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「京都思想逍遥」 小倉紀蔵

2019-05-29 | 読書

「嵯峨野」スマホを見ながら観光する外国人。今の京都。2018年12月


京都大学の総合人間学部大学院の講義録を本にまとめたもの。修士課程だろうか。

まず資料を読み、実際に京都市内のその場所を歩いてみる。交通費や入館料は大学から補助が出るという楽しくも知的刺激に満ちた勉強のようで、誠に羨ましい。

いいなあ、私もこの大学行けばよかった。学力が届かなかったのが残念だけど。

場所は主に左京区、北の出町柳、北白川から始まり南は八条から深草まで。取り上げた人物は桓武天皇から始まり、古代、中世の歌人、紫式部、清少納言は言うに及ばず、後白河法皇、定家、世阿弥、近代文学、川端康成、三島由紀夫、高橋和巳、和辻哲郎、西田幾多郎などにも話が及ぶ。

たくさん本を読み勉強した人には、京都を歩いていると、それを見たたくさんの人の言葉がいまだにそこに漂っているように錯覚するのであろう。

ここまでは一般的な感想。

で、私が蒙を開かれたのは、現在京都的と思われている京都文化の神髄は、天皇や公家が東京に去り、残された裕福な町衆の文化が拡大したものらしいと言うこと。そこからの目線は厳しい上下関係にさらされ、中心部と周辺部がはっきり区分けされるけれど、あるのに語られない部分もあるということ。南部のコリアンタウンなど。

それもまた京都奥深さ。東京資本が都合よく組み替えた「京都らしさ」を消費するだけでは、本当の京都の姿に辿りつけないと言うことも分かった。

京都の人は南北には移動するけど、東西には動かないらしい。それそれの場所で用が足りるのも古い町の特徴かもしれない。

長い間、支配と被支配が複雑に絡み合い、見下し見上げる目へ返す視線の厳しさ。それは分をわきまえる賢さと、それを逸脱する者への無言の蔑みの姿勢。それを洗練と言えば洗練。人が密集して住む場所独特の文化。

