2012年、1月5日から9日の4泊5日間、PGA湿地生態研究所(韓国の環境NGOエコ・コリア所属の民間研究機関)のハン・ドンウックさんや韓国の小学生たちと一緒に熊本の八代市と鹿児島の出水市を訪問し、地元の小学生やNOPと交流をします。小学生が10名、大学生+高校生が4名、大人6名、合計20名の訪問団です。日程は次のとおりです。
1月5日(木)
インチョン空港ー>熊本空港へ、八代へ移動したあと、球磨川河口の自然観察(宿泊=八代市内)
1月6日(金)
八代市内のクロツラヘラサギの越冬地の観察、地元小学校での交流(宿泊=八代市内)
1月7日(土)
出水へ移動、出水でマナヅル・ナベヅルなどの観察、NPOとの交流(宿泊=出水市内)
1月8日(日)
朝の餌まきに参加、観光しながら、八代へ移動(宿泊=八代市内)
1月9日(月)
八代市内、熊本市内を見学したあと、熊本空港から帰国
今回の訪問では八代野鳥愛好会の高野先生のご協力で各地の交流先が決まり、とても充実したものになるだろうと思います。また、日韓文化交流基金からの助成金も受けられたので、参加人数も20人と多くなりました。(本人の負担金額も抑えれれましたし)
韓国側ではすでに事前学習を3回行い、1回目はテゴク小学校、2回目はハンガン河口にあるチャンハン湿地、3回目は江華島に行きました。1回目と3回目には僕も参加しましたので、様子を写真で紹介しましょう。
こどもたちに湿地の重要性を説明しているハン・ドンウックさん。このブログにも何回か登場しています。わかった人は書き込みお願いします。
渡り鳥の立場からハンガンの河口がどんな場所であれば棲みやすいかをイラストで説明してます。食べ物とか、環境とか、こどもたちはいろいろ書いてくれました。
授業の最後に今日のまとめと感想を書きます。書いた紙はファイルに入れて、日本へももって行きますよ。
子供たちの書いたイラストです。上手ですね^^
3回目の事前学習。この日は江華島へ行って、干潟センターで講義を受けた後、クロツラへラサギが繁殖する<カクシバウィ>という岩場を見に行きました。
江華島はあちらこちらに史跡が残っています。ここも島を守るための砦です。
小さくてわかりませんね。手前にある小さい岩場が<カクシバウィ>。5月の国際シンポでは漁船に乗って、近くまで行きました。
ということで、あと10日経てば熊本へ行きます。こどもたちも一生懸命、準備をしていますし、同行する大学生のスタッフや小学校の先生、湿地生態研究所(エコ・コリア)のメンバーもがんばっています。ぜひ、皆さんも応援してください。
追記:日韓文化交流基金のHPはこちらです。興味のある方はどうぞ。http://www.jkcf.or.jp/projects/josei/jinbutsukoryu/