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粽を作った

2015-07-30 | 機織り

今朝は涼しいうちに粽まですることにしました。

座卓の脚に糸の端を括りつけ、少しずつ巻いていきます。卓上機はほんとに便利です。本来の使い方じゃないけど。

小さなブラシは糸の筋を整えるために使います。ああ、筬が横にずれてる。先生ならどういわれるだろうか。

いつも先生と対話しながら作業している。厳しい先生だったけど、一通りのことを体で覚えたのは先生のおかげ。

綾返し(綾棒を筬の手前に持ってくる)も、すんなりとできました。

このあと織り機にセットして本日の作業終了。


 

午後からクーラー付けてたら寒くて、気分悪くなった。窓を開け放し、部屋に風を通して、脚に扇風機の風を当てる。私の場合はそれで充分らしい。

暑さもあと半月くらいでしょうか。皆様も暑い夏を無理せず、やり過ごしてください。

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ユトリロとヴァラドン展へ行く

2015-07-30 | 日記

昨日ですが、出かけました。

ヴァラドンとはユトリロのお母さん。父親のわからない子で、サーカスの軽業をしていたが、ケガをして、絵画のモデルに転身。恋多き女性で、18歳のときユトリロを産む。ユトリロもまた父親のない子だった。

というようなことを私は初めて知った。上の看板は母親が描いたユトリロ。素人芸とはいえないうまさがある。と思う。ゴーギャン風の力強い線、経歴と考えあわせて、素直で自分の思いに忠実な生き方をした人だろうと思った。

先ずは隣の図書館に向かいます。化粧して服着て靴履いたら、夏は用事を一気に済ませたい。それでここに辿り着いたらもう13時でありました。

美術館の方向を見る。ケヤキが多くて涼しい。

図書館の半地下が食堂。いつも閑散として、ぼんやりできる。窓の外にも深い緑。そして小さな池。幸せ~

メニューはハヤシライス、カツカレー、卵丼など、もはや街のレストランではほぼ消滅したメニューも。ここだけ、図書館ができた40年くらい前の時間が流れている。

お城の北側は昔はバラックの建つスラム街で、近寄ったこともなかった。再開発してきれいになりました。

ユトリロはもう世間に充分知られた画家だけど、お母さんが絵が上手なのはびっくりした。ゴーギャン風でもあり、セザンヌ風でもあり、芸術の都パリで当代一流の画家のモデルを務め、ついでに恋もして、息子より年若い息子の友人と再婚して、いろいろあった人生。

でもいい絵を描いたからこそ名も残った。人生は有限、芸術の命は永遠。なくなって長い時間がたつと、毀誉褒貶は忘れられ、芸術が本来の力を持って立ち上がってくる。そう言うところかな。

絵葉書2葉。たくさんの色彩の引き出しを持った人だと思う。右の木立の絵が時に好きです。


最近の孫ネタ

昨年末買ってやったドレス着て遊びに来た。

「あ~あ、早くお姫様になりたいなあ」

お姫様はドレスの下にスニーカ穿いて帰って行きました。

海で拾った貝殻くれました。ありがとね。

下の孫(男の子)はままごと大好き。出して遊ぶのも好きだけど、「ナイナイ!!ナイナイ!!」と大声を出しながら、箱に入れてから帰る。

これは片付け忘れ。またおいでね。

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取り敢えず粗筬まで

2015-07-30 | 機織り

昨日は朝、整経台から外し、

こんな感じで、あとは午後からするつもりで外出したら、夕方、またまた孫二人とお嫁ちゃんが来て話したり遊んだりしてできず。まあどちらも楽しいので、どちらでもいいんですが。

20時前帰ったので、それからボチボチしていたら、またまた綾棒入れるとき綾の一部が外れ、手で一本ずつ確認しながら通してえらく時間がかかった。

おまけに右にずれてる。これは本数を勘違いしたから。またまた先生の声が聞こえてきそう。

でも粽まではあと一歩。粽したら綜絖したくなるし、そしたら筬やりたいし・・・とならずに、8月はいろいろ忙しいので、頑張って絶対しない・・・つもり。

先日の織りのソフト、初めに柄を考え、それに合わせて通し方と踏み方も、試行錯誤しながら分かるんじゃないかと思う。いゃあ、表計算はすごい。

布溜め込んで、手芸、洋裁のアイデアもいろいろ、でも全然手付かず。もう思い切って捨てようかな。もう生地は絶対買わない。いつか縫おうと思っても絶対縫わないもん。

歳とったら少し暇になるかなと思ったけど、やることいっぱいで遊びに忙しい。いゃあ、のんびりしたいなあ。

 

