日記 11月28日

　今週一週間は、新聞の翻訳と翻訳チェックでヨイドの事務所に毎日通いました。この新聞というのは、同じ紙面で日本語と韓国語があるという、ものすごい！　新聞でして、ちょっとしたきっかけで仕事をするようになりました。
　始めてから、２ヶ月ほどたち（その間にラムサールＣＯＰ１０もあったわけです）ましたが、相変わらずドタバタやっています。月、２回の発行ですが、40～50ぐらいの記事の日本語に目を通すのですから、結構大変です。
　
　今日は昼間、その新聞を持って、新潟県ソウル事務所に挨拶をしに行ってきました。最近、円が高いので韓国から日本へ行く人がガクンと減っています。とくに、スキーシーズンを向かえ、日本の観光施設や韓国の旅行会社はたいへんです。レートにあわせた料金では高すぎるので、赤字覚悟で売る場合もあるそうです。売っても＜赤字＞、売らなくても、＜赤字＞というわけです。

　知り合いのアウトバウンド専門旅行会社（韓国人を日本に送る旅行会社）の人が、仕事が全く内とかなりの危機感を抱いていました。日本人を受け入れることもやっている旅行会社は、まあままですが、こちらもたくさん問題あります。パッケージツアーの料金自体が安いので、儲けはとても少ないですし、自分で航空券を安く買い、ホテルもネットで予約する人が多くなっています。じっさい、ソウル市内ならガイドなしでも、じゅうぶん動けますよね。第一、旅行会社のスタッフより詳しいサイトがあるので、これを参考にすれば旅行できます。

　どちらにしても、今までのような旅行会社は大変です。大手の中でも、いろいろ噂が流れているそうです。ほんとうに、厳しい世の中になってきました。

開城観光が中止に！

　昨日のニュースで現代アサンが行っていた開城観光の中止を、北朝鮮当局が通報しました。金剛山観光も中止になっていますから、韓国からの北朝鮮観光がすべて中止になってしまったわけです。
　
　金剛山には行った事がありませんが、開城は去年の12月５日の初日に行ってきました。行ったことのあるところに、当分の間行けなくなるのは、残念です。開城観光については、いろいろな意見があるのは分かりますが、南北間の対話がだんだん狭くなってきているのは事実。日本に知られていない民間交流もストップしたままです。北の体制や政策に問題がありますが、南北の対立が激化するのは困ります。

　ソウルに住んでいる人間として、やはり南北の交流や対話が盛んになってほしいと思います。

心機一転、韓国田舎情報室をよろしく

　ラムサールＣＯＰ10エコツアーと本会議が終って３週間ぐらいになります。この間、韓国の環境部の関係者の日本訪問のコーディネートをしたり、「韓日文化経済新聞　ＣＯＰＡＮ」という新しい新聞の仕事をしたり、あわただしく過ごしていました。
　やはりブログを毎日（できれば！）書くということは大切なことで、内容やカテゴリーにこだわらず、書くことにします。
　今までのカテゴリーの内容はだんだんホームページや「日刊ぶらっと」のほうに移行してすみわけをきっちりしましょう。

　で、サブタイトルもちょっと変えました。
　韓国田舎情報室/韓国田舎旅行案内人という肩書きを自分で作りました。これから韓国の田舎の情報を集めていって他にはないホームページを創りたいなと考えています。今回のエコツアーのときもこの肩書き入りの名刺で挨拶すると、一度で覚えてくれるので、だんだん気に入っています。

　というわけで、韓国田舎情報室/韓国田舎旅行案内人をよろしくおねがいします。ホームページもありますが、まだ表紙だけ。手作りで頑張りますよ！！

　韓国田舎情報室/韓国田舎旅行案内人のホームページ　韓国の田舎が好き！