漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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漢方と瓦礫  豆腐と紫蘇のハンバーグ

2012-06-06 11:29:10 | 春の豆腐料理
昨日は環の常連のお客様が遠方からのお友達を環に連れてきてくださり、いろいろお買い物をしていってくださいました♪

たまたま、一人の方が腹痛がひどいとおっしゃるので、問診させてもらいました。
せっかくいらしたので、

「一服だけでも」とおすすめして、一杯の漢方をのんでいただきました。

そうしたら、お話している間に痛みが消えて、非常に驚いてくださりました♪

お客様
「痛み止めを使うのとは全然違いますね。漢方は気になっていたけど、近所のは入りにくかったんですよ。おじさんがやっているところが多いし、高そうだし。今日は来れてよかったー!」
と喜んでくださいました。

そうなんです。無理に痛みを押さえ込むのではなく、痛みは体からのサインであるので、そのサインの原因から治すことが大事になります。
そして、女性の悩みはやはり女性のほうが相談しやすいというのもよく分かります。

環は女性だけのスタッフなので、一人でも多くの悩める女性の手助けになれれば幸いです。


話はガラリと変わって、フェイスブックにて素敵な方から感動する映像を紹介していただきました。
瓦礫処理に明るい未来です!


18分なので、ぜひぜひご覧くださいませ。
84歳の宮脇先生という生態学者が瓦礫を盛り土にして、東北に木を植えて緑の防波堤を造るとすると、瓦礫が足りないくらいだということ。
緑の防波堤の威力がどれほどなのかということ。
木々の力と宮脇先生の天命からの行動力と熱い思いに感動をもらいました。


さて、昨日の夕飯です

豆腐と紫蘇のハンバーグ
祝島ひじきと五穀麩の煮物
かぼちゃと人参の味噌汁
かまどごはん
納豆



祝島のあのミツバチの羽音の”たかしくん”が作るひじきをいただきました。すっごくおいしい!もどした時からもう柔らかくて(一度ゆでてあるそうです)「心優しいひじき」そんな印象でした。ありがとうございました!!

豆腐ハンバーグは、具は紫蘇と片栗粉と塩麹と白味噌だけですが、とってもおいしいです。

世界中の人が週に1回だけお肉をやめると、世界中の飢餓がなくなるんですって。そんな活動をポールマッカートニーもされているそうです。

薬膳的にはもちろん女性は生理の前後などお肉を特に食べたほうがいい時期もあるのです。人によっては、とてもお肉が必要な人もいます。お肉はとてもパワフルにその人を元気にしてくれるので。

でも、元気な時はそんなにお肉に頼らなくてもいいのかなと最近ひそかに思いはじめました。1kgのお肉を作るのに7kgの植物が必要といわれます。その植物があれば確かに、たくさんの人のお腹を満たせる気がします。お腹をすかせている人の食物を奪うより、みんなでシェアできる菜食のほうがいいいな~っという気もします。頭では分かっていたことが、最近心でも感じるようになってきました。洞爺湖のWSで人がより大好きになったからのような気がしています。偉大なるおっちゃんのおかげで、知らない人ともつながってきたからかもしれません♪

普段から体調に気をつけて、元気でいたら、お肉は少しでも足りるのかもしれません。
あとは、何をもって足りるのかということ。このくらい元気ならもうOKなのか、もっと完璧になりたいのか。足るを知るというのもありかもしれません♪

たくさんの感謝の思いでいただけば、菜食でも足りるのかもしれません。しかし、これじゃあ栄養が足りない!そう思うと、足りなくなるのかもしれません。心次第。

もう一つ、お肉を減らすようになった理由は放射能の問題から。日本が汚染している事実があります。食物連鎖の上にいくほど濃縮されます。それなら、できるだけそれらを避けるというのも大事な選択だと思っています♪


最近放射能の害を減らす生活術の本をいろいろ読んでいます。
食べ物では、乳酸菌がかなり働いてくれるようです。
乳酸菌のたまり場、発酵食品の宝庫である日本食は有難いですね。そんなわけで、塩麹はやっぱりよさそう。こんなにおいしく感じるのは、体が必要としているからかな~っと思ったりしています♪

発酵食品なしょうゆ、味噌、納豆などもよいです♪ただ、ちゃんと時間をかけて発酵させているものか見て買うことをお勧めします。

そんな体に役にたってくれるしょうゆを買うポイントは
製法を見ます。伝統的な製法である「本醸造方式」ならOK。

これに対して、短期間で作ってしまうのは「混合醸造方式」「混合方式」で
アミノ酸などが添加されています。

「原材料名」に関しては
大豆、小麦、食塩とだけ書かれているものがお勧めです。

(「脱脂加工大豆」ではなく)

アルコールや保存料、甘味料など添加物がないかというのもチェックポイントです。というわけで、製造がポイントは「本醸造」。材料は大豆が「(丸)大豆」と、他の混ざり物がないか。ですね。


味噌はもっと簡単
材料が
大豆、米、食塩のものなら、ほぼ大丈夫!

酒粕が入っているものが多く売られていますが、これはエチルアルコールのことで、発酵を促進したり、保存の意味といわれますので注意。ビタミンB1が入っているものも多いですが、これは着色。着色しなくてはならないほど、急いで作られているのかもしれませんね~。


安心して買えるものを選ぶのはある程度は、裏の表示を見れば簡単に見分けがつくようにはなっています。あとは、こだわりの商品を販売している店で買うと安心です。

*環でも、味噌や醤油も販売していま~~っす。