韓国では4大河川、ソウル近くの漢江(ハンガン)、白馬江の下流の錦江(クムガン)、馬山近くの栄山江(ヨンサンガン)、そして釜山の近くの洛東江(ナクトンガン)の整備事業がまともな環境アセスメントも行わずに進められています。具体的な工事は固定堰を合計で16箇所作って、川底の浚渫と護岸整備を行うわけですが、一言で言って川をコンクリートで固める土木工事をするわけです。
この4大河川整備事業とリンクしてソウル市がバカなクルーズ・ツアーのためにハンガンを整備するというニュースが流れました。
5000トン級のクルーズ船が通れるようにハンガンを浚渫して、龍山(ヨンサン)の近くにクルーズ船が停泊できる施設を造ると言うのです。今ですら仁川(インチョン)や平澤(ピョンテク)、群山(クンサン)に定期航路がありますし、利用客も安い航空路線に客を取られているのに、20時間もかけて4泊5日のツアーを利用する中国観光客が、果たしているのでしょうか?
また、5000トンといえば釜山と下関を結ぶフェリーよりも小さいですから、クルーズ・ツアーに必要な様々な施設を作るには船の大きさが小さすぎるという意見もあります。
実はハンガンには水上タクシーというモーターボートがあるそうで、ほとんど客がいなくて赤字続きで、税金で穴埋めしている状態です。
5000トンの船が通るためにはそれだけの川の深さが必要ですが、浚渫をするだけで水位を確保できるのでしょうか? この点は、どなたか教えていただけたらと思います。また工事をするとき、環境破壊の心配はないのでしょうか?
結局、土木工事をして景気を取り戻そうという発想ですが、こんなやり方では景気回復にはならないでしょう。そして、完成したときには赤字の埋め合わせを誰がするのでしょうか?
日本も韓国もお役所仕事の発想は全く同じですね。日本では無駄な公共事業をストップさせる動きが少しずつですが登場してきています。韓国でも、こんなバカげた計画をやめさせる動きが表れることを期待します。
この4大河川整備事業とリンクしてソウル市がバカなクルーズ・ツアーのためにハンガンを整備するというニュースが流れました。
5000トン級のクルーズ船が通れるようにハンガンを浚渫して、龍山(ヨンサン)の近くにクルーズ船が停泊できる施設を造ると言うのです。今ですら仁川(インチョン)や平澤(ピョンテク)、群山(クンサン)に定期航路がありますし、利用客も安い航空路線に客を取られているのに、20時間もかけて4泊5日のツアーを利用する中国観光客が、果たしているのでしょうか?
また、5000トンといえば釜山と下関を結ぶフェリーよりも小さいですから、クルーズ・ツアーに必要な様々な施設を作るには船の大きさが小さすぎるという意見もあります。
実はハンガンには水上タクシーというモーターボートがあるそうで、ほとんど客がいなくて赤字続きで、税金で穴埋めしている状態です。
5000トンの船が通るためにはそれだけの川の深さが必要ですが、浚渫をするだけで水位を確保できるのでしょうか? この点は、どなたか教えていただけたらと思います。また工事をするとき、環境破壊の心配はないのでしょうか?
結局、土木工事をして景気を取り戻そうという発想ですが、こんなやり方では景気回復にはならないでしょう。そして、完成したときには赤字の埋め合わせを誰がするのでしょうか?
日本も韓国もお役所仕事の発想は全く同じですね。日本では無駄な公共事業をストップさせる動きが少しずつですが登場してきています。韓国でも、こんなバカげた計画をやめさせる動きが表れることを期待します。