さて月曜日の22日、本当は休館日なのですが、スンチョン市役所のご好意でビジターセンターを再訪問。経済環境局長の崔徳林さんからのレクチャーを聞きました。レクチャーの内容は、このツアーの呼びかけ人の後藤弁護士のブログをご覧ください。
福岡の弁護士 大橋法律事務所公式ブログ
ビジターセンターの中では湿地や湿地の生物、渡り鳥、葦などのテーマで展示がされています。休館日なので独占しました。
3年後には5キロほど上流(というか陸地側というべきでしょうか)に新しいセンターが作られるそうで、訪問客はそこで車から降りて、自転車かライトレールで移動することになるそうです。
すでに今年は訪問客が300万人を越えそうで、週末になると4500台ぐらいの車が駐車場を利用するそうです。湿地の賢明な利用、持続可能な活用を考えた時、スンチョン湾がこれから抱える課題というものにも注目する必要がありそうです。ということで、スンチョン湾の訪問もこれで終わり。最期にビジターセンター前の広場で記念撮影をしました。中央にいる人が崔局長です。ここには、ラムサール条約の説明の看板もありましたよ。
その後、僕たちはプサンへ。ここではプサンの湿地保護団体、<湿地と鳥たちの仲間>のキム・ギョンチョル事務局長、江原大学法科専門大学院のパク・テヒョン先生、そして佐渡のトキ調査で一緒だったパク・ソンベさんが合流。パク・テヒョン先生とは来年の4月ごろ、日韓の環境訴訟関係の弁護団でシンポジウムや学集会をしようと意思一致。キム・ギョンチョルさんも、以前ナクトンガンの河口にかかるミョンチ大橋(現在は乙淑島大橋)の訴訟にかかわり、二審のとき弁護士が見つからず、自分たちだけで裁判をやったことがあるそうで、みんなびっくりしました。
23日は帰国の日。ほとんどの皆さんの飛行機が5時50分出発なので、ナクトンガン河口を十分に見学することが出来ました。とくに、朝、気温が下がったので大気が澄んでいて、本当に遠くまでみることができました。また、パク・ソンベさんは以前ナクトンガン河口のエコ・センターに勤務していたので、とても充実した説明(苦労話やウラの話なども)を聞くことができて、勉強になりましたね。とくに、公立のセンターの役割とNGOとの関係をどのように作るかの話は、参考になりました。
ナクトンガンのエコ・センター。国際コンペの結果、日本人のデザインが採用されたそうです。
展示はなかなかユニークです。河の水の高さが透明なプラスチック版になっていて、そこから下の部分が水中の様子を展示していて、これはスルドイと思いました。これも、パク・ソンベさんのアイデアだそうです。
これは有名なガラス窓。ナクトンガンの河口が一面に広がり、目の前の人工湿地にも鳥たちがやってきます。
乙淑島の南のはじにある探鳥用の小屋。幼稚園の子供たちがどっとやってきました。また、ここは秘密のデートコースだとか。
ナクトンガンの河口。おなじみの峨嵋山(アミサン)の展望台から。ここにはじめて来たのが2008年のラムサールCOP10の時。最初のときも、キム事務局長の案内でした。今日は本当にいい天気、遠くの新港まで見えました。
ナクトンガン河口が終わってから、いつもの<ハルメチップ>でチャンオ・クッパッ(ウナギスープごはん)にパジョンにマッコリで昼ごはん。これも美味しかったですね。後藤先生の息子さんの光くん、1人で一人前以上食べていましたよ。
最期、ロッテマートという大型スーパーでキムチやのりなどのお土産を買ったのですが、韓国の大型スーパーではレジ袋が廃止になり、自分が袋を持っていくか、紙のショッピングバッグを100ウォンで購入するか、あとはレジの近くの梱包用台で空段ボール箱を利用するかです。空ダンボールの再利用は日本ではあまりないようですが、韓国ではいまや常識、こんなところは韓国のほうが進んでいますね。
ということで、スンチョン湾&ナクトンガンツアーも無事に終了しました。ぜひ、次は有明海周辺の自治体の職員や議員さんたちが見に来てくれるといいですね。また、干潟の保全活動に取り組んでいる各地の皆さんも、一度訪れるといいと思います。いろいろな意味で刺激になりますし、ムツゴロウ鍋も美味しいですし。興味のある方、ぜひ連絡をください。
