韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

湿地のグリーンウェイブ2012にご参加ください!

2012-01-31 07:58:51 | 環境問題&有機農業

 僕が参加している湿地保全NGO、ラムサールネットワーク日本からのお知らせを転載します。興味のある方は、ぜひご連絡ください。

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春の湿地保護全国キャンペーン
「湿地のグリーンウェイブ2012」にご参加ください!
サイトから流域へ ~湿地がつなぐ自然と人々~

 ラムサール・ネットワーク日本(ラムネットJ)では、2010年の田んぼのグリーンウェイブを湿地全体に発展させて、昨年から「湿地のグリーンウェイブ」として開催しています。2012年度もこのキャンペーンに参加していただける団体を募集します。

 このキャンペーンは、1997年の諫早湾閉め切りの日である4月14日(干潟・湿地を守る日)から、生物多様性の日(グリーンウェイブが実施される5月22日)までを湿地の生物多様性保全の普及・推進期間として、自然観察会、生きもの調査、田植え、シンポジウムなどの活動を、全国で連携して行い、湿地の生物多様性保全と賢明な利用を広く知らせようというCEPA活動です。2010年から延べ80以上の団体が全国各地でさまざまな取り組みを行いました。ご参加くださった団体のみなさま、ありがとうございました。

 湿地は、沿岸および浅海域の干潟やサンゴ礁、内陸湿地、河川流域、水田、里山等々、生物多様性豊かな国土の多くを横断的に占めている重要な場所です。水のつながりの中で生物多様性が維持されていますので、特定の湿地ポイントだけではなく、流域全体で考えることが大切です。そこで、2012年のサブテーマを「サイトから流域へ ~湿地がつなぐ自然と人々~」としました。今年はラムサール条約や生物多様性条約のCOP11が開催されるなど国際会議も目白押し。地域の湿地の活動をつないでいくことによって、流域全体の生物多様性を保全することを目指します。

 このキャンペーンが、みなさまの地域の湿地保全や賢明な利用の手助けとなり、保全の輪が広がることを願っています。これまで参加したことのない周辺の団体にも声をかけてみてください。たくさんの団体の参加をお待ちしています。

※これまで参加してくださった団体の皆様、ありがとうございました。また昨年、大震災の影響で開催を中止せざるを得なくなった団体の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。もし田植えや生きもの調査等を開始されるようでしたら、またこの活動にご参加ください。皆様と一緒に活動できることを心待ちにしております。

■キャンペーンの内容
 4月14日(干潟・湿地を守る日)~5月22日(国際生物多様性の日)を中心とした4月~6月に、各地で開催される湿地保全に関するイベントを、「湿地のグリーンウェイブ」参加イベントとしてラムネットJに申し込んでいただき、ラムネットJ事務局で以下のような活動を行うことにより、湿地保全の輪を広げます。

・リーフレットの作成:各参加イベントの概要を掲載。3月下旬発行。各団体に一定枚数を支給。
・専用ホームページでの紹介:参加イベントの詳細、参加団体の紹介などを掲載
・各地の活動を紹介展示(地球環境パートナーシッププラザにて)
・環境省ほかによる「グリーンウェイブ2012」への参加登録と報告
・ラムサール条約COP11での報告
・ラムサール条約事務局、生物多様性条約事務局への報告
・日本国内におけるシンポジウムなどで発表と報告
・ラムサール条約事務局が発行した世界湿地の日記念冊子「湿地とツーリズム」の日本語版(環境省制作)を各団体に配布
・ラムネットJからのキャンペーンに寄せたメッセージを作成(ホームページ上に掲載、各団体にて自由に利用)
・マスコミ等へのPR ほか

■参加イベントの種類
 自然観察会、生きもの調査、田植え、湿地のクリーンアップ、シンポジウム、学習会、写真・絵画展、コンサート、上映会、エコツアー、ハイキングなど、湿地保全に関連するイベントでしたらどのようなものでも結構です。

