がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

マスクしてるかー!換気してるかー!

2007年09月09日 | 模型
ども!今日運び屋がやって来て、問答無用で

↑斯様な物を置いていきました。いや、注文したのは確かにワシですが、指定した日と全然違うんですけど~(汗。偶々カミさん不在で尋問無かったから大急ぎで片付けちゃいましたが、これじゃぁ何のために入念な密輸スケジュールを組んで、荷物をカミさんが受け取ったり、或いは複数の荷物が同時に届かないように苦慮したりしてるんだか。
 それにしても、米レベルのキット、マーキュリーと300Cですが、どっちも独レベル式のデカイ箱に入っております。レベルやAMTのキットって箱がコンパクトだから積み易かったんですが、このデカイ箱は積み面積がデカイので好きじゃありません。
 あと、独ユーロのキットって、こんだけ高くなると(3800円)、ハセガワ経由ルートを割引店で買うのと、並行輸入業者から買い付けるのとでも、あまり価格差を感じにくくなっちゃいましたね。中には3000円台前半で買える店もあるとか。私の場合は、田舎者故に通販に頼るので「送料」を考えると割安感が失せてしまいそうです。今回のように、三つくらい輸入キットをマトメ買いすれば、まだ安値の恩恵は受けれるんですが、国際通貨情勢を思うと風前の灯火か?


 ちょいと仕事が立て込んでて予想通り製作は亀の歩みなんですが、クリアーがソコソコ乾燥しましたんで、一回ペーパーを入れました。で、巧く行くこともあれば失敗することもあるって感じで、今回は幾つか失敗をしてしまいました。

 リアバンパーのサイドにデカールが二種追加になってます。なーーんで突然、それもこんな場所に追加したんでしょうか?(笑。

って感じでカド出しました・゜・(ノд`)・゜・。記憶する限り、リタッチが求められるレベルでカド出したのは出戻り後初じゃないかと。自分なりに何時も神経使ってんですけどねー。まさにアミバのクセにトキになったつもりで居たからボロが出たようなもんですな(意味不明。この部分だけ塗膜の状態がおかしかったんですが、多分パール吹くときに巧く吹けてなかったんだと思います。見た感じ所謂”パール割れ”みたいな感じでモッコリでしたし。
 で、以前も書いたようにタッチアップが非常に厳しい色なので、熟慮の結果、無理矢理デカールを貼って体裁を取り繕うのが現状では最善だと考え、斯様な状態に至ったのでありました。オレンジ色の一種でカバーできるんですが、角っこに一枚追加ってのは寂しかったので、△のマークのロゴを更に追加。益々ここだけ取って付けたような感じです~~


↑、更に、クリアーの下のパール部分なんですが、クリアーが溜まりそうな箇所にて粒子が動いてしまった模様。発見した時の気分は











そう、まさに「うわらば」と経絡秘功を突かれてビルの屋上から落ちちゃって最後を迎えるアミバのようです(はぁ?。私はこれくらいで最後を迎えるつもりはありませんが結構凹みました。

 ウレタンクリアーだと、下地を綺麗に研いでからパール→クリアーと進めても、硬化中にクリアー層が全面的に動くために、こういう風に溶きパテ塗りっぱなしの上にメタリック吹いた様な状態が発生することとか、メタリックムラが出たりなんて事もあるんですが、それをラッカーで出しちゃってどうする俺?恐らくパール塗装後一発目のクリアーの吹き方が豪快過ぎたんじゃないかと勝手の想像してます。パールだけで発色させてるんで、その分クリアー溶剤中のパール粉含有量が多いため、クリアーコートにもよりトラブルが発生しない様に、尚一層の慎重さが必要だった模様。当然研ごうが何しようが解決することはありませんので、スルーか風呂かになるんですが、此処までの工程を考えると流石に風呂はキツいなーって事で、スルーします。知らんぷりっすね。

と、何だかんだで中研ぎは終了。次は内装やシャーシに本腰を入れていきませねば。 

 失敗は成功の素。何時もやってる定番作業ばかりじゃなく、こうして色々な手法を試してみることで、たとえ失敗に終わっても、そこから色々な経験を得られる訳ですから、決して無駄ではないと思うことにします。Let's think positively!

 余談ですが、先月末のスカパー!の「プラモつくろう!カスタム」。所謂F1もの特集で面白かったんですが、出てきた二人の職業模型士さん、ウレタンクリアーをバンバン吹くのにロクなマスクもせず(片方の御仁なんてノーマスクですよw)でしたな。製作法の動画公開という意味合いも有する番組で、あれはどうなんですかね?ウレタンに限らず、トルエンやキシレンが多く含有された塗料が模型に用いられることも昨今多いわけですが、マスクやゴーグルや手袋をすることも、大切な製作法の一つとしてキチンと紹介すべきだと思うんですけどね。ラッカーも勿論有害ですから防護はちゃんとしましょう!ウレタンは、トルエン・キシレンに加えてイソシアネート系(硬化剤)の噴霧もすることになるんで、一層の防護をしましょう!(ご存知ない方は、試しに「イソシアネート 毒性」とか「ポリイソシアネート 毒性」とかで検索してみて下され)
 趣味なんだから、なるべく安全に楽しみたいものです。と偶には真面目なことも書いてみる。
コメント (15)
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