全編を通して定家など、新古今の歌が引き合いに出され、それも的確。

著者はドイツ文学を専攻し、ソウル大学で東洋哲学も修めたそうで、まさに博覧強記。講義を受けられる身ではないけど、面白く読みました。

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雨のウィーン、美術館とモーツアルトハウス

2019-05-25 | 中欧音楽の旅

5/12 午前中、シェーンブルン宮殿と旧市街の見学の後、食事に行きます。

ウィンナーシュニッツェル。

平たくて大きなカツは炒め揚げするそうです。

久しぶりの豚肉、おいしかった。

デザートも甘くなくて食べやすかった。

外へ出て

13:30頃、ケルントナー通りへ出て解散です。

18時の再集合まで、しばしの街歩き。

オペラ座の前通って。モーツアルトの服装の人は本日のチケット販売。

雨模様で軒下を通らせてもらって

美術史博物館を目指します。

トラム。

マリアテレジア広場へ来ました。あちら午前中に前を通った自然史博物館。

向かい側の美術史博物館へ。

入り口でチケット買う。証明書見せなくてもシニアと言えば割引してくれた。

万国共通の顔パスあり。

中央階段とき抜け。

天井。

分かりにくいけど柱の上のクリムト。

音声ガイド各種あります。

日本語ガイド借りずに勝手に見たので見逃したのがありそうです。残念。

館内はフラッシュなしなら撮影自由。

人がいるので斜め横からしか撮れません。でもまあ、雰囲気は分かっていただけるでしょうか。

ピンボケ深謝。

デューラー「皇帝マクシミリアン1世」1519年頃。

「バベルの塔」ブリューゲル 1563年

人はそう多くありません。

「雪中の狩人」ビューテル、ブリューゲル。大作。美術の教科書にはよく載っている。

「鳥の罠の描かれた冬景色」ピーテル、ブリューゲル

人のあまりいない回廊にまとめて展示。小品でした。見逃すところだったーー

「嬰児虐殺」 ピーテル・ブリューゲル。人と馬の躍動感、雪景色の中の建物のたたずまいなどが見どころかと思います。

「草原の聖母子」ラファエロ

「フランス王妃マリー・アントワネットの肖像」

マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン

「中庭から眺めたシェーンブルン宮」ベレルド・ベルナルド

ベラスケス 「薔薇色の衣装のマルガリータ王女」

ベラスケス 「マルガリータ王女」

ジュセッペ・アンチンボルト 「火」

作家はイタリア人。ルネッサンスの頃の人。

同じく「夏」

「水」

「冬」

ルーベンス 「毛皮をまとった妻」

ルーカス・クラーナハ 「ユーディロットとホロフェルネスの首」

聖書の中にある話でしょうか…


日曜日でしたが、美術館はそう人も多くなく、ゆっくり鑑賞できました。説明がドイツ語と英語だけ。やはり音声ガイドは借りるべきでしたね。5ユーロだったかな。こんなところで何節約しているのやら・・・

(訂正 ほかの方の旅行記によると音声ガイドは無料。しかしながら、解説される絵を見つけるのが大変で途中で放棄したとのことでした)

フランドル派の絵のコレクションは見ごたえありました。躍動感あふれる群衆画、絵の題材がそれまでよりうんと広がった印象です。何を描くかで、ほとんど絵も決まる。当時は新しい絵だったと思います。

アンチボルトの絵も不思議な魅力がありました。

一人で見たので感動を分かち合う人もいませんが、絵は一人で見ないと疲れます。私にはよかったかも。


雨の中をカラスが歩いています。ヨーロッパのカラスはツートンカラー。ニシコクマルガラス。

雨の中をモーツアルトハウスまで。近道しようと裏通りを行って却って迷った。

昼間なのに人もいなくて、ちょっと不気味。

モーツアルトハウス。死ぬまでを過ごした家。三階建て。

音声ガイドは無料貸し出し。

ホワッツ、ラングエッジ?

ジャパニーズで借りられました。

モーツアルトはここで裕福な生活をしていましたが、浪費も激しく、借金がありました。

ザルツブルクからウィーンに来て、出世して舞い上がっていたのでしょう。

30代の早死にでしたが、芸術は永遠。その美しい旋律はこれからも残っていくことでしょう。

入り口は地味です。

ミュージアムショップで夫にチョコレートとピアノ曲のCD買う。

食品は10% CDは20%の付加価値税付き。一店舗75ユーロ以上で、外国人は免税になります。


ウィーンは夜の宮殿コンサートを残すのみとなりました。それは又次の機会に。

 

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湖畔のハルシュタットとドナウ沿いのメルク修道院

2019-05-22 | 中欧音楽の旅

5/11 ザルツブルクを早々に出て、ひたすらウィーンを目指します。

二時間ほどバスで走って、ハルシュタット湖に着きました。

周辺は急峻な山、街外れには世界最古の岩塩鉱があるそうで、今はホテルやレストラン、ショップの立ち並ぶ観光地に。

バスを降りて、湖の奥を見る。

向かい側。

観光客多し。

バスもたくさん。

みんなで、山と湖に挟まれた細い路地を歩いて行きます。

広場。

裏へ廻って、また表へ歩いてレストランに着きました。

野菜たっぷりの前菜。

マスのムニエルほか。なかなか出てこないので、今釣りに行っているというご意見もありました。

新鮮でおいしかったです。釣ったばかりはおいしいというご意見もありました。

ツアーの人たちもだいぶ打ち解けてきました。

食事のあと解散、一時間後に集合です。

町並みの一番奥まで行ってみましょう。

石段は、冬季、道が凍った時のエスケイプルート…らしい。

眺めのいいところへ来ました。

良すぎて絵葉書的ですが。いいお天気だったので良かったです。

帰りは花を見ます。北方の、亜高山帯の花がいろいろ。

和名はキバナオドリコソウ?オクエゾガラガラ。牧野の植物図鑑にはあります。樺太が日本だったころ、樺太にあったようです。

今でも北海道の高山にはあるのかも。詳細不詳。

フランスの奥地でも見たので、北半球に広汎に分布するようです。

ゲンノショウコの仲間。

クワガタソウの仲間。日本にもこの仲間があるようなので、見たいものです。

センノウの仲間。花の元がもっと膨らんでいると、フクロナデシコと呼んだりするけれど、花の名前は恣意的、言ったもの勝ちのところがあるので、正式の名前はよくわかりません。

戻りながら、水辺に出てみる。

変わった枝。広島県の天狗シデみたいに突然変異?

