でも、ここはケジメをつけるのが大事。2017年もありがとうございました。来年、2018年もよろしくお願いします。挨拶の変わりに先日、フェイスブックにアップした文を紹介します。
日本と韓国の間にたとえ意見の違いがあってもお互いに認めあい尊敬する関係を築いていくためにも、韓国に対する偏見や差別意識、ヘイト発言や書き込みを減らしていくためにも、2018年は新しい試みを始めます。ぜひ、よろしくお願いします。
田中博
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FBの友達の皆さん、来年もよろしくお願いします。
実は、春ぐらいをメドに<東アジアの平和と民主主義のためのキャンドル市民研究所>というインターネット・サイトを作ろうと思います。 それでは、まずこの研究所の開設目的について説明します。
第一に、2016~17年の韓国キャンドル市民革命に関する歴史的な資料を日本語で翻訳して紹介することです。 キャンドル市民革命について正確かつ体系的な解説と分析をするつもりです。
二番目、来年に社会的なイッシューになると予想される李明博(イ・ミョンバク)政府での権力犯罪に対する捜査とキャンドル市民の活動を日本に紹介をします。
この二つが、どうして大切かと言うと、今、日本語HPを持った韓国新聞サイトは朝鮮、東亜(トンア)、中央の保守3紙、そして進歩系ハンギョレの合計4紙だからです。
そのため、日本で韓国に関する報道はかなり保守的な色が濃くなっています。 朴槿恵退陣のときに大きな役割を果たしたJTBCやTBSの<ニュース工場>などの報道は当時、ほとんど紹介されませんでした。
そのため、キャンドル市民革命で新たな市民意識が生まれた韓国社会をキチンとに理解するための情報が非常に重要だと思います。 このような情報発信や解説、分析が<研究所>の主な活動だと思います。
一方、日本では安倍政権の憲法改悪の動きが来年以降本格化するものと予想されます。 これに、進歩的な日本の市民たちは多様な抵抗をしていますが、すでに保守化した日本のメディアにはほとんど登場しません。 このような現場の動きや今までの経緯、背景など韓国では見つけにくい情報を発信するつもりです。
これ以外にも日韓の民間交流の企画、定期的な学習会、招請講演会など皆さんと一緒に考えて行めるつもりです。
最後に、この研究所を皆さんと一緒に作っていくために会員を集めて会費や寄付金で運営して行こうと思います。
2018年は事務室を設けず、インターネットが中心的な活動と思います。
そのため資料翻訳費、HP運営費、資料購入費、学習会などの運営費など、月200万から300万ウォン規模の予算を考えており、日本と韓国両国で会員を募集する予定です。
これまで、主に日本人の友人たちとFBを利用して討論してきました。
<東アジアの平和と民主主義のためのキャンドル市民研究所>という研究所の名称も討論の結果です。
これからは韓国の友人も含め討論をして、ぜひ研究所を開設して日本と韓国、そして将来的には東アジア各国の平和と民主主義を向けて活動していこうと思います。
皆さんの協力、助言をお願いします。
田中博
(東アジアの平和と民主主義のためのキャンドル市民研究所準備会)