SBSドラマ「乙女の香り」予告編
明日から(日付が変わり今日からですね)、両生類の日韓共同モニタリングが始まります。今年初めての試みで、立ち上げからかかわっているので、期待と不安の半分半分です。くわしいことは、またこちらで紹介しますが、最近、カエルを見た人、いますか? 子供のころは家の近くに畑や田んぼがあり、水路があったのでおたまじゃくしを捕まえるのに、なんの苦労もしなかったのですが・・・。
で、出発前に最近のお気に入りのドラマを紹介します。サムスンで日本でも一挙に有名になったキム・ソナ主演のドラマ「乙女の香り」は、主演女優の演技力やキャラクターとドラマのテーマやシナリオが、上手に絡み合い、メリハリの利いたレベルの高いドラマになっています。
主人公は、旅行会社に勤める30過ぎの独身女性、ガンでこのままだと6ヶ月しか持たないと幼馴染の医者に宣告され、会社を辞めて沖縄に一人旅に出かけます。ここで、旅行会社の本部長(説明しなくてもわかりますね、社長の息子です)と出会い、恋に陥るが、本部長には会社がらみの結婚話がある状態。一方、医者も実は主人公が初恋の相手で、医者・患者以上の気持ちがある。と、かなり決めの細かい設定ですが、無駄がなく、どのエピソードもパズルのように、きっちりはまっていきます。
たとえば、旅行会社の先輩男性が、夜はカツラをつけて(!)なぜかタンゴ教室の先生をやっていて、主人公と本部長がタンゴの練習をするのですが、このとき相手の体に触れた感覚が残っていて、やっぱり相手が好きだということに気がつくシーンなどは、いいですね。
特にいいのが、主人公が本部長とのデートのあと、痛みが激しくなるシーン。幼馴染の医者に助けてくれと泣きつくのですが、このシーン、シナリオも上手ですが、キム・ソナの演技も光っています。ガンと言われても、痛くないので実感がなかったり、痛みが来てからはじめて大騒ぎするのは、とてもリアル。たぶん、僕などもこんな反応のするんじゃないかな。
あと、6回ほどで終わりですが、キム・ソナの演技とシナリオ作家(ノ・ジソル)に期待しましょう。日本で放映されたら、必ず見てくださいね。では、両生類モニタリングに行ってきます。