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黄金山へ登る

2014-12-31 | 日記

朝、鈴ケ峰へ行くつもりだったけど、つい出かけそびれ、午後から近場の黄金山へ。

久しぶりに来たら立派な案内板が

風に揺れるマユミ。お天気下り坂。

だいぶ上がってきました。足元、マツダの工場。呉へ行く広島大橋、向こうは金輪島。カキ筏も見えます。

頂上駐車場。お店は開いていて、おでん、ソフトクリームなど売ってました。でも人はほとんどいません。

今から後ろの展望台へ行きます。

市中心部方面。雨が降り始めました。風が強く、誰もいません。

だいいち、一緒に来たはずの同行者、備え付けの傘を借りると引き返し、まだ上がって来ません。

宇品方面。お天気悪し。

海田湾と海田大橋。雨風が強くなってきました。だあれもいません。

昔この展望台は広島テレビの経営するレストハウスがあり、手軽なデートコースで゛したが、今は中高年の散歩コース。

車まで戻っても同行者はまだ下りてきません。一本道なのに、どこでどうすれ違ったのでしょう。仁保から本浦へ抜ける峠のところで待ちます。風が強くて寒いです。

正面、黄金山。昔はらくだ山とか言ってたそうです。標高は220メートルくらいかな。手軽な散歩コースで今年の登山のしめくくり。

今年一年、見ていただいてありがとうございました。皆様いいお年をお迎えください。

 

 

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料理作った

2014-12-30 | 日記

お節料理と呼べるのかどうか・・・簡単で自分が食べたいものを。

先ずは定番、蕪の生酢。酢の代わりに先日買ったレモン代用。皮も少し入れる。

高野豆腐そのほか。

讃岐の郷土料理「てっぱい」。鉄砲和えが訛ったとも言われるけど、詳細不明。

大根に軽く塩をして、サバの酢〆を加え、あとは酢と味噌で和える。ネギも入れる。

昔はため池で寒鮒を釣り、泥を吐かせてから使ったらしいけど、最近ではサバとかサワラを使うとのこと。

チキンローフ。鳥胸肉ミンチとはんぺん、ネギ、レンコンなどをこねまわし、成形してシリコンスチーマーで作った。

食べるときに小さく切る予定。

ピンボケ深謝。ほうれん草をお正月に食べたい。ということで和えるソースを作った。

ソースはアンチョビ、ニンニク、レモン汁、バジルソースなどを混ぜる。

エビの中華風。ネギ、ニンニク、ショウガ、紹興酒の代わりの味醂と清酒を半分ずつ、ごま油、醤油、レモン汁でたれを作り浸けこんんでおく。


 

あとはハム、練り製品各種、ローストビーフ(もらいもの)、チーズ各種、黒豆替わりの何とかビーンズ、田作り替わりのアンチョビ、数の子替わりの・・・・とここまで考えてどうしても思いつかない。

長屋の花見的お節料理もハタと行き詰まり、あまり作って食べ過ぎてもいけないし、出たとこ勝負、その時の気分でお正月らしさを味わえたらいいかなと思っています。

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春の兆し

2014-12-29 | 日記

きょうは暖かい一日でした。人間の世界ではこれから長く厳しい冬に入りますが、冬至を過ぎると日増しに日が長くなり、植物は少しずつ春の準備をしています。

蝋梅 もう咲いてる

金柑 まだ青い

沈丁花 春はそこまで

椿 山茶花が終われば椿の季節

枇杷 冬に花が咲く

葉牡丹 

小蜜柑 少し前までは葉付き蜜柑を正月飾りにしていたけど。

小柚子

椥 久しぶりに見た。イチョウなどが近縁と思う。

珊瑚樹 紅葉ではなく元々持つ色素が強く出たものと思う。

ウバメガシ 漢字が分からん。フランス南部にそっくりな木があった。

まだまだ秋が残っていた。

残影。低い冬の日。

染井吉野


 

蟹買ったら生きていた!!