エクステリアが渋い。

苔玉風の鉢植え。

椅子の上のグリーン。

山が独特。

街で一軒のスーパー。時間があるのでチョコレートなど買いました。高かった。

向こう岸。

バスで次の観光地目指します。

途中のSAで、若い人の楽団。

ウィーンへ行く途中に、メルク修道院へ行きます。

11世紀創建、ベネディクト派の修道院。

宮殿のような立派な修道院。

マリーアントワネットが、フランスへ輿入れする途中、一泊したそうです。

修道院はドナウ川に面しています。広い庭です。

寸暇を惜しんでアイスコーヒーを頼みました。

うわおう、巨大なカップに生クリーム、コーヒー、アイスクリームが入ってます。

頑張って食べました。

華の都ウィーンまではあと100キロ余りとなりました。

今夜はウィーンに泊まり、連泊します。観光はこの日が中日。忙しい毎日ですが、流れに乗って行きましょう。

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「切羽へ」 井上荒野

2019-05-18 | 読書

井上荒野の直木賞受賞作。

大変面白く読みました。

九州のどこかの離島、セイは父親の亡きあと島に戻って小学校の養護教員をしている。、島出身の夫陽介は画家。小学校には本土から愛人が通ってくる、奔放な月江先生の他に、石和聡という音楽専任の若い男性教師がやってくる。

石和は誰とも親しくするわけでもない謎の男。しかし、セイはそのたたずまいが気になってしまう。

切羽きりばとはトンネルを掘る時の一番先の部分、掘り続けて行けば、やがて切羽はなくなる、そのぎりぎりの場所。

好きになった場面とか、愛の言葉の描写はない。ただ淡々と普通の、その場に応じたやり取りがあるだけ。それでも、セイが石和に惹かれる心の動きはまぎれようもないと読者にはわかる。夫陽介にもわかる。三者三様、言葉には出さない。

月江の愛人は島に逗留し、やがて本土から妻が乗り込んできて港で一悶着あるが、石和が割って入る。やがて、月江は石和と結婚すると公言するが、石和と愛人の大げんかの後、結局は愛人の方を選ぶ。石和は学校へ来なくなった。

島の老女がなくなり、部屋の片づけに石和は来ていた。セイはそのことを予感していて、予感していた自分に驚くこともない。そして、自分の父親が仕事をしていた病院の跡へ石和を誘い、ベランダから山の中腹のトンネルを見る。セイの母親がそのトンネルの一番奥で十字架を拾ったことを話した後、石和はただ一言「さよなら」とだけ言う。

毎日の人の生活も、こんな風で、決め台詞に充ち満ちているわけではない。描写しないことでより深く描写する。夫陽介も妻の心の動きがよく分かっている。嫉妬は言葉にも態度にも出ないが、ふとした描写に読者は夫の焦りを感じることができる。

石和は学校を、島を去った。石和の存在は、周りの人間の在り方もあぶり出し、変えていく。セイは妊娠したところで小説は終わる。

人が人を思う、人を好きになるのはいろいろなパターンがあるけれど、口に出さず、態度に出さず、周りの誰をも不幸にせず、愛が始まり、やがて終わる。夕闇の中で、無言で見つめ合うその一瞬のために、さよならを言うためにこの物語がある。さよならを言うことで、初めて確認している間柄。

その目線やたったの一言が、とてもエロティック。お勧めです。

 

 