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遥かなるニッコウキスゲ

2015-07-29 | 断想

ニッコウキスゲ 2011年7月、日光の霧降高原で。


 

ずっと長い間、ニッコウキスゲという花を見たことなかった。西日本には咲かない花だし、7月の梅雨明けに、確か四日間で花期を終える、山野草の運命とはいえ、誠にはかない花である。

初めて見たのは20年くらい前、今の時期に一人で登山ツアーに紛れ込んで白馬岳に登ったときだっただろうか。白馬岳、白馬槍ヶ岳、八方尾根と廻って確か麓で一輪、咲き残りに遭遇した気がする。

高原の詩人、立原道造もたくさんの山の花を詩にしているので、多分この花もあったと思うが、今は思い出せない。

そのあと、霧ケ峰でも見たけれど、近寄ってみると案外まばらで、大群落というにはほど遠かった。

どこに行けば一面、淡いオレンジのニッコウキスゲに出会えるのだろうとあこがれ続け、2011年には日光へ行ってみた。ニッコウキスゲというくらいだから日光に行けばあるんじゃないかという単純な動機。

ロープウェーが廃止になり、蒸し暑い山道を登ること一時間弱、ありました。でもこれも大群落と言うほどではない。

あれは詩人のイメージの中だけの修辞なのだろうか。いやいや、温暖化で、山野草はどれも生育の危機にあるのかも。

涼しい高原に憧れながら、相変わらず街中で暮らしている。たまにの山に出かけるだけ。高速使えば1時間もすれば、自然がいっぱいの場所に行ける地方都市のありがたさ。

田舎暮らし、古民家暮らし、エコな生活、できたら素晴らしいし、憧れるけど、この私には無理。勤勉でないと田舎では暮らせない。人付き合いも普通とは思うが、決していいわけではない。

ただ夏になれば自然がとても恋しくなる。ずっと遡って、子供のころ、母の実家で過ごした夏休みを思い出す。

涼しい座敷、山、水田、池、いとこたち、歩いてまた別の親戚へ行く。庭先の木や夏の花。子供のころの夏休みは色彩にあふれ、笑い声とたくさんの大人たちの昔話に囲まれて、人世で遭遇する幸せの一つ。でもその時はそんなこと気が付かないし、来年も、そのまた次の年も同じ夏が過ごせると信じて疑わない。

思えばあの夏からずいぶん遠くへ来てしまった。でも夏の幸せな気分を、涼しい風がふと吹いたりすると思い出す。

今夜はイレギュラーでお嫁さんが孫二人を連れてきた。いろいろ遊んで、最後は「ナイナイ!!」と言いながらおもちゃを片付けて、帰って行った。やれやれ、来てよし、帰ってよしというけれど、すぐに大きくなって来なくなるんだろうなあ。一日として同じ日はない。

あんなに家にいた息子たちも全員いなくなったし、毎日元気で過ごせたらそれで充分と思うのでした。

花から話がどんどんずれて行ったけど、夏はいろいろもの思う季節でもあります。

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次の作品に取り掛かる

2015-07-28 | 機織り

七月末までに粽までできればいいのですが・・・無理かも。8月は夏休み、織りも休むつもりです。

先日導入した組織図ソフトで、次の作品の完全組織図作りました。真中は同じ繰り返しなので2柄省略。

プリンターで打ち出してみる。

こんな感じで。筬は70にする予定。

経糸は300cm×192本×2本取りで115,200cm=1,152m=1.152km必要ということになりますね。

大管は8本にするとそれぞれ14,400cm巻く必要があります。円周10㎝としたら、1,440回巻かないといけない。どうやって数えるんだあ~、カウンター付き糸巻機、欲しいなあ。でも高すぎるので我慢、我慢。

本日はミシンのボビン糸巻くところに割り箸立てて、塩ビのパイプをカットしたものを立てて巻きます。固定はガムテ貼りまくりで。わあ、びんぼくさ!!

