漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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習うより慣れよ、治すより防ぐ たけのこ芋と鶏肉のカレースープ

2014-12-18 22:37:37 | 冬の肉料理
こんな都道府県クイズをやりました


「色がついている都道府県はどこでしょう?」
→ 青森県

とか

私の出題の順番がきたので

「体のパーツが入っている都道府県はどこでしょう?」

という、問題を出しました。

答えは「岩手県です」

妖精は、う~~んと、一瞬考えて

「分かった!!埼玉!」

と、真面目に答えました。

[埼玉]を見ると、連想してしまうようになりました。
どうしてくれるんでしょうか。

さて、


クオンタムヘルスという本を読んでいます、
ディーパックチョプラ博士の若かりし頃の本です
まだ読み始めで、非常に
面白いことが書かれていました。

機械の業界は、不良品が少ないように作るそうです
それが、出来るようになったら不良品ゼロを目指して、ゼロになる方法を
編み出すことに時間とお金と能力をかけるのだそうです、
なぜなら、不良品を修理するのは、その8倍~10倍のコストと時間がかかるから、
ミスを防ぐ、その方がどれだけ効率がよいか
そういう世界だそうです、

人の体も同じで、病気を治すより、防ぐほうが
コストも時間もかからないのだと書かれていました。

西洋医学は病気を治すことが得意です。(それが一時的だったとしても)

漢方薬の世界では、病気を防ぐことが、一流の仕事です。
だから、食医の位が一番高かったのでした。
次に内科、その下が外科、その下が獣医というランクでした。

病気をまずは防ぐ。

クオンタムヘルスに、それは「心」だと書かれていました。
心の持ち方

病気を敵対しするのでも、恐れるのでもない。


アメリカでの実験で、心臓に血栓がある人たちに対して
瞑想と、食事療法とヨガのプログラムをさせたところ

血栓が溶けて軽減したというデータが出たそうです。

それまで、心臓病は治らない!そうされていたものが
治る ということが分かったと。

心、食、運動だけで!

なぜなら、私たちの体は「常に」新たな細胞を生み出し
生まれ変わっているのだから。


というわけで、風邪の予防は
板藍茶で防ぐと効率よくふせげます。

そして、体の異変に気づいたら、
病名がつくまで待つ必要はありません
「様子をみましょう」=「悪くなるのを待ちましょう」
悪くなってから手を打つよりも
今すぐに出来ることがありますですよ。

漢方の世界は、その気になる部分だけを治すのではなくて
体全体が調ってきます。
それがまた魅力的な面白いところです。



昨日の夕飯です



たけのこ芋と鶏肉のカレースープ
ザワークラフト
青梗菜とジャコの炒め物
7分づきかまどごはん

カレースープがべらぼうに美味しかったです。
お味が調和していたのでした。

鶏肉は体を、とくにお腹を温めますし、よく補います。
体力もつけます。冬によい食材です。私は食べられないのですが
スープに溶け出したものをいただきます。
それでも、十分効果的です。