庭のシロモジの花。2021年3月9日。
地球の温暖化が言われて久しいけれど、今年は2月の寒さで、どの植物も遅れ気味。
今年はまだ堅い蕾。こんな年もあってもいいかなと思う。
長い間の作業も、あと10センチ余りにこぎつけた。試作→失敗→方針変換を繰り返し、ようやく形が見えてきた。出来上がった喜びよりも、しみじみと疲れた。あとは仕上げ。これも紆余曲折ありそう。
なんと時間の掛かることかと、我ながら我がとろさにあきれるばかり。
頭の中にアイデアはあっても、一年間でせいぜい2つか、3つしかできない。時間が圧倒的に足りない。
大学で出会った若い人たち、きっと時間は無限にあると思っていることでしょう。私も昔はそうだった。
けど、ふと気が付けばもうこんな年になって、健康に気を付けて、特に転ばないように注意しながら、一つずつ作品に仕上げていきましょう。
水彩画なら2時間もあれば完成するけど、今やっているのは一時間で10㎝がやっと。210㎝なので21時間、それが4枚で84時間。準備と仕上げはまた別。どうしても月単位の時間がかかる。
人は生きている限りは何かで時間を過ごさないといけない。人生とは壮大な時間潰し。時間の潰し方にもその人らしさが顕れる。この私、未だ何に向いているか分からないまま、今日まで来てしまった。たまたま出会った今のことをするうちに、次のことへの道も見えてくることでしょう。
焦らず、たゆまず。それから自分で自分に規制掛けるようなことはやめようと、最近特に思う。どうでもいいことはすべて省略。身に着けたよけいなものをすべて振り捨てて、自分にしっかり向き合おう。円熟にも老成にも程遠い、未完成な自分の姿が見えて来たら、それに呼応して何かが表現できるかもしれない。
今年は曜日の配列がいいので、17日が確定申告期限?
まだ間がある。きょうは整理を兼ねて、申告に必要な書類をピックアップ。ここまでくれば後は楽勝。って、もっと早くやろうよ、私。
月末までには仕上げて業者さんの東京の倉庫へクロネコで。会場への搬入は専門業者に委託。
家の内外、するべきことが山積。ものを減らす。減らして、減らして、減らし抜いて生まれ変わったつもりで生活したいものであります。