威嚇する二匹の蟹。夜、鍋にして食べた。合掌


夕方、パソコン立ち上がらず。メーカーサポートを仰ぐも故障との見立て。修理費がけっこう高い。で、いったん電話を置き、先ずF2キィーを、続いて電源を押し続けていたエラー修復のメッセージが出て、なんとか立ち上がった。やれやれ。

F2と電源、憶えてえーおこう。

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権現山と阿武山へ登る

2014-12-28 | 日記

頂上直下まで、林道を行けば楽勝~と思っていたら・・・9:35

ガーン、通行止めです。車停めて頂上まで2.6キロの車道を歩きます。

広島市の緑井浄水場の横を通ります。

これでは車は無理です。山から流れ落ちてきた木と、えぐれた道路。

恐々、通ります。

法面の崩落

こちらも。木の枝はとりあえず切っている。

この付近は、道路を土砂、岩が流れたらしい。

えぐれた谷筋。下はどうなったのでしょう。

大木が流れてきて止まっています。ものすごい破壊力です。

権現山頂上近くから。光っているのが太田川。向こう広島市中心部方面。

権現山頂上付近のサクラ。広島市が公園として整備した場所かな。元あった木は切ったようです。

アンテナ施設横で一休みして、向こうに見える阿武山へ行きます。10:44

17日の雪がまだ残っています。

倒れる標識。右が阿武山方向。10:54

見えてきました。立派な山容です。

谷筋の登山道は崩落したようです。

阿武山頂上近くからの眺め。画像クリックで拡大。

着きました。12:08 約二時間半登ってきました。

コッヘルでお湯沸かしてインスタントみそ汁を作る。あとは近所の安売りスーパーのおにぎり税込68円を夫二個、私一個、その他におやつ少々で昼食終了。いゃあ、とっても安くついた。

崩れ落ちる谷。阿武山。 

崩落する道。権現山。

土砂と一緒に流されたガードレール。

朝と同じ場所を再び通る。

広葉樹の根を引きちぎるほどの破壊力。

振り向けば山頂近くからの崩落。権現山で。

ここを流れ下ったのでしょう。谷がえぐれています。

向こうの電柱が流され、それに引きずられてこちらが根元から折れています。

14:20頃車に戻り、15時過ぎ帰宅。

きょうは楽しく山を歩くつもりでしたが、8月の土砂災害のあとのすさまじさに驚き、この下で大勢の方々が亡くなったのかと思うと山を歩くのも悪いような気がしつつ、下山しました。

今さらながらですが、亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被害に遭われた方たちが一日も早く元の生活に戻られますよう願っています。

頂上直下から崩れるような、こんな大雨が降ったらどうしたらいいんだろうとつくづく考えさせられました。

 

 

 

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「新古今和歌集」 小林大輔編

2014-12-27 | 読書


高校三年の今頃、確か古文で最後に習ったのが新古今だった。だから新古今と聞くと、寒くってストイックな受験直前の季節の感覚が蘇る。

センター試験なんてなかった大昔、国立大学は一期校と二期校に分かれていて、試験日程が違うのでたいていの人は両方に出願していた。地元二期校へ土曜日の午後、友達と願書出しに行ったら、宿直室から職員の方が出てこられて、それまでズボン脱いでコタツに入っていたらしく、ラクダ色の股引姿で出てきて、きまり悪そうに願書を受け付けてくださった。

大学入試、今は郵送の出願が普通と思うけど、昔は股引姿の職員に手渡しということもあったわけで。

いえいえ、新古今ですよね。当時私はクラスの違う男の子と文通していて、その子が理科系の学部志望だったけど、とんでもなく文学少年で、新古今がどうのこうのと言ってくるので、いやそれはああだこうだと返した記憶があります。

西行の歌でしたけど。だから私にとって西行は特別な人。そして新古今の歌人の中でも、私個人の好みだけど、西行は傑出していると思う。彼の歌には実体験が基本にあるのではっきりと分かりやすく、世を捨て漂泊の歌人としての自由な生き方が、歌い方にもよく顕れていると思う。

