韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

一時帰国してきました

2008-03-29 09:36:36 | 韓国あれこれ
 久しぶりに日本にちょっと行ってきました。
 帰るたびの思うのは、新宿などのターミナル駅での人の多さ。あと、なんともいえない、どんよりとした雰囲気。
 以前、日本語を教えている韓国人の大学教授からこんなことを聞いたことがあります。その教授が留学していた頃と比べると、電車の中の雰囲気がだんだん悪くなってきて、最近はこわいと感じるときもあるという話です。
 彼の場合、ほとんど毎年、同じ時期に日本に行っていますし、本を買ったり、依然通っていた大学院に行ったりするわけですから、いわば定点観測しているのと同じです。そんな定点観測を10年ぐらいした結果の発言ですから、なるほど、と思いました。
 もちろん、韓国もこの10年間で大きく変わりました。が、日本の変わりよう(特に人々の表情や態度、雰囲気)には、危ないぞ、という感じがするのは思い過ごしでしょうか。

広蔵市場(クァンジャン・シジャン)

2008-03-21 07:13:54 | 韓国あれこれ
 ソウル市内の市場といえば、南大門市場や東大門市場が有名ですが、この広蔵市場も地元ではよく知られている市場です。
 この市場の名物は、なんと行っても屋台がずらーっと並んだ様子でしょう。昼から、スンデとかジョンをつまみにしてソジュやマッコルリを飲んでいるおじさんやおばさん、アベックなどを見かけます。とにかく、人がたくさん、お店もたくさん、面白いですよ。
 先日、久しぶりに日本化から来た人たちを案内しましたが、ちょうどいい観光コースになりました。鐘路5街でバスを降りて、屋台で少し飲んで、市場を見物したり、お土産を買ったりして、そのあとチョンゲチョンへ。東大門まで歩くのが、ちょうどいい散歩コース。帰りは、みんなでワイワイ言いながら地下鉄に乗って、ホテルまで戻りました。
 僕にとっては当たり前の日常の風景ですが、日本から来た人にとっては、とても新鮮だったようです。ソウルに来たら、ぜひ、行ってみてください。

シニア留学

2008-03-20 06:39:35 | ソウル・メモリーズ~7080
 かつて日本語教師をやっていた頃の話です。
 突然、北海道のAさんという方から、連絡を受けました。一番最初は、電話だったか手紙だったか、今でははっきり覚えていませんが、とにかく韓国で1年間留学したいので、いろいろ教えてほしいという内容でした。
 聞いてみると、50歳代の女性で、韓国語を勉強したいということでした。その後いろいろ連絡を取り、S大学の語学研修施設で勉強をはじめ、韓国にいたときも何度か会いました。まあ、いろいろ生活の面でトラブルがあったり、なかなか韓国語が上手にならなくて、大変だったみたいですが。
 
 このAさんのように、シニアの韓国留学をときどき見かけます。もっと、多くのシニアが韓国に来て、韓国語をマスターしたり、韓国に関連のある学問や技術を学ぶといいなと、考えています。
 もちろん、韓国も物価高なので、少しのお金で贅沢な暮らしをしたい人には向いていません。いろいろ似ているところはたくさんありますが、やはり外国。文化の違いや考え方の違いは、はっきりとあります。そのうえ、過去の歴史的な問題があるため、日本に対してこだわりを持っている韓国人がいることも事実です。
 でも、韓国に魅力を感じる人はいますよね。韓国に何らかの係りを持ちたいという人はいますよね。
 ぜひ、そんな人に<シニア留学>をすすめたいです。今までの経験で、私がお手伝いできることはあると思います。どんな学校で、何を勉強できるか、だいたいのところならすぐ分かりますし、入学の手続きや費用なども、調べれば分かります。興味のある方は、ぜひコメントを書いて下さい。お願いします。

 写真は独立門の近くのヨンチョン市場の入り口。昔ながらの庶民的な市場です。

灌燭寺(カンチョクサ)の弥勒菩薩

2008-03-19 21:09:46 | 韓国のお寺
 忠清道、論山(ノンサン)の般若山に灌燭寺というお寺があります。 
 決して大きなお寺ではありませんが、ここの弥勒菩薩はとても有名です。写真を見れば分かりますが、日本人がイメージする仏像とかなり違う格好をしています。ユーモラスというか現代的というか、顔の形がとにかく変わっていますし、頭の部分が大きすぎて、全体のバランスも整っていません。 
 でも、この石造の前に立つと、いいんですね。不思議な魅力があります。暖かさというか、慈悲というか、心が軽くスーッとなる気分がしました。
 この石仏は韓国で最も大きなもので、次のような伝説もあります。

 昔、ある女が般若山で山菜取りをしていた時に赤ちゃんの泣き声を聞きました。不思議に思った女は、その泣き声の元に行ってみましたが、赤ちゃんの姿はなく、かわりに大きな岩が土から出ていました。この話を聞いた役人は、この岩で仏像を作るように命じ、それで作られた像が、この石造弥勒菩薩立像だということです。(韓国観光公社 HPより)

 このお寺の入り口の街道は桜並木で有名だとか。4月になれば、桜のトンネルを楽しむことができるそうです。

青山島(チョンサンド)への旅3

2008-03-17 21:28:37 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 この写真は、春のワルツに出てきた家の2階で撮ったもの。窓からも海が良く見えて童話の世界に入り込んだみたいです。
 島に来たのだから、当然海の幸。韓国では水槽の魚をその場で下ろして食べることができます。残りの骨を利用してメウンタンといって辛いなべ料理を作ってくれます。養殖じゃない魚を使っているので、値段はちょっと高いですね。大きさによって違いますが、4~5万ウォンぐらいです。量もあるので、日本人には多すぎる場合もあるでしょう。なお、コチュジャンでさしみはちょっと、という場合は、日本からチューブのわさびを持ってきたほうがいいでしょう。

