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産経新聞 ホクロのがん 早期見極めが大切 記事の抜粋です。ホクロのがんが増えているそうです。進行して悪性黒色腫（メラノーマ）になると、予後が極めて悪くなるとか。普通のホクロとの違いを石原先生が解説していらっしゃいます。
昭和３０年代後半には年間２００例ぐらいだったのが今は大学病院の集計で２０００～３０００例とされています。皮膚がん全体で２万５０００例位だそうですが、ホクロのがんはメラノーマといって内臓に転移することも少なくなく、その結果生存率が悪くなり手遅れになるケースもあります
できやすい部位は日本人は足底に最も多いそう。欧米人（白色人種）は、顔面や背中に多く見られるが、最近は日本人も顔、胴体、上腕が増加しています。欧米人は日光浴の習慣があり、露出部位の皮膚がんの多くが紫外線に関係があると思われます。しかし、日本人も露出部位のホクロに増加傾向が出ているそうです。
通常のホクロとの違いは、生まれつきのホクロも大人になるにつれだんだんと大きくなって来ます。１、２年で急に大きくなったり、丸みのあるホクロが不規則になり、表面が崩れ、出血してきたりするとメラノーマの危険性があります。
生来のホクロ・黒アザがメラノーマに変化した場合、その厚さが３ミリ以上になると生命が危険となることがあるとのことです。私も顎に大きなホクロがあるので、気になる話題です。見分け方は次回に。
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