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5/9 プラハ市内の見学

2019-05-18 | 中欧音楽の旅

8:00ホテル発、すぐにプラハ城に着いて、ガイドさんに連れられて見学です。

プラハ城入り口で。後ろは聖ビート大聖堂。

城と宗教施設が一体化した大きな王宮。

旧王宮とコールの噴水。噴水は1686年製作。

寒いです。着膨れてます。気温は9度くらい。

聖ビート教会。

ステンドグラスいろいろ。こちらミュシャの原画で企業がスポンサーになって製作。

黄金の小路。昔の金細工職人の小さな家が並ぶ。

水色の建物が、1916年から1年間、カフカが「変身」を書いた仕事場。

 近寄ってみましょう。

表札あり。

ショーウィンドウ。

店内、書籍と絵ハガキなど。右奥がカウンター。若い女性が店番していました。

棚の絵ハガキ、二枚買いました。感激。

カフカの「変身」です。この歳になって「変身」を書いたその場所にいる私。

長生きはするものです。

他の建物も土産物屋などに。

昔の暮らしを再現したコーナーもあります。

高台にあり、明るいです。

城を出て、旧市街を見ながら降りて行きます。

見晴らしのいい場所へ来ました。

ブドウ畑とプラハ旧市街。

ブドウは庭木的な飾りかなと思いました。

白いバラと旧市街。


旧市街へと歩いて行きます。

ムクノキ。日本のより葉が長い。

ライラックはこれから。

コデマリ。日本のより花がまばらにつく。

キリ。プラハの遅い春は春の花が一度に咲く感じ。

続いてヴルタヴア川モルダウ川にかかるカレル橋へ。

カレル四世の命で、60年の歳月をかけて作られたもの。完成は15世紀初め。

両脇に聖人の像が並ぶ。

マロニエはそろそろ終わり。

ヴルタヴア川。

一番人気は聖ヤン・ネポモツキー。王妃の懺悔を知りたい王に頑として断った聖職者、怒った王の命で橋から落とされます。

落とされた場所にプレートが。

今通って来た王宮。

こちらフランシスコザビエル。

角が日本人だそうで。仁王像みたいです。

立派な橋です。石は長持ちですね。

スマホで撮った写真。クリックで拡大。

旧市街広場。

カルヴィンに先駆けて宗教改革を唱え、火あぶりにされたフスの像。

旧市庁舎の天文時計。定時に人形が現れます。

上が天動説に基づくプラネタリュウム、下は農作業の風景と365日の日付が刻まれているそうです。

広場を抜けてレストランへ。

肉にソース、蒸しパンみたいな付け合わせ。

シンプルで素材の味がよくよくわかる一品。


午後からドイツのドレスデンへ行きます。151キロの距離だそうです。

バスの中から。後ろの木は枝垂れ白樺。よく見ました。

国境超えてドレスデンが近くなってきました。

一面の菜の花。

さてドレスデンは7年ぶり。どんな景色が待っていることでしょう。

コメント (2)
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気を取り直して綾取り直す

2019-05-15 | 機織り

昨日は、早々と綾棒抜いた、うっかりでは済まないミスに自分で呆れましたが、気を取り直して綾取り直しました。

幸い短い整経だったので、結び目が見えるまで糸を引き出し、より分けて、二本取りなので二本ずつを綾棒に交互に掛けて、少しずつ綜絖に通す。

時間はかかるけど、時間かけたら着実にできるので、めげずに頑張ります。

今月中に織り始めるのは無理のようですが。

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ザルツブルクにいます

2019-05-11 | 旅行
ただ今中央ヨーロッパ旅行中。
中世の面影残る街を巡っています。
今日はザルツブルクを見学です。

写真はプラハ市内のモルダウ川。
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「腰痛はアタマで治す」 伊藤和麿

2019-05-07 | 読書

ドイツ、ネルトリンゲンのクリスマス飾り 2012年11月


夫の本、拝借。今年一月、激しい腰痛になり、その時読んだらしい。

私もしばしば腰が痛いので、大いに参考になった。

腰痛はレントゲンとってもMRIとっても原因が分からないことがほとんどらしい。

元プロサッカーの選手で、腰痛のため引退、現在は腰痛、肩こりを直すクリニックを運営し入る著者は、すべての不調は無理で不自然な姿勢がもたらすものと考え、姿勢の矯正から治療を始めるらしい。

痛みの原因は長年の無理な姿勢で、筋肉の中にゴミのような疲れの元がたまるとのこと。

じっとしているのが一番悪いそうで、パソコン作業は50分したら10分休んで背中を伸ばす。腰に負担のかからない起き方、顔の洗い方、重い荷物の持ち方などが図解入りでわかりやすく解説されている。