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ビジターセンターの中では湿地や湿地の生物、渡り鳥、葦などのテーマで展示がされています。休館日なので独占しました。
3年後には5キロほど上流(というか陸地側というべきでしょうか)に新しいセンターが作られるそうで、訪問客はそこで車から降りて、自転車かライトレールで移動することになるそうです。
すでに今年は訪問客が300万人を越えそうで、週末になると4500台ぐらいの車が駐車場を利用するそうです。湿地の賢明な利用、持続可能な活用を考えた時、スンチョン湾がこれから抱える課題というものにも注目する必要がありそうです。ということで、スンチョン湾の訪問もこれで終わり。最期にビジターセンター前の広場で記念撮影をしました。中央にいる人が崔局長です。ここには、ラムサール条約の説明の看板もありましたよ。
その後、僕たちはプサンへ。ここではプサンの湿地保護団体、<湿地と鳥たちの仲間>のキム・ギョンチョル事務局長、江原大学法科専門大学院のパク・テヒョン先生、そして佐渡のトキ調査で一緒だったパク・ソンベさんが合流。パク・テヒョン先生とは来年の4月ごろ、日韓の環境訴訟関係の弁護団でシンポジウムや学集会をしようと意思一致。キム・ギョンチョルさんも、以前ナクトンガンの河口にかかるミョンチ大橋(現在は乙淑島大橋)の訴訟にかかわり、二審のとき弁護士が見つからず、自分たちだけで裁判をやったことがあるそうで、みんなびっくりしました。
23日は帰国の日。ほとんどの皆さんの飛行機が5時50分出発なので、ナクトンガン河口を十分に見学することが出来ました。とくに、朝、気温が下がったので大気が澄んでいて、本当に遠くまでみることができました。また、パク・ソンベさんは以前ナクトンガン河口のエコ・センターに勤務していたので、とても充実した説明(苦労話やウラの話なども)を聞くことができて、勉強になりましたね。とくに、公立のセンターの役割とNGOとの関係をどのように作るかの話は、参考になりました。
ナクトンガンのエコ・センター。国際コンペの結果、日本人のデザインが採用されたそうです。
展示はなかなかユニークです。河の水の高さが透明なプラスチック版になっていて、そこから下の部分が水中の様子を展示していて、これはスルドイと思いました。これも、パク・ソンベさんのアイデアだそうです。
これは有名なガラス窓。ナクトンガンの河口が一面に広がり、目の前の人工湿地にも鳥たちがやってきます。
乙淑島の南のはじにある探鳥用の小屋。幼稚園の子供たちがどっとやってきました。また、ここは秘密のデートコースだとか。
ナクトンガンの河口。おなじみの峨嵋山(アミサン)の展望台から。ここにはじめて来たのが2008年のラムサールCOP10の時。最初のときも、キム事務局長の案内でした。今日は本当にいい天気、遠くの新港まで見えました。
ナクトンガン河口が終わってから、いつもの<ハルメチップ>でチャンオ・クッパッ(ウナギスープごはん)にパジョンにマッコリで昼ごはん。これも美味しかったですね。後藤先生の息子さんの光くん、1人で一人前以上食べていましたよ。
最期、ロッテマートという大型スーパーでキムチやのりなどのお土産を買ったのですが、韓国の大型スーパーではレジ袋が廃止になり、自分が袋を持っていくか、紙のショッピングバッグを100ウォンで購入するか、あとはレジの近くの梱包用台で空段ボール箱を利用するかです。空ダンボールの再利用は日本ではあまりないようですが、韓国ではいまや常識、こんなところは韓国のほうが進んでいますね。
ということで、スンチョン湾&ナクトンガンツアーも無事に終了しました。ぜひ、次は有明海周辺の自治体の職員や議員さんたちが見に来てくれるといいですね。また、干潟の保全活動に取り組んでいる各地の皆さんも、一度訪れるといいと思います。いろいろな意味で刺激になりますし、ムツゴロウ鍋も美味しいですし。興味のある方、ぜひ連絡をください。