右は先日ネットで買った枷繰機、初めて使うのでちょっと不安。でももつれずにきれいにできました。

カウンターもなく、何回巻けばいいのか分からないのでテキトーに。

全部途中で足りなくなり、追加で巻いた。これに時間がかかった。

やれやれ、整経終わりました。8本取りで300cmを48回転です。

夫製作の整経台は織り機に括り付けて使います。3mがうまく回らないので、織り機に割り箸を括りつけてスティクの代わりとしました。設計ミスですね。

これからは4m未満の短いのは卓上機、長いのは整経台でするつもりです。

大管も高価なので、そこら辺のものをいろいろ利用。長さは10cmです。不揃いの大管たち。

人世いろいろ、大管もいろいろ。

今日活躍したのは割り箸とガムテでした。何でもあるもの活用。明後日は孫が来るし、今月はもうあと一回くらいかな。

 

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加計の深山峡へ行く

2015-07-26 | 日記

暑いので涼しいところへ行くことにしました。

深山峡は、中国道加計スマートインター(カードのみ通行可)を出て加計方面へ。加計の町へ入るとすぐ大きな看板があるので左折、すぐ。我が家からは60分くらい。

峡谷沿いに歩きます。

短い距離に滝がたくさんあり、変化にとんだ渓谷です。

駐車場近く。キツネノカミソリ。ひがんばな科。毒草。

ヤブカンゾウ

ネムノキ

ヒヨドリソウ

滝。幟が立ってるのは昨夜のイベントの名残。たくさんの方が後片付けされていました。

イワタバコ。いつも濡れているような薄暗い岩の上に生える。葉がタバコの葉に似ているのでこう呼ぶらしい。

最初の滝が現れました。涼しそう。

ミズヒキソウとウワバミソウ。

砂防ダムの堰堤

キランソウ。地味な花。

ウマノアシガタ

渓流に沿って遊歩道や橋が整備されている。涼しい。

ヤブカラシかな。これはどこにでもある。

ホタルブクロ、見っけ。

五段の滝。壮観。水しぶきが風で流されて、とても涼しい。

包丁岩

五段滝、最上部。

いゃあ、昔の少女はもう写さんでほしいものです。

さらに上部。滑って流されたら大変です。

続いて三段滝。この付近になると山道。

あまり人も通らないらしい。草を掻き分けつつ。

地獄谷手前。

行きますか?戻りますか?名前が悪いので、少し入って引き返す。

キンミズヒキ

見上げれば青空

夏空

マタタビ。普通は木の高いところに巻きつくが、高い遊歩道の傍にあり、きょうは間近で見られた。

花は終わって実になっている。

ミツバたくさん。でもみんなの憩いの場所なので採らない。

昨夜はイベントがあったようです。滝をライトアップしたり、歌手が歌ったり、臨時のビアガーデンなども。

食べて飲んでお喋りして、歌を聴いて景色を見て、楽しいことてんこ盛り。皆さん楽しまれたことでしょう。きょうは観光客は私たち以外は皆無。

渓谷をずっと登って行くとどこへ行くのでしょうか。ヘアピンカーブ連続の細い車道はあるようですが。

昼前自宅着。

人さまのブログで見た、トマト出汁でソーメン作ってみました。

冷たく冷やしたトマトをすりおろし、ツナ缶と混ぜ、だし醤油を少し入れます。

うーーーむ、予想外のおいしさでした。皆様もよかったらお試しください。

先日、雲月山の帰り、器を買った工房近くの農産物販売所で野菜買いました。この時期、野菜が安くておいしいです。

これでしばらくは大丈夫です。

いゃあ、夏らしいレジャーでした。夏は涼しいところへ行くに限ります。

 

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地元花火大会

2015-07-26 | 日記

今年もいいお天気、夫仕事場の屋上、そのまた上の塔屋で見物しました。

新しいカメラ、夜景はイマイチ。

これは、まあまあ・・・

周りのマンション、ベランダから歓声が上がります。

音の度に犬が吠えます。

うちの息子たちも音の度によく泣いていました。

パーン、ワッ、パーン、ワッの繰り返しが一時間。いずれも1歳から2歳の間で。それ以上になると怖くなくなるようで。

いよいよフィナーレ。今年も無事終わりました。昨夜は風が強く、ワンピース一枚では寒かったです。

塔屋に上がるのは最後ははしごで。怖かった。でも夫が手を貸してくれたのは、先日の外人男性を見習ったのかも。

子供たちの夏休みの絵日記、最初のページは花火大会。

「まずクレパスで花火を描いて、あとで黒い絵の具で空全体を塗りなさい」と、子供たちをつかまえて指図する母=私。息子たち、もう忘れたでしょうが。


 

