韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

<春の韓国を楽しむ4つの体験>からのお知らせ

2015-03-30 12:33:56 | 日韓環境情報センターの活動

週末の2泊3日(金、土、日/土、日、月)のコースもOKですので、検討してください。料理体験だとこのような感じになります。

 

農業技術センターの料理教室の様子

 

<1日目・金>
羽田の場合、9~10時発のフライトで金浦空港へ。...
13:00ごろ 金浦空港を出発、南楊州へ移動
15:00~17:00 料理体験(その1)
18:00 スーパーなどを見学した後、夕食

<2日目・土>
9:00~9:40 王陵見学
10:00~12:00 料理体験(その2)
12:00 昼食
13:00 出発、有機農業農家へ移動
14:00 農家見学(その1 野草の酵素を作っている農家)
16:00 生協売店見学(パルダン生協)
18:00 夕食

<3日目・日>
9:00~10:00 有機農業テーマパーク見学
10:00~ チョアン地域のスローシティー施設見学
12:00 トゥムルモリ地域の食堂、あるいはマウル会館で食事
13:00 農家見学(その2 イチゴなどの体験農家)
14:00 空港へ移動
16:00 空港到着
18:00ごろの便で帰国

伝統市場には春の山菜もお目見えしました。

ちょっと忙しいですが、2泊3日、フルに楽しめます。このスケジュールだと、6人参加の場合、1人3万5千円ぐらいで実施可能です。(体験料は別、メニューにより金額が異なります。5人以下でも可能ですが、参加費が高くなります)

3、または8の日(13日とか28日)には5日ごとに開かれる伝統市場の見学も可能です。

羽田-金浦間の航空券はご自分でお買い求めください。早めに購入すれば、3万円台のチケットがあります。

これ以外の地域からの出発も可能ですので、お問い合わせください。

基本的には1ヶ月前に申し込んでいただければOKです。不明な点がありましたら、いつでもお尋ねください。では、よろしくお願いします。

 


トンテチゲ~コチュジャンチケ・ヤンニョムを使って

2015-03-19 00:58:21 | 韓国料理の世界

 え~と、時間が無いのでさっそく、コチュジャンチゲ・ヤンニョムのレシピから紹介します。下の材料を正確に測って、ヤンニョムを作ってください。冷蔵庫で保管しておくのも、いいですね。とにかく、少しでも長く置いて、味をなじませてください。

1 コチュジャン  20グラム  1T

2 醤油     40グラム  2と1/3T

3 唐辛子粉   32グラム  4と1/3T

4 砂糖      4グラム  1t

5 ネギ(ミジン切り)37グラム 4T

6 ニンニク(みじん切り)30グラム 2と1/3T

7 生姜(みじん切り) 4グラム 1t

8 お酒       13グラム 1T

9 煮干の液体塩辛  20グラム 1T  (合計200グラム)

 ヤンニョムと液体塩辛、そして材料

 

 このヤンニョム材料、リアル韓国料理ですので、辛くて食べられなかったというクレームは受け付けませんので、あしからず(笑) じつは、僕もこのヤンニョムをレシピどうりに作ると、ちょっと辛いですね。

 このヤンニョムはコチュジャンベースの韓国風なべを作るときに応用できそうですね。いろいろな材料で試してみてください。

 きょうの材料は、これです。

 冷凍のスケトウダラです。こっちだと400円ぐらいでしょうか。もちろん、冷凍でなくてもかまいませんが。こちらだと、鮮魚のコーナーでこんな風にパックで売っていたりします。これを流水でキチンと洗ってください。ウチの場合は、冷凍の内臓やタマゴは、あまり美味しくないし、食中毒などが心配ですので、内臓はきれいに洗い流します(もったいないけど)このとき、お腹の内側にある黒い皮も流し落とします。洗うと、こんな感じです。

 

 じゃ、つぎはトンテチゲのレシピです。

1 スケトウダラ     1000グラム

2 大根         500グラム

3 ネギ         200グラム   1本

4 タマネギ       100グラム  1/2個

4 豆腐         400グラム  1/2丁

5 だし水(通常の水)  1400グラム

6 塩、唐辛子粉、ニンニク、生姜、唐辛子 などを少々

 

 作り方は簡単。まず、(1)だし水(または普通の水)に大根を入れて煮ます。(2)水が沸いたら、スケトウダラとコチュジャン・ヤンニョムをいれ、スケトウダラに火が通るまで煮ます。 (3)材料が柔らかくなったら、豆腐やタマネギ、長ネギなどを入れて、煮込みます。

 とまあ、簡単ですね。一つ注意は、(2)でコチュジャン・ヤンニョムを入れるとき、味を見ながらしてください。たぶん、全部使うと辛くて食べられないと思います。半分から70%ぐらい使い、あとは塩で味を調整したほうがいいかもしれません。

 

 これは、写真用に、全部の材料を入れてみました。豆腐が無かったので、そのかわり、もやしを入れたんですが、もやしも美味しいですね。

 ということで、トンテチゲの作り方でした。次回は何にしようかな・・・・

 


ヤンニョムで韓国料理をマスターしよう!

