自国民の利用できるカジノができるとどうなるか、韓国の江原ランドカジノの事例から考えてみましょう。
まず、10万円や20万円はあっというまに無くなります。
これは売り上げのデータ見れば、わかりますよ。江原ランドの場合、1年で1500億円だから、1日4億ぐらい。この金額は韓国内の10数か所ある外国人専用カジノの売り上げ合計金額と同じぐらいです。入場者数は年間300万人だから、1日8200人ぐらいですね。となると4億円を8000人でわると、一人5万円。これは平均値で、ほとんどやってない入場者もいます。
実際にカジノでゲームできる人数は、テーブルが840人、スロットマシーンが1360人、テーブルの場合は周りで立ったままやってる人もいるので、ゲームできる人は3000人ぐらいでしょう。営業時間が朝10時から次の日の朝6時までの20時間なので、2回転から4回転ぐらいする感じかな。この8000人のうち、何人かはその日のうちに持ち金を全部すったりするわけです。こうなると、もう、止まりません。2、3日ずっと続けてやって、気が付いたら全財産、車も家も手放したという人が出てくるわけです。
日本の場合は公営ギャンブルやパチンコなどがありますが、韓国には公営ギャンブルもほんの少しですしパチンコもありません。なので、中毒者が多くなるんだと主張する人もいますが、果たしてどうでしょうか?
写真はサブク市場、カジノからここまで来て買い物する人など、全くいません。
一番近い駅の周りが、ガラッと変わりますよ。質屋、24時間営業のサウナ、風俗店、仮眠用のネットカフェ等々。飲食関係はダメですね。クローズ後の1、2時間ぐらいは客が来るけど、昼間は来ませんよ。みんな、カジノに入ると出てこないです、500円がもったいないと思って食事も抜きます。
ヤミ金融が増えて金銭関連のトラブルは日常茶飯事。詐偽や窃盗、強盗に傷害、カジノでタガが外れたら、何するか分かりません。
カジノで全財産失ったら、故郷にも帰れず、ホームレスです。
そして、最後は自殺、というのがお決まりの転落コース。書いててイヤになるけど、江原ランドで聞いた話をまとめると、こんな感じです(涙)
写真は質流れのクルマ、あちこちにあります。
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