花火の音がいろんなところに反射して、反対側からも聞こえます。気が付けば地区の端の方は、木材の貯蔵場が再開発され、マンションやいろいろな店ができて、おしゃれなウォータフロントになっているのでした。

あと何回花火見るのかな。20回は見たいかな。そうしたら孫の結婚式に出られるかも。 

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組織図ができました

2015-07-25 | 機織り

 

これです。エクセルを使うソフトで、経糸、28本一模様から倍の56本にし、緯糸も56にしたら模様がくっきりと浮かび上がってきました。

著作権あるので小さくしました。

嬉しい~

 

経糸、緯糸の通し方、タイアップなどこのソフトできちんとやれば一瞬で柄が出来上がる。素晴らしい。

完全組織図は著作権に抵触するらしいので落としました。

私が織ったのはもういいのかな。

ちなみにこちらです。

はい、紺色の方、間違ってます。踏み方違いですね。緯糸28本で同じ踏み方に戻る。次は間違えないよう、頑張ります。

 

 

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織りのソフトを導入した

2015-07-25 | 機織り

こちらの方が作って無料で公開しています。

http://www.pixy.cx/~riko/sb/sb.cgi?cid=52

早速ダウンロードして試してみました。エクセルでやります。

早速書いてみました。著作権あるので小さめに。

上の段の経糸、右上のタイアップ、右の踏み木の順番を自分で入れ(必要なセルを塗りつぶす)、そのあと右上の組織図というところをクリックしたら、あら不思議、織り柄が現れました。

でも、でも・・・・参考にした本と違って、織り柄が半分しか現れません。ちなみに織り柄を自分で一つ一つ塗りつぶしても同じことでした。

本はこれですが、著作権があるので完全組織図は掲載しません。

ほんとは経糸28本一柄、大きな四角と、四つの四角が現れるはずですが。実際織ってもそうなったし、先日、友達に組織図送って、そのあとできないとも聞かないので、織れるとは思うのですが。

Why?織りの世界は深い。まだまだ弥生人にさえ近づけてない。

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赤名街歩き

2015-07-24 | 旅行

道の駅赤木高原の案内板

山裾に一列に寺院が並ぶ。古い町のようです。

瀬戸山城の案内板。

街道の面影

街道筋から寺院の門へ行く路地。

バス停

カーヴする街道

山門と両脇のマキの古木

造り酒屋前で。銘柄は絹の峰。おいしいお酒でした。

本陣跡はマイクロバスの会社。中市は街道筋の中心部らしい。田村君、景山君頑張れ!!

最後に赤穴八幡宮へ、瀬戸山城とは川を挟んで向かい側の高台にある。

石段は急で登りにくい。右側に車道有。

天然記念物。

スギの幹を貫くイチョウの枝

あれですね。もう一カ所はよく分からず。

イチョウはまな板にするほどの堅い木なので、柔らかいスギを貫いたと思います。

広島市内、牛田の安楽寺ではイチョウの大木が山門の屋根を貫いています。

思い込んだらまっしぐら、いちずに突き進む。でも柔らかく受け止めてくれるものに支えられている。

それに気が付いて感謝しているのかどうか。などということを同行者と話す。

「わしがあんたを支えてる」

「ううん、私が羽交い絞めにされて逃げられん。よう辛抱したわ。こんな人に」と他愛もない夫婦トーク。

15時前、向こうに午前中に登った瀬戸山城を見ながら帰路に着いたのでした。

 

 

 

 

