前回の片づけ話から続いていますが、子供の本棚を片付けていて、一色まことの「花田少年史」というコミックをみつけました。
結構古い本で捨てようかと思ってぱらぱらと見たら、見やすい紙面で、子供の顔がかわいいので読んでみたら…はまりました。出てくる犬もかわいい。
交通事故がきっかけで幽霊というか死んだ人の霊が見えて話ができるようになって、その幽霊の頼みをかなえてやることになるお話。漫画だから笑えるところもあり、最後に泣ける…まあ、亡くなった人の残した願いをかなえてあげるのだから当然泣けるのですが…。
とても面白くて一気に5巻読んでから、他にこの人の作品を探して、この「ガキの頃から」を見つけて(購入して)読みました。
これは子供向けでないコミック雑誌に載った物の短編集らしく、それなりに大人の表現もあるけれど下品でなく…、で、今の今検索して知ったのですが、一色まことって女性でした。ずーっと男の人だと思っていました。
↑ある小学生の話で、転校生の家にとあるきっかけで訪ねて行って「フランダースの犬」を貸してもらって読んだシーン。彼は感動します。
そう、何に感動するかは人それぞれです。話はそれますが、私は他の人がやっているスポーツを見て感動したことはありません.。へー、すごいな!よくやるな、と感心することはありましたが。
それを、なんだか感動と希望をお届けする(スポーツの祭典)…とか言ってる為政者がいたけど(最近はそれはあまり言わなくなったか)。感動を押し売りされてもね…。何に感動するかは人それぞれで。希望はさらに人それぞれ。
話は戻りますが、
この方の代表作の一つに「ピアノの森」というのがありました。そういえば以前テレビでこのアニメをやっていました。
しかし、最初に、森に捨ててあったピアノを弾いて育ったその主人公の子だけが音を出せるピアノ…という設定を見て、森に(ピアノに)雨降ったらどうするの?という疑問に引っかかってしまって、鍵盤が重く見えて先に進めませんでした。(^^;)
そういう不思議なピアノなんだからそのまま見ていればいいのに…。
幽霊が見えて話ができるというのも通常あり得ないのに、それはそのまま受け入れて読んでいるし。
作者は違うけれど、「いいね光源氏くん」は平安時代からの、しかも物語からのタイムスリップなのに、それは受け入れて見ている。
まあ、私の感覚の実に勝手なところだと思いました。(^^)
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