枯雑草の写真日記2

あの懐かしき日々を想いながら・・つれずれの写真日記です。

夏目漱石が住んだ家・・熊本、内坪井旧居

2011-11-16 | 古いもの、昔の人
          夏目漱石(本名金之助、慶応3(1867)年江戸生まれ)は、明治29年、熊本の
          第五高等学校の英語の教授として赴任します。
          4年3ヶ月の熊本生活の間、6ヶ所の家を転々としたそうですが、ここ内坪井の家は
          5番目で最も長く、明治31年から1年8ヶ月住んだそうです。
          その家が市指定史跡として残されています。
          敷地1434㎡、建物232㎡と広い家。漱石自身も「一番いい家」と気に入っていたよう・・
          当時の高等学校の教授はすごく偉かったのでしょう。
          夏目金之助と書かれた表札をくぐると、広い庭を見渡せる居間に。
          漱石さんが座っていますよ。
          ここは、長女筆子が誕生した所。庭には産湯を使った井戸が残っています。
          「安々と海鼠(なまこ)の如き子を生めり」
          少し照れながら詠んだという句も残っています。
          縁には、庭の樹を越した陽の光が柔らかに差し込んでいました。























































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