査へ向かうオリザネットの古谷さんと宮城の青木さん。
右に移っているのがクォン・ヘギルさん、今日のリーダーです。ホンソンのプルム学校の卒業生です。
こうやって1㎡の広さを決定します。
いっしょに生き物を調べているのが大井さん、佐渡生きものがたり研究所の仲間です。
田んぼの横の小川で足を洗う。数日前の大雨で川底の砂が流れ、コンクリートをうった川底が見えていました。
シム・ジェウォンさんの番犬。北朝鮮産の固有種です。
生き物の分類をしています。
シム・ジェウォンご夫妻。シッケ(お米ジュース)、マッコリ、カムジャジョン(ジャガイモのチヂミ)
マッコリ、おいしいですね。
ほかのチームのメンバーもやってきて、あっという間に大混雑。
調べた結果を、シートに記入します。
シャーレに分類された生き物たち。
これが有機農業認定の看板。
秀明自然農法ネットワークの酒井さんと、ささがみ農協の荻野さん。
生き物調査を終えた舟橋先生。埼玉でサギの保全運動をしています。
京都大学の向井さん。やはりフィールドの研究者、足元は地下足袋でした。
荻野さんと古谷さんのお二人も、生き物調査ファッションが似合っていますね。
というところで、続きます。