4月に韓国のオーガニック学校給食のことをフェイスブックに書きましたが、ブログのほうにも記録を残しておきましょう。9月に韓国現地視察をする予定ですので、ご期待ください。
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韓国では学校給食に有機農業の食材を使うところが多いです。今日訪問した清州市では市内小中高約180校、11万人の児童生徒が毎日、有機農業(米は100%、野菜等も50%以上)の食材で作った給食を食べています。その上、清州市の場合は市の条例で無償化も実現させています。ぜひ、多くの日本の関係者の皆さんに知ってもらいたいです、韓国の方が学校給食、遥かかに進んでます。
さて、せっかちな日本人は次のように質問しました。
「 有機農産物に代えてから、肥満が減ったとかアレルギーが減ったとか、変化はありませんか?」
それに対して、チョンジュ市教育庁の担当者はこんなふうに答えました。
「まだはっきりと変化はありません。1、2年の短期間に変わるとは考えていなくて、10年とか20年の長いスパンで考えています」
うん、根本から違うなと、せっかちな日本人は反省しました^^
写真は元農水大臣の山田弁護士と栄養士のキム先生、栄養士と小学校教師の2つの資格があって、いわゆる"食育"の授業も担当しています。食事中は児童達の間を動きながら、子供達に声をかけていました。
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