韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

生物多様性条約功労賞? 冗談はやめてほしい!

2010-08-26 01:40:26 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 先週末から昨日の3日間、神奈川生協連の方々のスタディーツアーのガイド&通訳で、あちこち行っていました。昨日の夜、家に戻ると同居人が「イ・ミョンバクが環境保護で受賞した」と言うではありませんか。どうせ、たいしたことのない賞と思いながら、テレビニュースを見て、びっくりしました。冗談はやめてほしいという感じです。

 生物多様性事務局のホームページ

 まさか、生物多様性条約事務局から受賞されるとは、僕が想像した以上にやってくれましたね。4大河川事業を国際的なモデル事業にして、メコンや中国やアマゾンなどで開発をするのではないかなと予想していましたが、これも現実味を帯びそうです。というのもこんなニュースがあるからです。


【ソウル25日聯合ニュース】北朝鮮が、中朝国境を流れる鴨緑江の氾濫(はんらん)で平安北道新義州市一帯が浸水してから3日目を迎えた24日、国連に緊急支援を要請したと、米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)が25日に報じた。北朝鮮は先月中旬以降の散発的な豪雨で多くの被害を受けたが、これまで国連をはじめ国際機関に支援を求めていなかった。
 国連児童基金(ユニセフ)東アジア・太平洋諸国地域事務所の報道官は、RFAに対し「北朝鮮当局が24日午後、国連に緊急支援を正式に要請してきた」と明らかにした。平壌で活動している国連機関が25日中に北朝鮮当局と会議し、支援案を話し合うと伝えた。
 一方、北朝鮮の朝鮮中央通信は21日午後3時10分ごろ、同日午前零時から午前9時の間に記録的な豪雨により鴨緑江が氾濫し、新義州が浸水したと伝えた。翌22日午前零時16分ごろにも救助活動について報じ、同夕方には朝鮮中央テレビが水につかった新義州のようすを公開した。


 その上、いまカーター元大統領が訪朝しています。もし、北朝鮮の核をめぐる6カ国協議が再開してハードルが一つ無くなったら、中国と韓国で鴨緑江整備計画などをぶち上げるのではないでしょうか? イ・ミョンバク印の土木工事を中心にしたグリーン成長が、国際的な影響力を持ちそうないやな予感がします。

 とにかく、生物多様性条約事務局も、ほかの国際組織と同じように各国政府の出資で運営されていますから、韓国政府の狡猾で強力なロビーによって受賞が決まったのでしょう。6月に釜山で生物多様性条約関連の国際会議がもたれましたが、これがロビーの場だったのかもしれません。昨年の11月、4大河川事業の起工式にラムサール条約の事務局長がビデオで祝賀メッセージを送ったのと同じです。

 こうなったら、10月の生物多様性条約締約国会議(CBD/COP10)で、イ・ミョンバクが推し進めている4大河川事業が、どれだけ韓国の生物多様性を破壊しているのか、全世界にアピールしましょう。相手が格好の舞台を作ってくれたのですから、こちらとしては万全の準備でとりくみましょう。

川の真実

2010-08-22 03:05:55 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 川の真実

 
 また、4大河川事業の話になってしまいます。他にも色々と紹介したいことがあるのですが、当分の間、無理ですね。藤前の子供たちの訪韓記録も最期まで紹介したいし、最近の住宅問題、とくにそろそろバブルがはじけそうな現状も書きたいし、昔の思い出話もまだまだ残っています。

 それはさておき、今日はちょっと長めの映像を紹介しましょう。カトリック・スウォン教区で作った映像で、4大河川事業の経過と現状などがよくわかるビデオです。14分もある大作ですが、韓国語が分らなくても、ぜひ見てください。日韓市民調査団に参加した人なら、会ったことのある人も登場します。

 最近の世論調査では、賛成と反対の割合が逆転して、賛成がほんの少し多くなりました(でも誤差の範囲ですね)。やはり、工事がこれだけ進んでしまったという既成事実の重さが影響しているのは事実ですし、4大河川の問題だけでなく、失業問題や南北の緊張など他の重要な政治課題も多いので、賛成派が多くなったのではないかと思います。

 また、野党の民主党にしても、かつてセマングムの干拓に賛成したという「前科」があるので、正直言って環境問題を本気でやる気があるのかと質問したくなります。日本もそうだと思いますが、やはり経済問題や国益などをだされると、及び腰になってしまう人は少なくないと思います。環境問題を本腰入れてやろうと思うと、それなりの覚悟が必要なのは、どの国も同じでしょう。