2015-03-16 14:19:51 | 韓国料理の世界

 韓国料理の特徴の一つに、ヤンニョムがあります。タレと訳せばいいか、ソースと訳せばいいか、適当な日本語が見つかりません。辞書には「薬味、味付け、調味料、あわせ調味料」とありますが、これじゃあ、分からないだろうな。とにかく、いろいろなヤンニョムがあるのですが、料理の初めにヤンニョムから作り出したり、あるいは作り置きのヤンニョムを使ったりします。

 去年11月、南楊州市の農業技術センターで行われた「オヤジ料理教室」では、このヤンニョムを活用した料理を作るという内容でした。まず、ヤンニョムとそれを活用した料理の名前を紹介しましょう。

 

1 コチュジャン・ヤンニョム(韓国辛子味噌ヤンニョム)

   =炒め物、混ぜ物、焼き物、サンチュなどで包んで食べるときに使います。

 1-1 ビビンパップ

 1-2 チェユク・ポックム(豚肉炒め)

 1-3 トッポッキ

 

2 チョカンジャン・ヤンニョム(酢醤油ヤンニョム)

   =生の野菜の和え物、野菜の漬物などに使います。

 2-1 豆もやしの和え物

 2-2 野菜の漬物

 

3 テンジャン・ヤンニョム(味噌ヤンニョム)

   =サンチュなどで包んで食べるとき、野菜の和え物などに使います。

 3-1 チャムナムル・テンジャンムチッム

 3-2 サンチュ・テンジャンムチッム

 

4 シッチョ・ヤンニョム(お酢ヤンニョム)

 4-1 レンコン・ユジャの漬物

 

5 カンジャン・ヤンニョム(お醤油ヤンニョム)

 5-1 タッ・チム(鶏肉の蒸し物)

 5-2 プルコギ

 5-3 プゴ・クイ(棒ダラの焼き物)

 5-4 宮中トッポッキ

 5-5 チャプチェ

 

6 キムチ・ヤンニョム

   =白菜キムチ、大根のキムチ(カクトゥギ)、オイソバギ(きゅうりキムチ)などに使います。

 6-1 白菜キムチ

 6-2 白菜の即席キムチ

 6-3 カクトゥギ

 

7 マッカンジャン(味付け醤油)

 7-1 ミョルチ・ポックム(煮干炒め)

 

8 コチュジャンチゲ・ヤンニョム(辛子味噌なべヤンニョム)

 8-1 トンテチゲ(タラの鍋物)

 

さあ、これだけマスターすれば、韓国料理の大家になれます(?)とまではいかなくても、韓国料理のポイントが分かると思います。

 たとえば、にんにくの使われ方、ヤンニョムに材料をつけておいて味をしみこませる方法、いろいろなナムルの味付けの仕方などが理解できでしょう。また、これらのヤンニョムを応用すれば、ほかの料理を作ることも可能です(たとえば、タッカルビなど)

 おいおい、レシピもアップしますが、週末や連休を使って(あるいは休みをとって)韓国に料理実習に来てください。大歓迎します。時間が合えば、伝統市場の見学もできますし、食材や料理器具の買出しも可能です。ぜひ、どうぞ。

 


春の韓国を楽しむ四つの体験、ひとつめ

2015-03-02 14:14:29 | 日韓環境情報センターの活動
  厳しい冬もそろそろ終わりを告げ、韓国も春の気配が感じられます。春の韓国を楽しむ四つの体験を企画しました。爽やかでピュアな韓国を楽しんで下さい。
3月20日から6月中旬まで、5名以上で随時可能です。ご連絡下さい。
 
四つの体験、ひとつめ:韓国仏教の魅力に触れる体験
 今年の5月25日はお釈迦様の誕生日。韓国ではこの日、休日となって、全国のお寺で楽しくにぎやかにお祝いします。最近はソウル市内で行なうちょうちん行列も、規模の大きさや華やかさで有名です。今回は、かつて百済の中心だった忠清南道のお寺を訪ね、韓国仏教の魅力を堪能します。
 お釈迦様の誕生日を体験したい場合、日程は5月23日(土)~26日(火)となります。(3泊4日、参加費は人数やコースによって違いますので、お尋ねください)
 また、これ以外の時期も可能ですし、週末に行なった場合、テンプルステイというお寺体験のプログラムへの参加もできます。
 
 
ノンサンの観燭寺(カンチョクサ) 五木寛之の本でも有名な忠清南道のお寺にある観音菩薩。高さ19メートルの石造はやさしく微笑んでくれます。
 
 
開心寺の山門。韓国のお寺はほとんど山の中にあります。これは、朝鮮時代に仏教が排斥されたためです。
 
 
お釈迦様の誕生日は、どこのお寺も華やかなちょうちんでデコレーション。建物も丹青で塗ってあるので、日本のお寺と雰囲気が違います。
 
 
韓国の仏塔は石造り、そのため、本堂などの建物が消失しても、仏塔など石造りの遺跡は残っています。
 
 
韓国のお寺の魅力の一つが、この太鼓。朝晩のお勤めのとき、お坊さんが叩きますが、リズムが日本と違って、まるでパーカッションの演奏ですね。