■参加タイプ
(1)公開イベントでの参加
・対象:一般からの参加者を募集するイベントを実施する団体
・リーフレット掲載:イベントの日時、場所、内容、問い合わせ先などを掲載
・参加登録費:無料
・リーフレット支給:100枚(リーフレットの追加をご希望の場合は、実費にて頒布します)

(2)限定イベントでの参加
・対象:一般から参加者を募集しない、学校や職場内などのイベントを実施する団体
・リーフレット掲載:イベントのタイトル、日時、場所のみ掲載
・参加登録費:無 料
・リーフレット支給:50枚(リーフレットの追加をご希望の場合は、実費にて頒布します)

■申込方法と締切
・申込書にご記入の上、下記の宛先までメール添付かFAXでお送りください。
  参加申込書Word版 http://www.ramnet-j.org/gw/gw2012form.doc
  参加申込書PDF版  http://www.ramnet-j.org/gw/gw2012form.pdf
・申込締切:2012年2月29日(水)
※後日、ホームページ掲載用のイベント情報の原稿提出をお願いします。
※締切後の申し込みも受け付けますが、イベント情報の掲載はホームページのみとなります。

●後 援:WWFジャパン、日本野鳥の会、日本自然保護協会
     国連生物多様性の10年市民ネットワーク、IUCN日本委員会(予定)
●協 力:セブン・イレブンみどりの基金
●申し込み、問い合わせ:ラムサール・ネットワーク日本(担当 安藤/陣内)
 Email event2012☆ramnet-j.org(☆印は@に置換)
 TEL/FAX:03-3834-6566
 
※湿地のグリーンウェイブ・ホームページ
http://www.ramnet-j.org/gw/
※以下のアドレスにこの募集案内のPDF版があります。
http://www.ramnet-j.org/gw/gw2012boshu.pdf
※このキャンペーンは「にじゅうまるプロジェクト」に参加しています。


また、ペ・スジョン(Break Away)2012.1.13

2012-01-27 00:41:51 | 僕の韓流~ソング&シネマ

オーディション・プロ「偉大な誕生」より ペ・スジョン(Break Away) 1.13

久しぶりに「偉大な誕生」を見たら、いま注目のペ・スジョンが出ていました。ベースギターとのデュオで、しっとりと聞かせてくれます。ホント、韓国には歌の上手な人、なんかありきたりな表現でつまらないですね、歌うと歌の神様が降りてくる人が結構いると思うのですが、彼女もそんな才能を持った人のようです。

今回は客席に家族も同席しています。最初に移る心配そうな女性がお母さんだそうで、もちろん歌手になることは大反対。まあ、そうですね。あと1年実務をすれば(=会計事務所で働けば)、イギリスの公認会計士になれるのですから。

そのうえ、前のテーブルにはイ・スンギ(歌手兼タレント、最近はMCもやってますね)やイ・ソジン(歴史ドラマ「イサン」の主人公をした韓流スター)が、メント(お師匠さん)のイ・ソニ(とーっても実力のある歌手、デビューは僕が韓国に来る直前)が座っているのですから、大変です。どんな結果かは、画面を見てください。

将来、プロ・デビューしたとき(たぶんできるでしょう)、みなさん応援してくださいね。そして、デビュー前からチェックしていたと、周りの人たちに自慢してください^^


MBC drama Light and Shadow (Pit gwa kurimja・光と影)

2012-01-23 02:28:11 | 僕の韓流~ソング&シネマ

[16回予告編] MBC drama LightandShadow アン・ジェウク主演

最近、お気に入りのドラマがアン・ジェウク主演の「光と影」。70年代前半から現代までショービジネスでの主人公、カン・ギテの物語です。韓国のナイトクラブというかディスコというかステージ付きの大型クラブがあり、当時の様子を見事に再現しています(といっても、さすがに70年代なので、直接見たわけではありませんが)

70年代前半といえばパク・チョンヒ大統領の独裁が強まり、政治的な緊張もあちこちであった時代。映画や音楽にも検閲があり、引っかかると放送禁止だけでなく、一般の人が歌うことすら禁止されました。こんな歌の代表的な例が「朝露(아침이슬)」(キム・ミンギ作詞作曲、ヤン・ヒウン歌)です。

