ヒオウギの花が咲き出しました。
祇園祭に飾られるとかで、7月に入ると生産地の宮津市では出荷がピークを迎えたとのニュースを聞き、我が家のヒオウギの様子を見たのですが、その時にはまだ花の兆しもない感じでした。
所が昨日、庭の様子を見に出るとヒオウギの花がひとつ咲いていました。長く伸びた花茎の先に鹿の子模様の花弁を6枚開き、美しい姿で咲いていました。きっと前回見たときは伸びた花茎を見落としたのでしょうね。
ヒオウギの葉はまだ小さいうちはグラジオラスの葉と見間違うのですが、大きくなると扇のように横に広がるのではっきりと区別できます。
この葉の形から「檜扇(ヒオウギ)」と言う名前がついたのでしょうか。
花が終わると実ができ、秋にはヌバタマと呼ばれる濡れたような深い黒色の種が採れます。
ヒオウギは魔除けに使われるそうなので、我が家でも頑張って欲しいものです。
ヒオウギの花の傍では昨夜咲いた月下美人の花がうなだれていました。誰にも気づかれなくてひっそりと咲いたようです。
申しわけないことをしました。
玄関前のアプローチに置いた「夏萩」は最近の雨で元気を取り戻したようで、枝先から新しい花穂をたくさん出しています。
木立ベゴニアも雨の季節が好きなようで、次々に美しい花を咲かせています。
デュランタの枝も広がり、花穂がたくさん出ています。まるで中南米の密林で群れて留まる蝶のようにも見えます。
もうじき関西は梅雨明けです。
真夏の花の楽しみでは、サルスベリ、ハイビスカス、ブーゲンビリアの他に何かあったでしょうか・・・。