こちらに青山島の食堂の連絡先がありますが、参考になるかな? このHP(文字化けすることガがたくさんありますが)民宿なども紹介しています。

http://xn--hq1b18vblj.com/

電話番号簿전화번호부 のページに食堂식당があります。

 まあ、ソウルで牛のカルビを食べても、一人前2~3万ウォンになるから、同じぐらいの価格帯ですね。贅沢なごちそうがこのぐらいの値段です。これに引き換え、ワンドのフェリーターミナルの前で食べた朝ごはんの定食が6000ウォン。チゲ、魚の干物、のり、キムチなどいろいろ出てきて、とても得をした気分になります。なんで、こんなに安くて量が多いのかな、何年住んでも、不思議です。

龍山駅

2008-03-16 16:59:42 | 韓国あれこれ
 全羅道方面に行くとき(光州とか木浦とか)、KTX(高速鉄道)もセマウル号などの一般の列車もソウル駅でなく、龍山駅から出発します。最近は、中央線という電車も京畿道の八堂(パルダン)という所まで伸びたので、駅がどんどん大きくなる感じ。来年ぐらいには、イルサンというニュータウンまで電車がつながります。
 地下には、大型スーパーのEマートもあるし、駅ビルはIパークというデパートもあればCGVという映画館もあります。駅の隣には、ドラゴン・スパというサウナもあるし、いろいろ面白いところです。
 
 韓国鉄道公社のHPです。ここから鉄道時刻表と運賃表のダウンロードができますhttp://www.korail.com/  (韓国語:日本語版HPにはこの部分がありません)
 
 ソウルから離れ、ぜひ韓国の田舎を旅行してみてください。

青山島(チョンサンド)への旅2

2008-03-15 15:42:26 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 青山島の中での交通手段は、緑色のバス(島で1台だけです)かタクシーになります。バスは巡回で回っていますが、ちょっと観光には使えないですね。やっぱり、タクシーがいいでしょう。タクシーは1時間単位で契約して利用します。(聞いたのですが、メモが見つからず、いま分かりません。月曜日に島に電話して、タクシーの値段と、帰りのフェリーの時間を確かめてみます)
 写真は、春のワルツに出てきた建物です。3月末なら、ここでお茶を飲むこともできるかもしれません。
 島の中での宿は、ふつうのモーテルか、民宿になります。場所や中の様子を見てから泊まったほうがいいかもしれません。いいところがなければ、青山島で泊まるのはあきらめ夕方のフェリーで戻り、莞島で泊まるか、羅州(ナジュ)まで市外バスで移動して、羅州で泊まるのがいいですよ。ここなら、KTXに乗ってソウルまで戻れますので。

青山島(チョンサンド)への旅1

2008-03-15 14:41:28 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 この写真は莞島(ワンド)のフェリー・ターミナルです。
 青山島(チョンサンド)行きのフェリーは、8時10分、11時20分、14時30分、17時20分の4回、料金は6250ウォン。約40分ぐらいで着きます。船はかなり大きいので、中型の観光バスやトラックなども乗ります。一番後ろに階段があり、そこを上ると客室(といっても、靴を脱いで上がる大広間)や売店兼食堂(と言っていいものか・・・テーブルひとつしかありません)などがあります。僕が乗ったのは朝8時10分の便だったので、この食堂でご飯食べている人もいましたよ。
 天気が良かったので、船はほとんど揺れません。大広間で横になっていると、船のゆれが心地よいぐらい。なかなか、素敵な船の旅です。
 

語学堂の思い出

2008-03-13 20:35:21 | ソウル・メモリーズ~7080
 今から、ン年前、延世大学の語学堂で韓国語を勉強しました。
 まだ、韓流ブームなどまったくない時代でしたが、オリンピックなどの影響で、韓国留学が少し増えていったときでした。
 語学堂は、1級から6級まであり、日本で少しかじっていったので、2級からスタート。媒介語を使わず、韓国語だけで韓国語を勉強するという、なかなか素敵な体験でした。でも、伝聞の言い方は苦労したな。
 そろそろ、あの時一緒に勉強した仲間と連絡を取り合い、いっしょにソジュでも飲みたいですね。みんな、どうしているかな?

韓国の伝統家屋

2008-03-12 17:22:36 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 韓国の南、全羅南道にはまだまだ、伝統的な家が残っています。また、伝統的なスタイルで新しい家を建てる場合もあります。
 この写真は、光州(クァンジュ)から東へ一時間ぐらい行った潭陽(タミャン)という街の宿泊施設。こちらでは<民泊 ミンバク>と言い、素泊まりの民宿を考えればいいでしょうか。
 この建物は最近建てたので、各部屋にはトイレとシャワー、それにミニキッチンがついていて、ワンルーム・マンションみたいな構造になっています。食事が付いていないのが不便かもしれませんが、近くの食堂の食べ歩きも楽しいです。
 この建物の隣も大きな伝統家屋で、こちらには人が住んでいます。こんなところで一晩過ごしたら、いい思い出になりそうです。こんど、この地方に行ったときは泊まってみたいですね。