チョン・グァンニョル扮する国会議員が「最近の学生たちの歌は問題だ」と「朝露」の歌詞を引用して言うせりふも、こんな時代背景を把握していれば、一層楽しめるドラマです。ピンナラ(光の国)ショー団の団長が警察で北朝鮮のスパイにでっちあげるぞ、と脅したシーンなど、娯楽ドラマのレベルじゃないですね。この団長、朝鮮戦争のとき北朝鮮軍に少年兵として参加して捕虜となり、休戦協定締結の後、北に戻らずに南に定着したと言う設定になっています。これは、実際にありえた話で、時代背景の描き方や登場人物同士のからみあいが、いっそう見ごたえのあるドラマに仕上げています。

いったい、どんなスタッフが作っているのかと検索したところ、やはりと納得しました。このシナリオを書いた人はチェ・ワンギュというベテラン作家でした。いままでの代表作品を並べると、

ホジュン(1999~2000)、商道/サンド(2001~2002)、オール・イン(2003)、朱蒙/チュモン(2006~2007)、ロビイスト(2007)、食客(2008)、アイリス(2009)

いやあ、これだけ人気のあるドラマを書いているシナリオライターなら、面白いわけです。ぜひ日本で放映されたときは見てくださいよ^^

アン・ジェウクとてもいいですね。元気な好青年を演じるとピカ一です。踊*大捜査線のOのようなイヤミがなくて、さっぱりしていますね。歌手のソム・タムビも歌手としての役ですが、主人公に片思いするすこし陰のある役柄を、上手く演じています。全50回ですので、今年半年間続くので、これからもっと楽しみですね。(たぶん、現在の韓流ブームまでつなげると思いますが、映画かな、それともKポップかな)

 


旧正月の連休がはじまりました! 日韓こども自然観察会~球磨川に集まろう!(最終回)

2012-01-22 01:53:05 | 環境保護&エコツアー(2012~13)

 さて、あっという間に今年も旧正月になりました。「あけましておめでとう」と年に2回、挨拶するのにも最近は慣れてきました。そういえば、八代の球磨川旅館の食堂に鏡餅がありましたっけ。家々の入り口には門松が飾られていて、久しぶりに日本の正月をちょっと味わいました。また、帰国の日はちょうど成人式の日で、ものすごい格好をした若者たちがあちこちに溢れ、なかなかの見ものでした。今回で<日韓こども自然観察会~球磨川に集まろう!>の報告記事は終わりで、これからは「日常業務」に戻りますね。じゃあ、残りの写真を紹介しましょう。

 3日目(1月7日)は鹿児島県出水への移動日です。韓国でバードウォッチャーに有名な日本の都市のナンバー1が、この出水だと思います。やはり1万を越すナベヅル・マナヅルの越冬は、こちらでのよく知られています。

出水市ツル博物館・クレインパークいずみ

 ここではツルの総数をカウントしている地元の荘中学校の生徒さんたちと学芸員の原口さんに解説をしてもらいました。

 

みんな真面目に聞いています。

 

荘中学校の生徒さん。彼らが保護地域にいるツルの総数をカウントしているのですが、彼らの先輩たちがカウント方法を「開発」したそうです。

アシスト役の大学生たち。かれらも小学生のころ<こども植物研究会>の自然観察会などに参加したメンバーです。

どんな展示を見ているのかな? みんな自分のお気に入りを見つけたようです。

こんなぐあいにツルの剥製も飾ってあります。

入り口で記念写真。

やっぱり、みんな遊び盛りの小学生。またまた遊び始めました。

ツル観察所。去年は鳥インフルエンザの影響でここは立ち入り禁止だったそうです。

中はこんな感じで、

外はこんな感じ。ツルだらけですね。

バスで移動して東干拓地へ。万が一を考えて、西と東の2つ、ねぐらを分散しています。こどもたちは、ツルの区別ができるようになったようです。

みんなで記念写真。

今回お世話になった方々。左から八代野鳥愛好会の高野さん、クレインパークの学芸員、原口さん。右が監視員兼地元の土地改良組合の委員長(すみません。お名前忘れました)

そのあと、高台にある公園に行って、ツルの越冬地の確認です。

8日は朝早く起きて、ツルを見に行きました。朝早いといっても6時半出発ですから、佐渡よりはましです。佐渡は4時ごろから動き始めましたから。

だんだん空が明るくなります。

やっぱり望遠レンズがないとダメですね。

やはり、朝が早いので寒い!

