がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

突然nismo R34 GT-R Z-TUNE(TAMIYA)

2005年06月30日 | 模型
 え~、ロータス79ですが、亀の歩みで進行中です。実はリアサス周辺の加工を始めてみたのですが、キットのパーツ自体が某社のDFV搭載車のパーツをリキャストしてパーツ作ってるので、辻褄が合わないというか露骨に79では無いって状態なので、その辺りを加工中。ブレーキキャリパーを削り飛ばしたり、真鍮線をハンダでトラス組みしたりと地味なことやっとります。画像はまた今度(笑)。

 で、今日のネタですが、近所のショッピングモールにちょっとした買い物に出かけたとき、うっかり玩具店を通りかかってしまい、これまたうっかり手に取ってしまい、気がついたら買ってしまっていたのがコイツ↓↓

タミヤのR34 NISMO GT-R Z-TUNEです。当初は「金型改修品だろ?」とナメきっていて買う気無かったんですが、先日買ったモデグラの裏表紙を見てて気になり始め、店頭で中身を見たらボディは新金型といってもイイくらい変わっていたので、思わず買っちゃいました。

 で、ふと思ったんですよ。表ページに工事中のママ放置されてるコンテンツのことを。「初めて自動車プラモ作る人向けのコンテンツ作ろうかな?」とか衝動的に思いまして、これまた衝動的に製作開始(笑)。購入から製作まで何もかも衝動的です。

 そんな訳で、今回はいたって素組。コンテンツに載せない部分では少~しだけ手を入れてますけど、面倒くさいことはやらないつもりで製作を開始。

 先ず、金型改修品らしく不要パーツが沢山入ってるので、不要なパーツを取り除きます。大体この手の不要パーツって、必要なパーツと似てるものが多いので、残しておくと混乱の元ですから、とっとと外してジャンク箱へ。
 それにしても、昔はランナー図が入っていたのに、このキットのインストには載っていなかったので、一通り最後まで読みながら不要パーツをチェックする必要がありました。

 さて、タミヤって事もあり、衝動的製作って事も重なって、無謀にも仮組み無しでボディーの下地処理に突入します。先ずはボディ色と同色パーツをより抜きます。


 で、先ずはボディから。パーティングライン切削とゲート処理を行います。バンパーが別パーツですが、ボディ側の先端部とバンパー側のグリル上部にゲート跡が有り、これがゴッツイゲート跡でね、キチンと処理しないとチリが合わなくなります。そんな事を念頭に置いてサクサクと・・・・。パーティングラインの上は、適当なマーカーでなぞっておくと処理が楽。切削はアートナイフの刃を立ててカンナ削りします。ラインが残ってるとマーカーの色が全部消えないので削れ具合が判りやすいのだ。


 続いて、各部のヒケ&ウネリ処理。トランクのスポイラー用の穴付近とボンネット先端付近のゲート跡が有った場所付近には判りやすいヒケが有ります。それと、図のように何故か左右のドア部分にもヒケがあります。リアフェンダー付近は金型改修の影響かウネリがありましたので均しておきます。ヒケ埋めにはコンテンツのこと考えてチョイ溶きのプラパテを使用。普段なら瞬着使います。


コンテンツでは触れない部分では瞬着を使用します。図はリアスポ裏の押し出しピンの跡を埋めてます。


 別パーツのバンパーをこの時点でボディに接着。先述のゲート跡さえ処理しておけば、接合は怖いくらいにパチピタです。磨いたりシャーシを填めたりするときの事を考えて、流し込み接着剤で固定した後に瞬着+促進剤で裏打ち補強しておきやす。


 ここもコンテンツではスルーするつもりですが、実は開口しました。この車の特徴の一つですしね。でも、クリアランスが狭いので開口はちょっと面倒くさかった。0.3mmのピンバイスで3箇所穴を開け、デザインナイフで穴を繋ぐようにして開口。ほどよく穴が開いたらあとは針ヤスリとペーパーで荒れちゃったトコを均しておきます。


 後は各部の筋彫りを彫っておきました。あまりに細くて繊細な筋彫り故、塗装によって埋まる可能性もあるので塗装の厚みを考慮しながら、先ずはケガキ針で深く彫り、最後にエッチングソーで筋を気持ち拡げておきました。それから、コンテンツではスルーしますが、磨きのこと考えてエンブレムやサイドウィンカー、それにウォッシャーノズルは位置決めようのポンチを打ってから削り取ってしまいました。


 ボンネットにはルーバーがあるのですが、タミヤらしく見事に抜けております。たしょうバリってるので二つ折りにしたペーパーでバリを取りつつ穴を均しておきました。


 リアはこんな感じ。結構複雑なプレスラインで構成されてるので、パーティングライン処理や表面均しのときにラインを潰さないよう要注意っす。


 とっとと塗装に入りたいので、小物類も一気に下地処理。シャーシはゲート跡を処理しただけで下地処理終了にしときました。


 と、こんな感じであっという間に次は塗装に進めまする。なんか最近面倒くさいのバッカリ弄ってたから、ストレス無くって楽ちんでげす。

 一応コンテンツ用に画像は他にも沢山用意してます。私如きがHOW TOなんておこがましいのは判ってるんですが、模型人口が減って自動的に模型店も減っていく昨今ですから、自動車模型って楽しいよー♪ってのをアピってみたいんすよ。一応基準は、ウチのカミさんでも作れる様にって事で考えております。あわよくばカミさんにも一台作らせてみて、幾らかこの趣味を理解して貰って、多少の買い物は大目に見て貰えれば・・・・・・・・・ダメですかね?(笑)
コメント (3)
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