もちろん西行は托鉢をして歩くような下層僧侶ではなく、荘園の上りで優雅な暮らしのできる恵まれた境遇だった。お金の心配なく、いろいろなところを旅してそれを歌にする。めちゃくちゃ羨ましい。

寂しさにたへたる人のまたもあれな庵ならべむ冬の山里

この歌に私は西行の弱音を見、男の子は寂しさに耐える強い人間だからこそ、人にもたれかかれずに付き合って行けるのだと、何かそんなことだったと思う。うーーむ、これはとても分かりやすいようで、読む人によって解釈色々の歌だと思う。私が弱くて自立できていなかったということだろう。

新古今にはスター歌人がたくさんいるけれど、例えば式子内親王の

桐の葉も踏み分けがたくなりにけり必ず人を待つとはなけれど

などはもっともよく新古今振りを感じさせる歌だと思う。必ず待つのではないけれどもどこかで待っているかもしれない。作者が見ているのは自分の心の奥深く。とっても内省的な歌である

後鳥羽上皇の時代、鎌倉に幕府ができ、上皇自身、承久の乱が失敗して隠岐の島へ流罪になるので、政治的には王朝は落ち目、しかしながら上皇が作らせた新古今和歌集はそれまでの日本文化の一つの達成として、以後の日本人の感性、抒情性に深く影響を与えたのでした。不在を歌う、春夏よりも秋冬を歌う。うーーむ、これが日本文化の神髄かもしれん。

上皇自ら編纂に携わり、二千首の和歌をすべて憶えたという。隠岐でも編集をつづけ、隠岐版の新古今まであるそうだから、なかなか気構えのしっかりした人だったのだろう。

きょうは朝からずっと掃除して、なんとか片付いたので、明日は山へ行くかも。いいお天気だといいんですが。

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最後のお稽古

2014-12-27 | 日記

昨日は今年最後のお稽古。山陽本線の某駅下車、駅からは10分くらい歩いていきます。車ではめったに行かない。車だと本当に歩かないので。

40年近く前、この付近に住んでいたときのことは忘れてしまったけど、駅前は小規模ながら何でもそろい、お洒落な街にリニューアル。ケヤキ並木が美しい通りです。

今作っているのはこれ。テーブルセンターやコースターなどを。

本日は掃除の後、席替え。サイズいろいろの織り機を先生と一緒に動かし、なんとか片が付いた。私の仲良しの人と離れてしまった。

これって、お喋りばかりしている者同士、席替えで離すという、よくあるパターン。新年からはお喋りはほどほどで、まじめにやろう。

昨日は最後なので皆さんと外へ食事に。JAの二階がレストラン、下は野菜などを売っていた。正月用品もたくさん。いつのころからか我が家はまじめにお節料理作らなくなったので、数の子なども買わず。

実母いわく、昔は肥料の干しニシンのお腹に数の子が入っていたので、それをよりだして食べていた。とのこと。

冬の貴重な蛋白源だったのかな。あれからニシンはどこへ行ったやら~。数の子を食べる風習だけが残って、同じことを繰り返すうちに風習になったということでしょうか。

ただいまダイエット中なのでお餅も本当は買わなくていいんだけと、夫と私、一個ずつは食べようという話になった。お正月用は高いので、個別包装した年中あるお餅で済ます予定。

角餅は安く、丸餅はそこそこの値段。でどうしても角餅が買えない。角餅食べると、自分のidentityの危機という感じ。お雑煮の餅は丸くて白みそ仕立て、これしかないでしょ!!なんて言っても日本全国ではごく少数派。畿内と香川徳島だけ。香川はしかも餡餅ですもんね。