食堂の屋上で記念写真

ホテルで朝ごはんを食べてから、武家屋敷の見学です。出水の武家屋敷、なかなか見ごたえがあります。

一般公開されている家には入れます。

これ、小学校の門です。さすが!

この後、水俣へ移動して、熊本県の環境センターでごみの勉強です。この施設、なかなかの出来栄えです。

 これは新聞紙などで作ったショッピングバッグ。

これは分べつごみの種類を説明しているコーナーです。このあと海沿いに北上し、途中の砂浜や岬などで八代海の素晴らしい景色を堪能しました。残念ながら、バッテリー切れで写真なしです^^

また、八代の球磨川旅館に戻ってきました。やっぱり慣れた所はいいですね。子供たちもほっとして、日本での最後の夜を過ごしました。

9日の朝です。韓国へ帰国します。ご主人夫妻、息子さんとスタッフ総出でお別れです。こんなところは、ビジネスホテルとは大違い。こどもたちも思い出をたくさん作ったようです。

球磨川旅館さん、また来ますね。

出発まで時間があるので、熊本で観光です。

忍者と一緒にポーズをとったり

お城の前で記念写真を撮ったり、みんな思いっきり楽しんでしました。

今回の交流は想像以上に充実した内容でした。最初に提案し、企画をした本人が言うのもなんですが、これほどスムースにいったツアーも珍しいですね。こどもたちが一緒だと、忘れ物や急病などで、1~2回はトラブルや事故がつきものですが、今回はパーフェクト。とくに八代の皆さんには本当にお世話になりました。報告集ができたら、送りますね。

さて、これからの課題を一言だけ。今年の8月ごろ、日本の子供たちが韓国に来るためにいまいろいろ準備をしていますが、それと同時に、<クロツラへラサギ基金>といったものを作って、僕たち自身でお金を準備して、現地交流や棲息地の保全や啓蒙活動を積極的に行いたいと考えています。これからもよろしくお願いします。

 


韓国に戻ってきました・日韓こども自然観察会~球磨川に集まろう!(その3)

2012-01-16 02:32:30 | 環境保護&エコツアー(2012~13)

 <日韓こども自然観察会~球磨川に集まろう!>が大成功に終わり1週間近く経ちましたが、今でもハイな状況が残っています。まだまだ紹介したい写真がたくさんあるので、順を追って紹介しましょう。

 小学生の身の丈にあった交流会は、とても充実していて良かったですね。今年の夏に日本の友達が韓国に来てくれると、もっと仲良く慣れそうな感じです。

 鏡西部小学校を出発してからショピングセンターで昼食、この日のメニューはカレー。八代ロイヤルホテルの特製カレーなので、かなり贅沢な味で、こどもたちより大人のスタッフが喜んで食べていましたね。食べ終わるとあっという間にこどもたちはどこかへ行ってしまいます。後で聞いたら、昔ながらの駄菓子屋がショッピングセンターの中にあり、いろんなお菓子を買ったとか。こどもたちの適応能力の高さに驚かされました。

 そのあと、博物館によりましたが、予想外で面白かったですね。

  説明をしてくださった博物館のスタッフ。ごめんなさい、名前を忘れてしまいました。どなたかご存知の方、教えてください。なんと、最初の挨拶と説明は韓国語! 勉強しているそうです。

 農器具の展示もあり、けっこう楽しいです。

 で、最後は記念撮影。これは準備のときなので、みんなあちこちばらばらに眺めていますね。

 次の訪問地が球磨川の河口です。ここは東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップのシギ・チドリの棲息地として登録されているところです。

