夕方のローカルニュースで「不発弾処理」を観ました。
場所は県北部の宇佐市です。
自衛隊の処理の間、周辺の住民の避難や、道路の通行止めが行われたとの事でした。
不発弾は信管を取り出し、クレーンで運び出される様子の映像が流れ、雪が舞う中で行われたようでしたが大事にはならず、規制も解除されたとの事でした。
私が驚いたのは、この不発弾が、第二次世界大戦の末期に、アメリカ軍によって落とされた600発の250kg爆弾の一つだという事。
それもアメリカ軍の資料で昭和20年4月21日に爆撃機B29が30機で250kg爆弾を投下してる事が分かってるそうです。600発ですよ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
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戦時中、海軍の航空隊があった宇佐市には、度々、空襲があったとは聞いていましたが、この爆弾の数には驚きました。
市長さんの「今後も不発弾が発見される可能性がある」の言葉に、背筋が凍る思いでした。
私の母は鹿児島市の出身で、空襲の話や、機銃掃射にあった事等、聞いてましたが(あの時、弾が当たっていたら、○○ちゃん=私は、生まれてないよ、と、言われたものです)
戦争になると、何もかも破壊されるんです。
ウクライナの事、対岸の火事だと思ったらダメですよね。
終戦から77年経ったとはいえ、不発弾が出て来る事実から、目を逸らしてはいけないと思いました。
宇佐市の爆撃については、地元の方々が、アメリカで空襲の様子を撮影したフィルムを探して買い取ったり(空襲を撮影してる、ってのがエグい)
当時の航空隊の遺構を保存したりされています。
忘れてはいけない事だと思います。
今の暮らしに感謝です。
世界中の平和と安寧を祈ります。
明日のお赤飯用の小豆を煮ながら観たニュースの事が気になり、書いてみました。