四角なお餅がどうしても食べられない。丸だと安心する。この逆の人もたくさんおられるでしょうけど。

あと少しでお正月。掃除して年末、一度は山へ行き、料理はそこそこで。とにかく暖かい年末年始だといいですけどね。

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讃岐彫 くり抜き膳 五客セット

2014-12-26 | 日記

というのを落札しました。昨晩届きました。業者さんは観音寺市豊浜、うーーむ、銭型のあるあたりでしょうか。

松の一枚板を成型し、殴りを入れています。仕上げは漆を何度も薄く塗り重ねるようです。

香川県では昔はどこの家にもあったようです。高級品ではなく日常雑器。

飴色の艶は故郷の色。

手持ちのものより一回り大きく、重かった。重さにばらつきがあるのは木材の密度かな。

台所の天袋が空いているのでとりあえず入れておく。これで8客になったので、たいていの集まりには間に合いそう。

嬉しいな~♪

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クリスマスの絵を描いた

2014-12-25 | 日記

22日月曜日は今年最後の水彩画の日でした。

先生の講評のある日なので小さいサイズにして、それでも結局描き切れず、きょうの午前中に仕上げる。

モチーフはサンタブーツ、果物各種、キャンドルスタンドなどです。季節ごとの絵を描けるので楽しい。

果物は一見形が単純だけど、そこはそれ、自然が作ったものなので、色も質感もとても複雑。なかなかそれらしくは描けません。

人間が作ったものはまあ描きやすいかな。いつも描きすぎないように、説明にならないようにと言われるので八分目で止めておく。

先生は描いているときに筆を取って描き直すような人ではありません。机の間も廻らない。その人の感性を伸ばすようにうまく言葉を尽くして講評される。

御年80歳は過ぎているけれど、とっても元気、自分で運転してやって来ます。

この間の豆柿の絵、いい色が出ているのでこれからもそれを大切にと言ってくださって嬉しかった私。

そのものが持つたたずまいに少しでも近付けたら嬉しいな。

今年はもう飾らず、来年以降ですね。

今年は思いがけずに絵を描き始め、いろいろと楽しい経験をした。絵は個人プレー、できたものは一目瞭然、分かりやすい。

素人が小説を書いて人に読んでもらうのは大変だけど、絵ならまあ。そして、絵にもものすごくその人らしさが出るのでちょっと怖くもあり。

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歳末いろいろ

2014-12-24 | 日記

いいお天気で山へ行くつもりでしたが、いろいろあって各自で外出。昼御飯だけ落ち合って一緒に食べ、また別行動です。

うーーむ、前期高齢者の外出はstress freeのこの形に限りますね。

ドンキの前で待ち合わせて近くの韓国料理へ。ご飯は食べられず半分以上夫に食べてもらう。少食な私。エツヘン!!

そのあとパルコまで。この付近戦前から戦後に少しずつ埋められたけれど、平田屋川という運河あり。広島築城のとき材料運搬用の掘割でした。平田屋というのは松江の近く(だったかな)、平田からきた豪商で、広島の街をつくる御用を仰せつかったそうで。遠浅の砂地の地形が似ているそうです。

モミの植わったロータリーはある時期、ここが運河の最北端だった名残と思われます。私が広島に来た頃はパルコのところはキリンビアホールという洋食屋さんがあり、一年生のちょうど今の時期、同じ専攻のQ君からデートに誘われてステーキ食べさせてもらったのでした。

当時は洋食屋もそう多くなく、そこはまあおしゃれな部類。この近くにはバレリーナ森下洋子さんの御実家が経営するキッチンもりしたというのもありましたね。とてもおいしい店で、デミグラスソースが特に美味でした。

Qくんのステーキの前に能の同好会の発表会を見たのだった。渋いですねぇ。Q君とはその時だけ。なんてことを思い出しながら、若い時の話をしていたら、夫にもう忘れたいことをいろいろ持ち出されて焦った。うわおう、藪はあまり突かない方がよろしい。季節外れの蛇が出てきます。

本通りの一本南の通りには若いオーナーが出すおしゃれな店各種。

こちら古着屋さん。ヨーロッパ買い付けのビンテージばかり扱ってて、なかなかいい品ぞろえでした。買わないけど、ゆっくり見て楽しかった。ああ、体を服に合わせるわけにはいかないものだろうか。。。。