 ここでは熊本野鳥の会の皆さんが出迎えてくれました。この写真はコータローくんの家族(右側3人)と彼の友人。河口での探鳥会のあと、韓国チームの大学生スタッフとこれからの交流について意見交換を行いました。

 こどもたちも熱心に観察です。

 お世話になった八代野鳥愛好会と熊本野鳥の会のみなさん。福岡の松本さんや川辺川ダム反対運動をしているつるさんなど、遠くから駆けつけてくれた方々もいらっしゃいました。

 宿に戻って晩御飯、今日のメインはトンカツです。朝出かけるときに宿のおかみさんから「こどもたち、何が好きかしら」と聞かれて決めたメニューがこれでした。

 右がおかみさん、左がイ・ウンジョンさん。真ん中が八代名産の<ばんぺいゆ>という超大型のかんきつ類。お風呂にも入っていました^^

 これで、2日目のスケジュールが終わりました。ふう、1日が長い!(続く)


いま八代にいます~日韓こども自然観察会 球磨川に集まろう(その2)

2012-01-07 06:40:13 | 環境保護&エコツアー(2012~13)

 6日は日本の小学校との交流です。クロツラヘラサギが越冬している八代市の鏡川の近くにある鏡西部(かがみさいぶ)小学校との交流です。まず、漁協事務所まえで合流しました。

 鏡西部小学校の子供たち。

 プレゼントの交換です。それぞれの子供たちが作った自己紹介のアルバムです。

 韓国の子供たち。

 数分、歩くとクロツラヘラサギが休んでいる港の施設(囲い状の構造物)に到着します。こんど望遠レンズで撮影した画像をアップしますね。それにしても、周囲の環境は建物や構造物が多く、厳しい環境の中で越冬しています。この日は30数羽、確認できました。八代海では毎年数十羽、越冬していますので、2千数百羽といわれるクロツラヘラサギの2%ぐらいがここで越冬しているわけです。

 この日はマスコミの取材もたくさん来ました。クロツラヘラサギのニュースをどんどん報道してくださいね。

 鏡西部小学校の岡田先生。今回、交流会の進行役を担当してくれました。

 観察会の次は、小学校の体育館での交流会です。あやとり、おてだま、けん玉、めんこ、竹トンボなど日本の伝統的な遊びを紹介してくれました。

 あやとりで<箒>を作って見せてくれるお母さん。

 完成しました!!(ブレた写真でごめんなさい)

 ケン玉は難しいです^^

 鏡西部小の子供たちが<上を向いて歩こう>を手話をしながら唄ってくれました。

 韓国の子供たちは<サントッキ・山ウサギ>という童謡を日本語バージョンと韓国語バージョンで歌いました。

 交流会も無事終了しました。

 と、思ったら、校庭で韓国からのお土産、チェギ遊びが始まりました。

 こんな遊びの器具は韓国にないので、みんな大喜び。

 鏡西部小学校のお母さんたち、ありがとうございました。

 最後の記念撮影。このあと、博物館と河口干潟に行きましたが、また次回に報告します。そろそろ出水に向けて出発です。では、また・・・。


いま八代にいます~日韓こども自然観察会 球磨川に集まろう(その1)

2012-01-05 21:15:05 | 環境保護&エコツアー(2012~13)

 先日の記事のように、熊本の八代にやってきました。韓国の小学生と日本の小学生の交流のためです。八代野鳥愛好会の高野さんをはじめ多くの人たちが準備してくれていました。

 熊本空港に着きました。

 高野さんご夫婦が出迎えてくれました。

 今回の交流会へ参加した韓国、テゴク小学校の子供たち。

 大学生・高校生のスタッフと一緒に。

 バスで八代市内へ移動し、おひるごはん。日本で初めての食事は美味しかったかな?

