モチーフ編みのカーディガン。今までモチーフ編みで成功(完成)したことはなかったのですが、今回は仕上げまでできました!
モチーフ編みは途中で色を変えると糸始末が面倒で、さらに一つのモチーフを編むごとに糸を切るということに抵抗がありなかなか続かなかったのですが、今回は段染め糸なので、途中で糸を変えなくても丸いモチーフ模様が出るし、しかも三度目の編み直し糸なので糸を切ることの罪悪感はかなり薄れていました。
この糸「野呂英作 はなばたけ」という糸で、5~6年前下の作品を見て、いいなと思って同じ糸を購入して編んだのですが…。
同じ色番同じロットなのにこの色の出方にがっかり↓
そしてこの本の解説には「袖や衿の落ち感がバランスよく…」とあるのですが、私が着るとただただ落ち感が出てだらしなくて(^^;)、すぐにほどきました。
次に編んだのがこのセーター。
前身頃に好きな色、後ろ身頃に好きじゃない色を使って…。
しつこいようですが、同じ色番の糸とは思えません。↓
この毛糸はウールとシルクとモヘアの混紡で、いい糸なのですが、糸に腰がなくて、セーターにしても着ているとだんだん「落ち感が」出てくるので、またほどきました。
糸はほどいて、かせにして洗って干して再生させます。流行りの言葉を使えばサスティナブルとか言うのでしょうが、母の時代には毛糸の編み直しは普通のことでした。
子供のセーターを編んで、小さくなればほどいて編み直して、細くなってくれば二本取りで…と当たり前のようにやっていました。でも今はほどいた毛糸をまっすぐに伸ばす湯のし器なんていうのもどこにも売っていません。
それよりきれいで軽くて編みやすそうな毛糸が沢山売っています。古い毛糸はなんだか重いし、色もいまいち…。しかし、今季は新しい毛糸を買わないぞ!という決意のもと頑張っています。
モチーフ編みにすると、この毛糸はふわっと厚みが出ていいかも。(なるべく好きな色だけ選んで編んでいます)。
後ろがわ。
ただ、テレビドラマなんかを見ると、昭和生まれの頑固そうなおばさん役の人がモチーフ編みのベストなんかを着て登場…というシーンがあるので…さて私はいつ着ようか…考え中(^^)。
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