本通りに復帰。アンデルセン本店。元は銀行で被爆建物。当時の惨状が陶板に焼き付けられ、モニュメントになっています。

この建物も耐震性に問題あっていずれ取り壊される運命だとか。経営のタカキベーカリーは戦後の廃墟の中からパン製造を始め、今は大きな会社になりました。

1967年秋、この店がオープンして、私は初めてフランスパンとデニッシュペストリーを買ったのでした。フランスパンはいくらだったかな、50円くらいかしら、硬くて甘くもないパンが高いなあと思ったのは私が田舎者だから。

時は移り世は流れ、10代の少女はいまや孫もいる身の上。とまあそんなことを思いつつちょっとだけ買い物して帰宅。


 

急須の湿布。先日のクリスマス会の後、うっかり萩焼にお茶入れたまま寝たら翌朝、見事な貫入が。いゃあ、萩焼の場合嬉しくない。

で、漂白剤とティシュで湿布、きれいになりました。やれやれ、使うときにも吸水してからでしたね。次から気を付けようっと。

夫がアメリカロブスターとブイヤベースの素というのを買ってきた。

昔、用水路にアメリカザリガニというのがいたのを思い出した。これよりだいぶ小さいけど。夫はさすが都会っ子で見たことないんだとか。

なんかねぇ・・・でも文句言うのも悪いのであるもので鍋物風にして食べた。甲殻類の常として食べるところが少ない。身はよく締まっておいしかったですけど、ザリガニですからね。フナとかドジョウとかメダカとか、いろいろとって遊んだのも思い出した。

ザリガニですが…食べません。フナもドジョウも。我が家は祖父が熱心なbuddistで殺生大嫌い、肉や魚は生業としている人から買って食べるものでした。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。クリスマスに南無阿弥陀仏。

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「新・戦争論」 池上彰・佐藤優

2014-12-24 | 読書


handyで分かりやすい本、すぐ読めるけど中味はなかなかに濃い。

佐藤氏の話を池上氏が受け、さらに問い返しながら話が進んでいくと言う流れ。

序章から終章まで10の章立てで、日本を取り巻く現在の国際情勢を俯瞰し、これから日本と日本人がどう進むべきかを提言する本。面白かった。

「日本は世界とずれている」から始まり、民族と宗教について、欧州の歴史の闇、イスラム国で中東が大混乱、朝鮮問題、尖閣問題、弱いオバマと分裂するアメリカ、最後に二人の情報収集術など、話題は縦横無尽、多岐にわたる。

私の世界認識は、子供のころの厳しい東西対立と核開発競争、ベルリンの壁の崩壊とEUの成立などを経て、楽観的なものだったが、なかなかどうして強国の縛りが崩れつつある今、必ずしも先行きはいいことばかりではないのだと思った。

最近「拉致は安倍内閣の最重要課題」という話を聞きませんが、交渉不調に終わったので、発言はなかったことにするのかしら。どうもこの問題、うまく行ってないみたいですね。

よしんばうまく行ったとして、大勢の日本人が帰る見返りに大金が北朝鮮に渡り、それでアメリカまで届くミサイル開発して安全保障を強化する。そうならないよう日朝交渉が決裂することをアメリカは望んでいるとのこと。とってもシビアな話である。暗澹。

アラブ情勢は私は話についていくのがやっと。中国や北朝鮮よりももっと分かりにくいのがアラブの人たちの考え方。本多勝一も昔、エスキモー人を取材して人間は皆同じと言い、アラブへ行って人間はなんて違うのだろうと言っていた。

大国がアラブに介入して秩序を作り出そうとしても、泥沼はずっと続くのではとこちらも気持ちは晴れない。

本書の結論めいたものは、P249佐藤発言・・・要するに「嫌な時代」になってきたのですよ。個人として生き抜くには歴史を知り、国際情勢を知り、(知識を身に着けて)代理体験をして、耐性を身につけること

