昨日の雨の中、多摩丘陵の植物と小野路のスミレの観察。午後はタケノコ掘り。
この本の著者の山田隆彦先生が講師。午前中は林野の植物をスミレ博士の山田先生の解説で観察です。いったん雨があがりそうな気配の中で春の植物をまず観察。
スミレはこのおなじみのタチツボスミレと
ニョイスミレ(如意スミレ)↓
林の中にはタマノカンアオイ(多摩の寒葵) ごめんなさいね。葉っぱをめくってアップ。
本当はこういう風にひっそり葉っぱの下、落ち葉に埋もれるように咲いています。
春蘭や
ホウチャクソウ(宝鐸草)。
実生の山椒やドングリ。
そして、雨もやまないので、急いで竹林へ。
上の写真のはもう育ちすぎていて、でも周りを見回すと こんなのや 見えづらいけど、こんなのがあちらこちらに。
雨後の竹の子、じゃなくて雨中の竹の子。今年は生り年だそうです。
その後主催者さんが小さなテントでタケノコ汁を作ってふるまってくれましたが、なにせ雨降り、竹林では雨はよけられない…皆さん立って傘さして温かいタケノコ汁をいただきました。私前後の年齢のおじさんおばさん達は、雨の中を歩き、タケノコを掘り、立って食事…って実に強いと思いました。(^^;)
おまけ:あの春先の可憐な水色のオオイヌノフグリがそんな名前になってしまった原因の「果実」。どちらかというとハート形なんですけど…。学名はベロニカ・・・というすてきな名前なんですけど…。
解説によると、イヌノフグリという在来種の植物の果実がそれに近くて、牧野富太郎博士が命名したとか。その後このオオイヌノフグリが外来種として入ってきて、花が大きいので「オオ」とつけたということです。