人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

ベートーヴェン「第九」聴き比べ(1)

2010-01-16 08:31:10 | 音楽
クラシック音楽を聴かない人からしばしば受ける質問が「指揮者によって音楽は違 うんですか?」というものがある。詳しく説明しだすと時間が長くなるし、専門的 な評論家でもないのに衒学(げんがく)的ととられるのもいやなので、たいていは 「そうね~、結構」という答えになる。 . . . 本文を読む
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「サラ・ブライトマン・クラシックス」

2010-01-15 05:16:30 | 音楽
平成17(2005)年1月、映画「オペラ座の怪人」を観た。クリスティーヌを演じて いたのはエミー・ロッサム(米国、当時18歳)だった。 一方、A.ロイド・ウェバー版のミュージカル「オペラ座の怪人」でクリスティーヌ を演じたのが、当時無名だったサラ・ブライトマン(英国)である。 . . . 本文を読む
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畑中良輔 「大中恩(おおなかめぐみ)歌曲集」(旧盤)

2010-01-14 05:14:26 | 音楽
ワグネル同期のIさんに分けていただいた、木下保先生の「團伊玖磨歌曲集」と畑 中良輔先生の「大中恩歌曲集」は私の宝である。 畑中先生が大中恩を歌ったものには昭和48(1973)年の録音があるが、これはおそ らく昭和35(1960)年頃のステレオ録音である。 . . . 本文を読む
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佐藤賢一『王妃の離婚』(集英社文庫)★★★★★

2010-01-13 05:13:36 | 読書
[昨12日(火)、20:00BSフジプライムニュース安倍晋三生出演--とくに日米安 保(日米安保条約)論はなかなかおもしろかった。一方、小沢一郎も記者会見を行 ったが、はたして・・・・・・。] 第121回直木賞受賞作品、佐藤賢一『王妃の離婚』を読んだ。 舞台は15世紀のフランス。多くの人がそうなのかも知れないが、私にはこの世界に 対する予備知識がない。一方、著者は東北大学大学院で . . . 本文を読む
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遠藤周作『十頁だけ読んでごらんなさい。・・・・・・』(新潮文庫)★★★★★

2010-01-12 05:12:53 | 読書
[昨11日(月)9:30~11:00NHK教育ETV特集「ピアニストの贈り物~辻井伸 行・コンクール20日間の記録」はおもしろかった。「全盲のピアニスト辻井伸行さ んが、世界の新進気鋭のピアニストたちに挑み栄冠をつかんだヴァン・クライバー ン国際ピアノコンクール。優勝までの過酷な舞台裏に密着した」ドキュメンタリ ー。(制作はNHKアメリカ。)久しぶりにテレビに集中した。(私には)やはり ドキュメンタリーが一番だ。] 私は遠藤周作の格別熱心な読み手ではないのだが、新年の三省堂で氏の 『十頁だけ読んでごらんなさい。 . . . 本文を読む
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クッキング・ブログ

2010-01-11 05:12:35 | Weblog
クッキング・ブログというものがある。ブログ・ランキングの上位にもいくつか入 っている。 . . . 本文を読む
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武蔵国 身代り不動尊

2010-01-10 05:16:48 | Weblog
今年の課題の一つは「郷土史」である。 私が住んでいる町は、7世紀来、「近世」まで武蔵国と呼ばれていた。江戸時代は 都筑郡がおかれていた。農村であった。 . . . 本文を読む
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ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」

2010-01-09 05:10:10 | 音楽
二期会創立50周年。平成14(2002)年、東京二期会の「ニュルンベルクのマイスタ ージンガー」を東京文化会館で観た。 よく知られているが、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」はワーグナー唯一 の喜劇であり、ハッピーエンドで幕を閉じる。 . . . 本文を読む
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小澤征爾 オネゲル「火刑台のジャンヌ・ダルク」

2010-01-08 05:18:33 | 音楽
平成18(2006)年2月11日(土)、C.アルミンク・新日フィルで「火刑台のジャン ヌ・ダルク」を聴いた。独特の世界で、大変おもしろかった! オネゲルの「火刑台のジャンヌ・ダルク」こそ小澤征爾の十八番である。 . . . 本文を読む
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吉村昭『高熱隧道』(こうねつずいどう)(新潮文庫)★★★★★

2010-01-07 05:11:50 | 読書
これはおもしろい!「こうねつずいどう」と読む。「ずいどう」とはトンネルのことで ある。昭和11年8月に着工し、15年11月に完工した黒部川第三発電所工事の記録 文学である。ちなみに第四発電所がクロヨンである。 . . . 本文を読む
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宇野・中野・福島『新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇』(文春新書)★★★★

2010-01-06 05:09:19 | 読書
昨年11月、『クラシックCDの名盤 演奏家篇』の新版が発売された。9年ぶりの 改訂である。今回は100人以上の演奏家が取り上げられている。 CDを年間300枚以上も買うマニアもいるが、一介(いっかい)のサラリーマンで はそういうことができるハズもなく、本書はCD購入の<参考>になる。また、本 書のいいところはどこからでも読めることである。 . . . 本文を読む
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アーノンクール「インスブルックよ さようなら」

2010-01-05 05:10:33 | 音楽
もう10年以上前になるだろう。ある時、「第44回東西四大学合唱演奏会」のライヴ CDを購入した。この時の演奏会は昭和女子大学人見記念講堂で行われている。私 は東京にいたのだが、なぜか生では聴いた記憶がない。 この演奏会の最終ステージ、200人近い合同演奏曲は、皆川達夫さんのジョスカ ン・デ・プレのミサだった。そして、そのアンコールとして演奏されたのが、「イ ンスブルックよ さようなら」である。 . . . 本文を読む
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宮部みゆき『蒲生邸事件』(文春文庫)★★★★★

2010-01-04 05:12:33 | 読書
中学、高校時代とほとんど本を読まなかった。多少とも本を読むようになったのは 「浪人」になってからである。それとて小説はあまり読まなかった。大学時代も読 んだ本の中、小説は司馬遼太郎、城山三郎くらいだろうか。 . . . 本文を読む
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ウィーン・フィル ニュー・イヤー・コンサート2010

2010-01-03 05:01:54 | 音楽
平成17(2005)年11月、イタリアに夫婦旅行した。ミラノの晩は予定がなかったの で、急遽スカラ座(Teatro alla Scala)でオペラを観ることにした。スカラ座は それまでの3年間、改修中だった。 . . . 本文を読む
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オスモ・ヴァンスカの「第九」

2010-01-02 05:16:29 | 音楽
12月に、団地一斉に窓を最新のアルミサッシに換えた。エコ仕様というのだろう か、以前と較べて2℃は温かい。 年末、日テレでO.ヴァンスカ・読売日本交響楽団の「第九」を聴いた。林正子 (Sop)、林美智子(Mez)、中鉢聡(Ten)、宮本益光(Bari)、新国立劇場合唱団。 . . . 本文を読む
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