さらにP250では、実践的課題としては(日本の)軍事エリートと政治エリートのトップから馬鹿を排除すること。馬鹿が自滅するのはいいけれど、トップの場合部隊、または国家が全滅するからとまさに快刀乱麻。

先の総選挙で自身の不倫問題から(それが本当の理由ではないと思うけれど、人の上に立とうとするものが家の中がグチャグチャではいつそうまずい)落選した某軍事関係の人もさることながら、某号泣した人にも話題が及ぶ。いゃあ、面白かった。

でもあの人、何で県議に当選したの。あの県の人に聞いてみたいもんです。といろいろ考えて楽しい本でした。

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少しずつお正月へ

2014-12-22 | 日記


我が家のクリスマスは一足先に終わったので、掃除のついでに新しい絵に替えました。

今年初め、写真見て描いたもの。涯風快晴じゃあるまいに、勾配きつ過ぎ。富士山はやっぱり裾野が広くどっしりしてないとお目出度くない。

これからお正月まで、毎日この絵を見ていたらいい初夢みられるかな。

今朝がたは鳩に左手人差し指を噛みつかれて、とても痛い夢見た。ふーーーむ、疲れてるのかな。

近くの日帰り温泉行きたいけど、知り合いに会う恐れあり。以前ごく近所の人とサウナ手前の水風呂で遭遇、出るに出られず話していたら体が芯から冷えて心臓がバクバクしてめまいもして、少しずつ温かい湯で体をほぐし事なきを得た。いゃあ~、近所に温泉あるのも良し悪し。

あすは天皇誕生日ですね。お天気良ければ遊びに行くかも。おっとその前に今夜は今年最後の水彩サークル。先生も来られるし、先日の絵二枚、見ていただく予定。今からドキドキ。


大韓航空のナッツ騒動、いったん滑走路に入った飛行機が引き返すなんてよほどの緊急事態以外はあり得ないでしょう。びっくりです。

以前、大韓航空でヨーロッパ行きましたけど、サービスよかったし、食事もおやつも飲み物もたくさん出てきたし、スッチーさんは皆若くてきれいだったし、私は信頼していたので残念です。

ヨーロッパ系は車内サービスはおばさまと屈強な男性、配りもの少なし。飛行機が特別な乗り物でなくなっている現われかも。

最近日本の飛行機乗ったことないけど、その中間くらいかな。空港が遠くなってから、飛行機乗るのも億劫。それに今は節約してるし。。。。。節約して次の旅に備える日々。

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一足早いクリスマスでした

2014-12-21 | 日記

早くおいで!!とプレゼントたちが待ってます。

ボクは室内の乗り物、電車の絵本、靴下を貰いました。ご機嫌です。

自動車も大好き、車のCMで泣きやみます。

将来は自動車会社の技術者?マツダはいいけどトヨタは遠すぎる。ってばあちゃんが先回りして心配することじゃないけど。

バターケーキ買って、飾り付けは家で。孫娘4歳作。

倒れるケーキ。孫娘がみんなに分けてくれました。クリスマスの絵付皿、ケーキサーバー、やっと出番です。

フォークを入れる小さな器、2008年、イギリスのストラトフォードアポンエイボンの骨董屋で。100円くらいだった。

他に5個くらい買って、おばあちゃんオーナーさんが一つずつゆっくり梱包してくれるので集合時間にぎりぎりセーフ。

古いリネン類、手刺繍に手編みレースのテーブルクロスなどもたくさんあったけど、そちらは買う時間がなかった。残念。

お姉ちゃんの塗り絵をしたくて寄って行くと「ダメ!!」と払いのけられます。

これやろうねと、別なセットを出すと納得。ニコニコして遊んでいました。

ふう~、それにしても疲れた。今朝は起きたら10時だったのでびっくり。10時間も寝ていた。孫息子、二回抱いただけなのに、背中がバリバリに痛い。男の子はずしりと重い。いゃあ~疲れた。ホトホト。

