韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

朝鮮半島DMZ平和の人間の鎖アクションに参加を!

2019-02-26 12:47:22 | 韓国の市民運動

南北首脳会談と共同声明1周年を記念して江華島から江原道まで260キロにわたる非武装地帯を人間の鎖で繋ぐ平和アクションが、4月27日に行われます。今、韓国各地でこの人間の鎖を成功させるために地域の実行委員会や運動本部が作られていて、50万人の参加を目標に取り組まれています。
この平和アクションに参加し、南北の境界地域を探訪し、地域の住民や市民団体のメンバーと交流するスタディツアーを実施します。
26日の夜、ソウル市内のホテルに集合、27日は人間の鎖アクションに参加、28~29日にパジュ、ヨンチョン、チョルウォンなどの境界地域を探訪、30日に帰国するスケジュールです。(帰国日は調整可能です。29日帰国もできます)
バス一緒に動きますので、10名以上で実施します。航空券も高い時期ですので、早めに確保して下さい。
くわしいスケジュール等は3月中旬以降になりますが、とりあえず参加したい人はメッセージを下さい。
田中博(韓国スタディツアー世話人)


韓国でもクラウドファンディングをスタート!

2019-02-14 02:02:56 | 梧南里(オナムリ)便り~韓国ニュースあれこれ

日本だけじゃなく韓国でもクラウドファンディングを始めたので、頭がグチャグチャ状態^^
日本のほうはちょっと中だるみ、みなさん、ぜひお願いします。下のコメント欄にリンクを張っておきます。
韓国はスタートダッシュに失敗。2日間で2名だけ(涙) もし韓国に知り合いがいらっしゃいましたら、ぜひお伝えください。韓国のほうは本文にリンクを張っておきます。
日本は2月末、韓国は3月11日までクラウドファンディングを行い、その間に翻訳と字幕処理をやる予定です。まず、第1弾は”小さき声のカノン”にしようかなと思ってます。鎌仲ひとみ監督、よろしくお願いします^^
この作品、被爆した子供たちの母親たちの<闘い>を描いたもの、福島とチェルノブイリ(ベラルーシ)の母親たちがギリギリの状況の中、子供を守るために頑張っています。
韓国にも原発がたしか23基あり半分以上は日本海側、プサンのすぐ上にあります。世界で一番人口の多いところに作られた原発です。韓国の人たちにも原発事故が何か、放射能被ばくとはどんなものかを伝えようと思います。
実は韓国の原発で排気のときに放射能が一緒に漏れる原発があるんですよね。この放射能によりガン(白血病)になった一家が裁判を起こしたこともあります。
4月の初めにソウルで試写会をやる予定ですが。ぜひ回りの人にもクラウドファンディングのことをお知らせください。

韓国のクラウドファンディング・サイト

日本のクラウドファンディング・サイト


なぜ、ドキュメンタリーの自主上映を始めるのか その2

2019-02-07 12:28:51 | 梧南里(オナムリ)便り~韓国ニュースあれこれ

JAPAN FILM PROJECT のクラウドファンディングに協力していただいみなさん、ありがとうございます。いま、合計30人、236,000円集まりました。目標金額は100万円、今月末までですので、あと22日残っています。まだの方、お早めにお願いします^^

さて、なぜこんなプロジェクトを理由について、日本と韓国の相互理解という観点で書いてみます。
韓国で10年ほど日本語を教え、その後環境団体などを中心に日韓の市民交流のコーディネートや通訳をしてきましたが、最近の日本の動きについてかなりの危機感を感じています。特に徴用工をめぐっての判決やレーダー照射を巡っては、挙国一致・国民総動員ではないかと思うぐらい日本の世論やマスコミが右傾化し批判精神を失っていると感じました。
この流れをこのまま放置しておくと、たいへんなことになりそうな気がします。そんな流れがあるからこそ、新しい日本と韓国との出会いと対話の回路を作りたいと考えています。今回の日本のドキュメンタリー映画を韓国で上映するプロジェクトを始めることにしました。また将来的にはインターネットを活用してストリーミング配信を行って上映することを目指します。ストリーミング配信ができれば、韓国のドキュメンタリー映画を日本で視聴することも可能です。
では、ドキュメンタリー映画をなぜ選んだか、やはり批判精神や問題提起などが鮮明なものが大事だと考えたからです。インターネットの発達で様々な情報をたやすく手に入れることが可能になりましたが、どのような情報が信頼に値し、どのような情報がフェイクなのか、判断するのがだんだん難しくなっています。そのような状況に少しでも歯止めをかけたい思いで、今回のプロジェクトを始めることにしました。
ぜひ、そのような思いをご理解いただけたらと思います。

田中博(JAPAN FILM PROJECT)


なぜ、始めるのか~その1

2019-02-02 14:25:05 | 梧南里(オナムリ)便り~韓国ニュースあれこれ

日本のドキュメンタリー映画を韓国に紹介しようと思いたった理由の一つに、フクシマ原発事故の問題があります。
僕が日本に行くと韓国政府から"30キロ以内に近づかないように"というメッセージが事務的に!来ますが、それで片付く問題じゃないんですよね。以前は韓国人と一緒に日本に行くとき、放射能は大丈夫か、食べ物は危なくないかと聞かれましたが、最近は聞く人、ほとんどいなくなりました。
これじゃダメですよね。
もちろん、汚染水の問題などニュースでは、けっこう詳しく報道されますが、単発なので、まだまだ足りないです。もっとキチンと伝えないとダメだと思っています。
できれば、年に2本ぐらいはフクシマ原発関連のドキュメンタリー映画を紹介したいですし、避難された方が自ら撮った作品があれば、ぜひ紹介したいです。
写真は、多分4月上旬ごろ第1回目に試写会をやる「小さき声のカノン」です。
クラウドファンディングのサイトは書き込み欄にリンク先を貼っておきますので、まだの方、よろしくお願いします!

クラウドファンディングのサイト

小さき声のカノン