 実際、これだけ進展した工事現場を見てしまうと、これから僕らが何をするのか、何をしなくてはいけないのかを、絞り込んでいったほうがいいと思います。今の段階では、現状で工事をストップさせ、話し合いの場を持って、環境アセス、文化財保護、経済的効果、治水・利水効果の点検などをする必要があります。

 4大河川事業が万が一、計画通りに進行して大部分完成した状態で、来年の梅雨や夏の集中豪雨で、むしろ災害の原因になってしまうのではないかと、心配です。雨がたくさん降って、中小河川が氾濫したり、土砂崩れがおき、一方で4大河川の堰(ダム)の周辺にごみなどがたくさん流れてきて、水質が悪化し、また水の流れが悪くなり、堤防の決壊などが起きるのではないかと、心配です。

 
 

キム・ジェドン、頑張れ!

2010-08-19 03:49:08 | 韓国あれこれ


 タレントのキム・ジェドンを知っている方は、あまり多くないと思います。韓国で暮らしたことがあるか、あるいは韓国の芸能マニアの方なら、名前を聞いたことがあったり、テレビなどで実際に見たことがあるかもしれません。

 タレントといっても司会者としての活動がほとんどです。
 昨年、ノ・ムヒョン大統領の告別式で司会を担当したことは有名です。あのときの、言葉は今でも心の中に響いています。普通のうるさい司会者とは違って、センスがあり、情がある言葉を摘み出してきます。
 今年も一周忌の司会を担当したため、いままでの番組から降ろされたという噂がとびかったぐらい、彼の言葉はいろいろな意味で、影響力があります。

 最近はツイッターもやっていて、昨日はこんな書き込みがしてありました。

 「愛に目がくらめば、美しいことが生まれ、権力に目がくらめば、醜いものが生まれる。今晩は杯が重い夜だ。」

 言うまでもなく、MBCの「PD手帳」という番組が中止になったことへの、コメントです。本当に杯が重く、悪酔いしそうな夜でした。


 追記:上の写真は、韓国のトップ歌手、イ・ヒョリと一緒に登山をして撮った写真だそうです。二人、本当に付き合ってるのかな、それともただの登山友達? どっちなのかな? でも、意外なことに、二人お似合いですね。そう思いませんか?

MBC 4大河川関連番組 放送中止!

2010-08-18 01:25:02 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 韓国の民放の一つにMBCがありますが、このMBCの「PD手帳」という報道特集番組が急遽、放送中止になりました。昨日(17日)午後11時15分から「4大河川 水深6メートルの秘密」というタイトルの番組を放送する予定でしたが、社長決定(!)で放送中止という前代未聞の事件が起きました。「ニューシス」というインターネット新聞には、つぎのように報道されています。


 「4大河川暴露」PD手帳ついに放送せず
 MBCテレビの「PD手帳ー4大河川 水深6メートルの秘密」の17日の番組が、結局電波に乗ることができなかった。代わりに「VJ特急ビハインド・ストーリー」が放送された。
 PD手帳は、その当時の4大河川事業の推進過程、マスタープランの作成過程など未公開の事実を公開する予定だった。
 大統領の母校であるドンジ商業高校出身で「ヨンポ会(浦項出身の高級官僚の組織)」の会員である青瓦台の行政官が含まれている秘密チーム、政府が主張している水不足解決と水害防止機能への疑問、与党が4大河川周辺を利用する特別法の推進など、衝撃的な内容が含まれている。
 これに対して国土海洋部は放送内容が虚偽だと、ソウル南部裁判所に放送禁止の仮処分を申請したが、却下となり、PD手帳は正常な放送が目前となっていた。ところが、MBCのキム・ジェチョル社長が緊急会議を開いて、放送を保留した。
 1990年、ウルグアイラウンド関連報道以来、20年ぶりの放送中止だ。PD手帳は「いままで例のない事態」と当惑気味だ。
 公式の理由は「社内規則違反」だ。キム・ジェチョル社長は番組の事前試写を要求したが、制作陣が「局長の責任下で試写を行い、弁護士への諮問も求め問題がない」とし、保留要請を拒否した。そして制作陣は「社内規則違反というが、何条の何項に違反しているのかすら、分らない。とても心配だ」と怒りを隠しきれない。
(引用、終わり)