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お粥な日々

2014-12-19 | 日記

基本はおかず二品とお粥、食事の支度も楽になった。

夫は5キロ、私は3キロ痩せた。とりあえず今のところはリバウンドなし。でも体重落ちるのは停滞気味。

これから年末年始、食べ過ぎないようにしなければ。と言いつつ、近々息子一家が来るのでとりあえず白いご飯は炊かねばなるまい。ケーキも食べるし、ダイエットの道険し。

今年はお餅、どうしようかな。。。

尾道で買った小鉢、大学跡地フリマで買った中皿、自分で絵付けした柿を載せる小皿。スープカップは買った。

信楽の窯元で買った皿、尾道で買った小鉢、六角の向付は2002年の11月、京都伊勢丹で購入。息子が車検に中古車持ち込むと言うので、親の実印持って駆け付けたのだった。その時の記念に。

これはお昼だったかな。小豆粥がしみじみと美味しいのも歳とったから。

小鹿田焼の皿は窯元で買う。

ずっと前に買った和風のディナー皿。志野焼きの湯呑は駅前地下のフリマで。小鹿田焼きのそば猪口の中は大根。

甘酢で一層鮮やかな色に。

頑張ってもう少し痩せたいかな。体が軽い心地よさ、もう長い間忘れていた。

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年賀状書いた

2014-12-18 | 日記

本未明完成。もう投函した。今年は早い方。一度年賀状をほとんど止めたけど、それ以後の知り合いの方には来たら出すようにしていたらまあ、今は負担にならない程度に増えた。

今年はこれ

峰の雪もまだふる年の空ながらかたへかすめる春のかよひ路 式子内親王

春くれば心もとけてあは雪のあはれふりゆく身をしらぬかな 式子内親王

出づる日の同じ光に四方(よも)の海の波にもけふや春は立つらむ 藤原定家 

それと写真三つ

 

香川県粟島(こちらイメージ。今探したら小さいサイズが行方不明)

 コンク/フランス

もう一葉は、遠くのエッフェル塔指さして一人ではしゃぎまくる私の姿。姿は小さく(写真省略)。

年賀状の中でも遊びまくる私。遊び自慢全開。家族写真公開するより反感買うかも

結局、人は自分らしい年賀状しか作れないんであって、人は人、我は我。他人様のことをあれこれ言うのは慎むべきと、やっと気が付いた。

そして、私は家族よりも孫よりも、もちろん自分の顔かたちよりも旅先で見た景色が大事だと気が付いた

粟島へ二度目に行くと民宿オーナーが、新幹線でご飯食べに来るのと笑っていた。フランスも二度。春には幹だけだったブドウ畑が、六月には青々とした葉を茂らせていた。

二度と言えば、高校時代の男子同級生に今年は二回も間違いメールしたので、年賀状で謝った。

一度目は「私は煮しめとビール持って行きます」、二度目は「今、バスに乗ってて話できない。なんですか?」というもの。

いきなりこんなメール来たらびっくりするわな。しかしながら相手は全然怒らず、元気そうですねと嬉しい返事。

そうそう思い出した・・・とここで記憶がいきなりワープする。結婚の直前、故郷の街で偶然遭遇、お茶飲みながら少し話したんだった。同級生のその後のあれこれとか、そんなことを。

あれからとても長い時間が経ってしまった。ずっと疎遠なままだったけど、二年くらい前、先生を交えて会う機会があり、それから年賀状をやり取りするようになったのかな。

steadyだったのかって?いえいえ、それよりもっと近しい間柄。クラスが同じでサークルが同じで、毎日一緒にいたのでそんなこと意識してませんね。友達、と・も・だ・ちです。サークルの私たちの学年は毎日お祭りみたいに楽しく仲良く過ごしていたので、男とか女とかあんまり意識していない。

これがいけないと言えばいけないのかも。男性の立て方、いまだによく分からず言いたい放題。夫、たまに激怒。あちら中学から私立男子校、私、女子だけの学校へ行ったことない。ついでに私立ともご縁がない。夫とは学校文化が全然違う。