 高野さんの案内で球磨川河口へ。となりは<エココリア>のオ・ソヨンさん。

 子供たちに説明する<エココリア>のハン・ドンウックさん。

 説明をしてくれる八代野鳥愛好会の丁畑さん。

 球磨川河口で記念撮影。とてもいい天気です。

 宿に戻ってオリエンテーションです。八代駅前の球磨川旅館さんにはとてもお世話になりました。ありがとうございます。

 記念品の交換です。

 八代市環境課の中川さんもいらっしゃって下さいました。八代市にはバスを提供していただくなど、とてもお世話になりました。

 到着した5日の様子をアップしてみました。6日は鏡西部小との交流会です。こちらも、先生方の協力でとても素晴らしい交流会になりました。(続く)

 


チャン・ドンゴン&オダギリジョー主演映画<マイウェイ>

2012-01-02 01:51:08 | 僕の韓流~ソング&シネマ

韓国映画<マイウェイ>

 さて、2012年になりましたが、これからもよろしく。今年最初の記事は大晦日に見た<マイウェイ>という韓国映画の紹介からしましょう。

 監督は<シュリ><ブラザーフッド>のカン・ジェギュ。やはりスケールの大きさは並大抵のものではありませんね。もちろん、CG処理をしているところがわかるので、以前のような感動はありません。

 <シュリ>では建設中の道路&トンネルを使って銃撃戦のシーンを撮影しましたが、劇場で最初に見たときは、ものすごいショックでした。韓国映画って、こんなにスケールが大きくてリアルなのかと、驚いたわけです。これが1999年(もしかすると、2000年にぐらいに見たのかもしれません)。今ならCG処理になるテクノマートと言うビルの爆発シーンも、ミニチュアによる撮影だったとか。<シュリ>は2000年1月に日本でも公開され18億円の収益を上げると言う大ヒットになり、配給元のシネカノンも有名になりましたね。

 そして2004年、つまりわずか5年後に公開された<ブラザーフッド>、これは朝鮮戦争を部隊にした映画ですが、この映画の戦闘シーン、とくに戦闘機が地上に向かって攻撃するシーンを見て、韓国のCGのレベルの高さにショックを受けました。戦闘シーンのリアルさと言うか、残酷さというか、まあテレビでは見ることのできないようなシーンがたくさん出てきましたね。また、避難するシーンでは手弁当(ボランティア)のエキストラが3000人も集まって、スケールのあるシーンになっています。チャン・ドンゴンやウォン・ビンの戦争前の二人の生活の様子もきちんと描かれていて、それなりに物語がきちんとありました。

 さて、今回公開された<マイウエィ>ですが、う~ん、この監督、というより戦闘シーン専門監督は、自分の得意は分野のテクニックをより発展させてくれました。ノモンハンやノルマンジー上陸作戦をスクリーンの上に再現したのですから、すごいスケールです。シベリアの収容所もリアルだし、なによりも朝鮮総督府の建物を再現させて見せてくれた植民地時代のソウルの街並みもすごいです。

 というわけで、この<マイウエィ>、特撮技術、とりわけ戦闘シーンの映像はすごいですので、お楽しみに。チャン・ドンゴンやオダギリジョーもCGによる合成ではないかと思うぐらいカッコよく、そのうえキャラクターがまったくわからない人物になっています。なぜ、そうなのと疑問だらけで、伏線となるシーンやせりふ、エピソードも少なく、むしろ脇役のほうが魅力ある人物に、ちゃんと血の流れているキャラクターに描かれています。お父さん役の佐野史郎なんて、数シーンしか出ていませんが、職業軍人の父親とおなじような軍人になるのがいやで医者になった実直でちょっと押しの足りない人物、というのがストレートに伝わってきます。

 まあ、書きたいことはこのぐらいですね。一緒に見た連れ合いは、テンポが速く、どんどん物語が進行するので、飽きなかったといっていますが、まあ、そんな評価もできますね。それにしても、カン・ジェギュ、どこかで何かを間違えて、映画つくり、物語つくりで大切なものを忘れてしまっていると言う気がしてなりません。(でも、ヒットするといいなと思っていますが)