 
 実は、今晩「運河反対教授会」の中心メンバーの先生と会っていて、このPD手帳を見るために早めに別れて、それぞれ家に帰ったのです。僕の場合、11時ごろに自宅に着き、さあ見ようとと思ってチャンネルをMBCにしたら、変な娯楽番組を放送し始めたので、もしかするとと思って、インターネットを検索、上の記事を見つけたわけです。
 放送当日に、それもわずか2,3時間前に中止になるとは、かつての軍事独裁の時代に逆戻りの感じです。今後、今回の放送中止がどのような波紋を呼ぶか、注目していきましょう。

ウォン・ビンの「アジョシ」

2010-08-15 02:08:33 | 僕の韓流~ソング&シネマ
Korean Movie アジョシ (The Man From Nowhere. 2010) Main Trailer


 イ・ビョンホン&チェ・ミンシクの「悪魔を見た」の予告編を紹介したので、「アジョシ」のほうも紹介しましょう。

 ウォン・ビンといえば、日韓合作ドラマの「フレンズ」や「ブラザーフッド」ぐらいしか記憶になく、人気はあるけど果たして演技力は?と思っていました。この「アジョシ」ではガラリとイメージチェンジをして、役柄の幅を広げた気がします。この「アジョシ」も今週末で観客200万人を突破したそうですから、興行的にも成功です。ネイバーやダウムといった韓国内の検索サイトの映画欄でも9点以上になっていて、人気の高さが伺えます。

 ただ、僕としては主人公が少女を助ける決心をするエピソードが弱いので、主人公を動かす原動力が正義感なのか後ろめたさなのか、ちょっと分りませんでした。映画の場合、ちょっと聞き取れないセリフもあるので(テレビドラマは映画より易しいですね)、機会があったらもう一度見て、チェックをして見ます。

 ということで、2回連続で映画の話でした。

 

イ・ビョンホン&チェ・ミンシクの新作映画「悪魔を見た」

2010-08-13 02:23:24 | 僕の韓流~ソング&シネマ
 実は一昨日、昨日と連続で韓国映画を見ました。

 一昨日はウォン・ビン主演の「アジョシ」。ウォン・ビンファンには堪らない映画です。特殊要員(まあ、スパイですね)のテシク(ウォン・ビン)は婚約者を事故で亡くしてから、世間から隠れるようにオンボロの雑居ビルで質屋をしている。唯一の話し相手は隣に住む少女ソミ(キム・セロン)。ソミの母親が犯罪組織に狙われて、親子共に拉致される。テシクはソミを助けるため、一人で犯罪組織に立ち向かう、というあらすじです。ウォン・ビンファンには申し訳ないのですが、ソミに扮したキム・セロンという子役、スゴイ演技で、魅力一杯です。順調に成長すれば、大女優になりますね。

 実は「悪魔を見た」がもう上映されていると勘違いをして、「アジョシ」を見たわけで、面白かったんですが、どこかが2%足りないような気がした映画でした。

 というわけで、昨日は「悪魔を見た」を初日に見ました。
 主演の二人については、何も説明する必要がないでしょう。チェ・ミンシクは「オールド・ボーイ」や「親切なクムジャさん」、ちょっと前なら「JSA」などで知られたベテランですが、猟奇的な悪役をここまで演じきるとはさすがでした。
 一方のイ・ビョンホンですが、実はあまり好きな俳優でなかったのですが、今回の映画には脱帽しました。婚約者を殺された情報部のエージェント役ですが、婚約者の葬式で、納骨堂から出てくるシーン、時間にすると10秒か15秒ぐらいの長さでしたが、ここの表情の演技には驚きました。悲しみが怒りに生まれ変わり、復讐の物語が始まったことを、このシーンの表情だけで表現していました。

 この映画は、パク・フンジョンのシナリオをチェ・ミンシクが読んで、キム・ジウン監督に連絡を取り、キム・ジウン監督がイ・ビョンホンに連絡をして、二人の競演が可能になったそうです。

 では、予告編を紹介しましょう。日本で上映されたら、ぜひ見てください。

Korean Movie 悪魔を見た (I Saw The Devil. 2010) Main Trailer



ナクトンガン&パルダン

2010-08-12 11:55:44 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 ナクトンガンのハムアン堰で先月の22日からクレーンの上で篭城をしていた環境運動聨合のメンバーが台風の接近のために地上に降りてきました。インターネット新聞(ノーカットニュース)には次のように報道されています。