同級生とは来年もまた年賀状一枚で繋がっていられるようで、高校時代に戻るわけでもなく、夫のある身としては個別に会うことはないのだけど、何となく居心地がいい関係でいられるのは、これだけ歳とったからかも。

悔しいこと一つ。昨年、プリンターのインクをアマゾンで購入。正規品でなく安い中国製を。確か千円くらいだったと思う。使ってみたら全部オレンジ色になり、がっくりして放置。今年は正規品を買い、入れ替える前に念のために印字したらとてもきれいだったのでびっくり。

プリンターのインクは安いので充分だと身に染みました。箱開けてしまったし返品不可能。今年のはいつ使うか不明。

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冬ごもりな日々

2014-12-17 | 日記

朝起きたら、夫が大雪だと言うので、まさかと思いつつ、外へ出てみると・・・

雪国みたい

こちらも。

電車が来ました。

電車が行きます。雪国みたい。車も人も少なめ。家にこもって様子うかがってるのかも。

庭にあるもので取りあえず作る。ウサギのつもりがネズミみたい


昨日は業者さんからお弁当頂いた。三越地下の「葛」さんらしい。

おかずいろいろ。ご飯も味付き。おいしかったけど、塩分多め。辛かった。ご飯は3分の1残して夜食べる。少食な私。エッヘン!!

お友達から嬉しいお便り。絵葉書いろいろ探して、返事は、結局これに。地味すぎたかしら。

京都の烏丸今出川近くの博物館だったかな。京都市の施設で入場無料、お土産に絵葉書頂いた。10年くらい前。

市内出土の織部向付。鮮やかで大胆、いつごろの時代のものだろう。京都町衆の財力をよく示していると思った。

絵葉書探すうち、古いカードが出てきた。こちら神戸市のアンティークドールのお店。

(株)タイムロマン 三宮町3-1-17  確か大きなデパートの近くだった。10年くらい前。このころは三男が京都に遊学中で、かこつけて神戸、京都へよく行っていた。夫はせっせと仕事しているのに。ごめん。

一人で街を彷徨うのが好きなんですよね。若い頃は女の一人歩きはちょっと気負っていたけど、今はもうたいていのことは平気になった。20年くらい前は女一人で食事するのが大変だった気がする。


 

お膳はこれです。戦前のものらしい。

裏はこうです。マツから彫り出します。軽くて傷もつきにくく扱いやすいです。ヤフオクにも出ていますが、サイズが30センチと小さいのでどうしょうかなあ。。。。。。

こちらで33センチ四方くらい。食器が大きくなった今の時代にはこれで精いっぱい。これより小さいのは使いにくいと思う。

従妹の家に行ったら、実家からもらった同じようなものが一回り大きく使いやすそうだった。

ちょっと大きくなるだけで太いマツが必要。昔のわが故郷、アカマツは二次林とはいえ、山に入ると材料のいい大木がたくさんあったんだろうなあ。

蒔絵のお膳などは日常生活ではちょっと使いにくい。ああ、いいマツのお膳、欲しいなあ~


昨夜は遅くから絵を仕上げました。それはこれです。

豆柿、柏葉紫陽花、夏蔦、柚子、それに杉の葉です。こうして書くと日本画みたい。色がたくさんあるので華やかですが、モチーフが複雑なので難しかったです。

いえいえ、どの絵も楽に描けるのはありません。忘年会で先生に励まされて、また少し描く気になりました。私のような素人には褒め言葉が何よりの推進力、先生これからもよろしくお願いします。

もと美術部長の同居人は全く褒めません。でももう昔みたいに動揺しません。ふん、そうやって私の気を引こうとしたって、その手には乗らんからね!!の心境でございます。

今、写真と見比べるとデッサン狂いまくり。いゃあ、何とも。この失敗を次に生かしたいものでございます

これは小さいサイズで。石榴に柚子に・・・大きいのは何でしょう。夏蜜柑?本当はもっと平たい。

これでは木星にしか見えん。反省。

まだまだ雪は続きそうです。皆様、なにとぞお気をつけて。

 

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