goo blog サービス終了のお知らせ 

韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

韓国でドキュメンタリ映画の上映をするためのメモ 1

2018-09-14 16:55:58 | 韓国の市民運動
フェイスブックに載せた文章ですが、ブログにもアップしておきます。今後、色々、お願いするかもしれませんが、その時はよろしく!

× × ×
韓国語で書いたので、日本語でも書いておきます。詳しい人、色々教えて下さい。

日本のドキュメンタリー映画を韓国で上映できないかな、と思い出したのは今年の夏頃の話。偶然、ドキュメンタリ映画の監督やえいが関係者に立て続けに会い、良い作品で上映運動(こっちでは共同体上映と言います)が出来ないかなと考え始めました。

ずーっと昔、まだVHSとベータがケンカしていたころ、在日の監督のドキュメンタリの上映運動を手伝ったことがあって、その頃の情熱が甦ったのか、やり残しの宿題を片付けるのか、とにかくやってみようと考えました。

字幕は最初は専門事務所に任せますが、半年位の内には自分でと考え、1本当たり50万円位あれば宣伝材料も作れ字幕処理もできると思いました。こちらでも上映運動の場合、貸出しの基本料金は2万から3万円ぐらいなので、30ヶ所から50ヶ所位上映して、年に数本確保できれば、やって行きそうな計算をしました。

ところが、韓国には"等級制度"があって、これの審査が必要なんですね。お金を取る上映の場合、これやっておかないと、法律違反になっちゃいます。5分で1万2千円で、2時間ものだとその半額なので、それでも15万円ぐらいかかります。
その上、キチンと輸入をしないとダメなので、映像物の輸出入の事業者登録が必要で、机一つでも事務所が必要になってきます。これじゃあ、1本で50ヶ所じゃなく100ヶ所位を目標にしないと。

何か、話が大きくなりそうで、少し戸惑っていますが、他にやる人もいないみたいです。

在日の友人が自分のドキュメンタリを売り込みに行ったら、商売にならないと、とある配給会社から断られたぐらいなんで、まあ、儲かる話じゃないので、他にやる人、いませんよね。

ということで、環境、原発、食生活、沖縄、反差別、歴史問題、農業、公害、住民運動と言った固いテーマのドキュメンタリ映画を紹介できれば、と考えています。この分野に詳しい方、ぜひ色々教えて下さい。(田中博、韓国在住)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