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 ハムアン堰、クレーン立てこもりの二人、逮捕状を請求
 
 4大河川事業の中止を求めて、ナクトンガンのハムアン堰で20日間にわたってクレーンを占拠、立てこもっていた二人に対して、警察は逮捕状を請求した。
 慶尚南道のチャンニョン警察署は、ハムアン堰のクレーン占拠、立てこもりをしたチェ・スヨン釜山環境運動連合事務処長とイ・ファンムン、チンジュ環境運動連合に対して業務妨害、集会・デモに関連する法律、公務執行妨害容疑などで逮捕状を請求した。
 警察は「申請もなしにクレーンを占拠して、施行業者の正当な業務を中止され、工事の中断による被害額が大きいという点を鑑み、逮捕状を請求した」と述べた。
 チェ処長とイ事務局長は、先月22日より慶尚南道チャンニョン郡、キルゴク面のハムアン堰のタワークレーンを占拠していたが、10日午後、立てこもりを解いて、クレーンの下に下りてきて、警察に連行された。

 新聞記事原文

  

(以上)


 一方、パルダン有機農地の行政代執行のための保証金の供託が行われたのに抗議して、昨日からソウル国土庁の前でハンガーストライキが始まり、今日からは毎晩キャンドル集会が行われるそうです。

 4大河川をめぐって与党ハンナラ党と野党民主党の協議も近々始まりそうです。4大河川事業が今後、どのように展開するか予断を許しません。

 
 

パルダン有機農地が危機に直面しています!

2010-08-11 03:28:40 | 環境問題&有機農業
 皆さんもご存知かと思いますが、いま韓国では4大河川事業という大規模な公共事業が全土で行われています。そのひとつにハンガンのパルダン地区での整備事業がありますが、ここでは河川敷に該当する国有地を借りて30年以上にわたって有機農業を行ってきた地域です。そのため、来年には世界有機農大会を開催する予定にもなっている場所です。

ところが、4大河川事業の一部に河川敷の整備が盛り込まれていて、このパルダン地区での農作業を認めず、かわりにサイクリング・ロードと生態公園を作るという計画が農民たちの反対を押し切って、強行されています。

この地域はソウルからも1時間半ぐらいで来られるところで、主権で一番近い大規模な有機農業地区で、年間15万人以上の人たちが体験農業にやってくるところです。もちろん、野菜や果物などを中心に出荷もしています。

今回、ここの強制収用のために保証金が裁判所に供託をしたというニュースが飛び込んできましたので、紹介しましょう。



<以下、新聞記事の翻訳>

強制撤去だけ残ったパルダン(八堂)有機農地

[ハンギョレ新聞] 2010年 08月 06日(金)

ソウル国土庁、補償金供託強行…来月執行


農民たち 「1年以上争ったが…放棄できない」
韓国有機農業の発祥の地の京畿道パルダンの有機農地が事実上の「死刑宣告」を受けた。政府が4大河川事業に組み込まれたパルダン有機農地域に対する強制撤去のための最後の手続きである供託を強行したためだ。

6日、ソウル地方国土管理庁(ソウル国土庁)とパルダン農民たちの言葉を総合すると、ソウル国土庁は先月29日、4大河川事業のハンガン(漢江)第9工区の南楊州市チョアンミョン(鳥安面)ソンチョン地区とジンチュン地区に対する農地収容補償金を議政府地方裁判所に供託した。ソウル国土庁は、1ヶ月ほど農民たちが供託金を受け取る期間を設けた後、来月ごろに強制撤去を意味する「行政代執行」を行う方針だと明らかにした。

最期まで対話を通して解決を期待したパルダンの農民たちは「死刑宣告を受けた心情」と言い、がっかりしている。パルダン地域の農民たちは去年の6月、「農地保存及び親環境農業死守のためのパルダン共同対策委員会」(パルダン共同対策委員会)を作り、19日間の断食座り込み、青瓦台まで三歩一拝(サンボイルベ)、汝矣島まで徒歩巡礼など農地を守ろうとすべての合法的な方法を動員して争って来た。

ユ・ヨンフン、パルダン共同対策委員会委員長は、「去る 1年余り、農民と市民団体、環境団体、聖職者たちが参加して、差し迫った思いで有機農地保存と上水源保護を訴えて来た」と述べ、「4大河川事業に対してパルダン地域の文化と生態、有機農がひとつに調和した発展的代案も提示したが、政府は見向きもしなかった」と激しい怒りを吐露した。ソンチョン
里の草原の祈祷所で170日間のパルダン有機農地保存のためのリレー断食祈祷をしているキム・ソング、ヨンジン教会のキム・ソング牧師は「今、少しの間追いやられるとしても、パルダンの命の価値を最後まであきらめることができない」と言った。