今までの私、若いころの延長で姿勢に気を払わなかったけど、(元々猫背です)これからは胸を張り、腰は曲げずに過ごすだけでもだいぶ違う感じがする。事実、疲れた時、鴨居を掴んで胸をそらしたりしたら、気持ちがいい。

死ぬまでは生きていくはず。それならば健康に過ごしたいもの。

夫は半世紀近く、上半身を90度回転させて人の話を聞き、人に話し、机にに向かって書きものするという暮らしで、たぶん、上半身と下半身がねじれているのだと思う。

夜は遅くまで、広島カープの応援サイトを歩き回って人と嬉しさ悔しさを分かち合っている模様。そんなことより時々、腰や背中伸ばさないと。言っても聞かないけど、言うことは言う。

180センチの大男、寝込んでもらったら困ります。

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イギリス旅行・・・

2019-05-05 | 旅行

のような写真を撮ってきましたが、イギリスではなく、千葉県房総半島の南、海沿いにある道の駅、ローズマリー公園です。http://www.rosemary-park.jp/

こちら、バイブリ―inイギリス 2008年6月、旅行自慢許されよ。

時々アップしないと、パソコンクラッシュした時に写真がなくなるので。


連休後半、少し遠出をしていました。往復は飛行機ですが、広島からだと東京往復は新幹線の方が結局は早い。早いけど、夫がせっかく手配して連れて行ってくれたので(普段は私が予約することが多い)、黙って(喜んで)ついて行くことにしました。

千葉県…あまりご縁のない県で…(昔、息子たちをディズニーランドへ連れて行ったことはあるけど)さてどうなりますか…

チューダ―様式風の建物いろいろ。ここだけ切り取ると本当にヨーロッパみたい。

外に出た柱は構造材ではないようですが、雰囲気満点。

中はショップなど。

 

色合いがシックでいいですね。

レストランにお土産物、いちご狩りなど楽しい施設でした。道路の向こうはもう太平洋、暖かいと言うか、もう暑かったです。

鴨川の宿から見た朝日。

朝の七時、もうサーフィンしています。

いい波を待って立ち上がり、バランスとって進みます。

そうそう、成田山新勝寺へも行ったんでした。

本堂の奥に自然一杯のとても広い庭園があり、新緑に癒されまくってきました。人は奥へは来ないので静かでした。

門前はとても賑やかで、成田空港に近いので、各国国際便のスタッフ御用達のラーメン屋へ行ってきました。お客さんも国際色豊か、飛行機の置物に航空会社ごとの寄せ書きなど、面白かったです。

昔の下総と安房の国境だった鋸山。

頂上まではロープウェー往復、楽なハイキングコースと言われたので行ってみましたが、遊歩道は急な石段を上がったり下りたりで、大勢の人でしたが、大変そうでした。

こちらは一番の写真スポット「地獄のぞき」、写真撮りたい人の長蛇の列で90分待ちとのことで、横から撮ってきました。

本日、午前中は養老渓谷と言うところを散策していました。

きれいな滝がいくつもあります。

そのあと、面白いトンネルに立ち寄ります。

インスタ映えするとかで、近年、人気だそうです。

トンネルの内側が、目で見るとそう感じないのに、写真ではきれいなグリーンになっています。

トンネルの形と光の反射具合がうまくマッチするのでしょうか。

イタリアの青の洞窟も同じ原理かな。分からないけど。

行きは成田へ、帰りは羽田から。移動は鉄道とレンタカー組み合わせて。

渋滞にはほとんど遭遇しなかったけど、最後に木更津からバスに乗ったところで、やっぱり渋滞でした。

木更津からのリムジンバスは結局二時間近くかかってしまいました。

海ほたるへ行く人が多かったようです。

やれやれ、もう人出の多い連休に、東京近辺には出かけたくないのですが、それはそれでいい経験になりました。

あすは連休最終日、いろいろ片付けとか用意とか、ん?何の用意と言われそうだけど、有意義に過ごしましょう。

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