お出かけがあまり好きではない私ですから、井の中の蛙になっては大変と思い、
新聞は毎日せっせと読み続け、もう数十年になります。
新聞を丁寧に読むようになったのは株式投資に興味を持ち始めてから。
夫が元気な頃は、日経と朝日二紙を読んでいました。
私の新聞の読み方は独特。
まず興味が惹かれる記事はすべて切り抜き、溜めていきます。
そしてそれを、家事の合間、いえ炊事をしながらでも読んでいます。
お出かけ時はバッグに潜め、電車の中でも読みます。
娘が高校生の頃は、感動的な記事や社会勉強になる内容だと切り取り、娘達に読むようにと、よく手渡していました。
当時、切り抜いていたのは、娘たちに読んでもらいたい記事だけだったと思いますが。
自分の独特な新聞への臨み方は自信がなくて、人には言えない事でしたが・・・。
一気にこれで良いのだと思える時に恵まれました。
私がとても好きな評論家、池上彰氏のコラムを読んでからです。
そこに意外にも、私の新聞の読み方を心から奨めておられたのです。
興味のある記事はすべて切り抜き箱に入れていきなさい、と。
後から時間がある時に読んでいけばいい、と。
正に私は同様のことをしていたので、これで良かったのだと、肯定感で一杯に。
ですから、その読み方を継続し今に至ります。
この記事が私は大好き
三谷幸喜さんの周りを見る目の温かさにいつも惹かれます。
自然体の文章にも。
私は一時期、株式投資に夢中になり、我が家がもう一軒建つほどの資産を失いました。
私にとっては人生最大の汚点ですが。
一方では、その時から、新聞の経済面、社会面を熟読するようになり、視野、知識共にとても拡がりました。
大いなる社会勉強ができたと今でも思っています。
今こうしてブログが綴れるようになったのも、この経験が私を成長させてくれたからかもしれません。
とてつもない授業料を払い、後悔は尽きませんが・・・。
過去の失敗を悔やんでも、今更どうににもならないこと。
私はすべてを前向きに捉えるように努めています。
最近は新聞は切り抜いても溜まる一方。
望む時間内に、なかなかすべてを読み切れませんが。
時間をかけても必ず読み通すように心がけています。
新聞は、専業主婦の私にとっては社会の窓。
とても有難い掛け替えのないものです。
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