これに対してソウル国土庁のウィ・ソンブン9工区チーム長は「農民たちと何回も対話を試みたが、進捗がなくて法手続きによって補償金を裁判所に供託し、撤去しない農作物と施設物に対しては来月頃に行政代執行をする計画」と述べた。

今回の件より以前に、国土海洋部は去る4月、南揚州のジンチュン・ソンチョン地区の農地 18万8000㎡を対象にして中央土地収容委員会(中土委)に強制収容の裁決を申請した。中土委の収容裁決決定に農民たちは二度の異議申立をしたが受け入れられないため、行政訴訟を起こす方針を検討中だ。

現在、南楊州のジンチュン・ソンチョン地区には 16世帯が補償に応じていない状態で、ヤンピョン(楊平)郡のトゥムルモリ地区まで含めばパルダンの有機農家 46世帯の中 27世帯が補償に応じていない。

http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?articleid=2010080620142439923&linkid=4&newssetid=1352



藤前干潟の子供たち 2

2010-08-08 02:02:01 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 藤前干潟の子供たちは、1年以上にわたって「ガタレンジャーJr」として干潟体験をしてきた子供たちなので、自然に接すると僕なんかより遥かに元気です。

 今回の日韓こども干潟交流では2日目と3日目にフィールドでの活動がありました。2日目はチュナム貯水池とウポ沼での田んぼの生き物調査と自然観察です。チュナム貯水池は地元で賛成・反対の両論があるため、まだラムサールの登録湿地になっていない所。ナクトンガンの流域に出来た湿地や池を貯水池にしたところです。ここのヨンサン村では渡り鳥のために低農薬の米作りも始まり、また韓国の子供たちが実際に米作りをしているところです。

 また写真を中心に、2日目の様子を紹介しましょう。


出発前の様子。韓国の子供たちとは2日目の朝、出発のときに合流しました。



チュナム貯水池の脇にあるカボチャや瓢箪のトンネル(?) 韓国では瓢箪を二つに割って乾かしたものを、水をすくうひしゃくに使います。



チュナム貯水池にある観察センターで行われた<挨拶の時間>。マイクを持っているのがカニくんこと、藤前干潟の看板スターの梅村さん。ステージの脇に座っているのが韓国側の代表の1人、イ・インシク先生。



梅村さんの挨拶の後、藤前干潟のガタレンジャーJrの仲間が、1人ずつ挨拶をしました。



韓国の子供たちの挨拶。まだ、お互いにぎこちないかな。



韓国側の引率役の講師とボランティア・スタッフ。今回の交流会はこのような縁の下の力持ちのおかげで大成功しました!



日本の子供たちがチュナム貯水池のセンターのスタッフと一緒に記念写真をとりました。



湿地交流に参加した韓国の友だち。早めに名前を確認します。



全体の記念写真。実質2日間の交流でしたが、本当に中身の濃いものになりました。

(2日目、まだまだ続きます)


藤前干潟の子供たち 1

2010-08-05 03:09:07 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 7月31日から8月3日までの3泊4日、愛知県の藤前干潟の子供たち、ガタレンジャーJrが韓国に来て、チャンウォンやプサンの子供たちと交流をしました。言葉は直接通じなくても、干潟や湿地を大切にする気持ちは同じ。あっという間に仲良くなりました。

 通訳しながら今回も写真を撮りました。子供たちの楽しそうな表情を見てください。



1日目 金海空港で。まだ到着したばかり、みんなの顔にはちょっと緊張が。




1日目 バスに乗って一安心。金海空港から宿舎のあるチャンウォンまで50分ぐらいです。




1日目 宿舎に到着。さっそく建物の写真を撮る子供。




1日目 ここが宿舎の<いつも青い殿堂‐ヌル・プルン・チョンダン>。それにしても韓国のネーミングのセンスは過激というか、ダサいというか…。




1日目 韓国での初めての食事。機内食も食べていたので、この日の夕食はみんな少なめでした。ここで朝食と夕食をバイキングスタイルで食べました。




1日目 夕食を食べてから、近くのショッピングセンターまで散歩。もう韓国に慣れているのが表情で分りますね。