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赤名花めぐり

2015-07-23 | 旅行

7/20 瀬戸山城址から町へ降り、旧街道沿いの町並みを歩いてみました。

山の麓は寺院が並んでいます。城の守りの意味もあったとか。西蔵寺。

細い路地が続きます。お寺の石垣は合戦の時、山から落とされた石で作ったとの言い伝えがあるそうです。

向こうに蓮光寺があります。


西蔵寺境内。花多数。

涼しげ

涼しげ、その2

キキョウは好きな花。紫と白。

キキョウのハーモニー

西蔵寺の立派な山門。お邪魔しました。

夏の花たち

また別のお寺へ。広島市内は暑かったらしいけど、こちらは高原の町。まあまあの暑さでした。

小学校脇の駐車場で。この花は揉むと泡が出るので子供のころは「石鹸の花」と呼んでいた。

本名知らず。

庭先で

ヤブカンゾウは藪の中にあった。

夏の色。好きです。

ダリアとヒマワリ。畑で咲いていた。

シモツケと鐘搗堂。夏空。

ボタンクサギ。花には責任ないけど、この花見るとちょっと荒れた庭という印象を受けるのは、最近殆どつくられず、放置された場所などで見るからかも。

明治期、観賞用に輸入されたらしい。花はよく見るとなかなかいいですが、木が繁茂するのが今の時代に合わないのかも。

小さな花。店先で。


番外

赤名湿地で。「きょうはオカトラノオとオオバギボウシは絶対見るからね」と出かけ、思いがかないました。

道の駅で野菜各種購入。カボチャとズッキーニ。おいしく頂きました。


先日の裂き織り、使っています。

縁を三つ折りにするよりは・・・

そのままティーマットにした方がいいかも。

急にやりたくなって、布を水通しせずに裂いて織ったら、絹なのでものすごく縮んだ。反省。

弥生時代初期の紡錘車。図版の土器各種は等倍ではなく、これは直径10センチ未満と私は思いますが。

岩波新書 日本古代史シリーズのうち、「農耕社会の成立」よりお借りしました。

土器の紡錘車とは繊維を二本以上撚り合わせ、糸にするための道具。穴に棒を通し、コマのように回転させ、糸に撚りを掛けます。

弥生時代初期にはもう織物の技術があったということですね。今の私、弥生人より、す゜っと下手と思います。

植物や動物の繊維から布を作った最初の人、偉い。


先日、支持率回復の為か、急にテレビに出て喋ったらしいですね。私は見てないので某ブログでの又聞きだけど、たとえ話で押し切ろうとして、その話が全然たとえ話になってなくて、つくづく頭悪い人だと、そのブロガーは呆れておりました。

呆れるだけならいいけど、こんなことで法案が通るなんて、つくづく空恐ろしいなあと思いました。

だいたい、たとえ話で済む話かよと、おばあちゃん(この私)呆れる。

頭悪い人はたくさんいるし、それはまあ持って生まれたものもあるから本人の責任ばかりではないけれど、(かく申す私も頭いい訳ではないけど、少しは自覚しているつもりです)国の方向を決めるような仕事には着かない方がいいということです。

能力あるのに貧しくて学校へ行けず、それを取り返すために努力するのは美談。でも、勉強する気があればいくらでも勉強できた人が、地味な学歴だということは、その人を判断する一つの目安。私はそう思っています。

世間からいい学校と言われるところは、何も勉強するだけではなく、周りに優秀な友達がいることではないでしょうか。学校時代の友達とは、今の立場を超えて、率直に意見を言ってくれたりする貴重な間柄。誰かいないのでしょうか。そんな人。

祖父、叔父、父に対してよほどコンプレックスのある人でしょう。もう無理しなくていいのに。

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赤名瀬戸山城を歩く

2015-07-21 | 旅行

登山口近くのカボチャの花。元気いっぱい

今から山へ。約30分で山頂の予定。

スギ多し。涼しい。おや小さな石段が。

地元の人の信仰する小さな稲荷神社のようです。

 

遅れる同行者。まだ体が目覚めてないそうです。

やがて、コナラなどの広葉樹が。フカフカの山道。歩いて楽です。

 

半分きました

ウバユリのつぼみ。日陰によく見られる花。

案内板。先ず主廓へ行きます。

ヤマアジサイ。花は盛りを過ぎて裏返し。

 

主廓の東斜面。ヒヨドリバナの群落

今年も会えました。

アカショウマ。茎が直立しないことと、葉先がとがっていることで本種としました。

チダケサシは茎が直立、葉の先がとがっていないことで見分けるそうです。チダケサシはもう少し日当たりのいいところに咲くというのが私の印象です。

昔、山で採ったチダケと言う茸を茎に刺して持ち帰ったことから名前が付いたそうですが、チダケは小さな茸全体の言い方なのかも。チダケは乳茸と書き、夏のキノコとのこと。夏採れるから、夏の山野草に刺す。納得。

ホタルブクロ。好きですね。可愛らしい形。

 

あの上に砦があったそうですが、石垣は江戸時代初期に破却されたとか。

見晴らし抜群

 

赤名の町並み。こんなに大きな町とは気が付きませんでした。高速開通後はR54を通ることもなくなったので。

ヒヨドリバナ

チゴユリは実になっている。

今から東廓へ行きます。落城後、毛利氏が整備した場所だそうで。

尾根伝いに武名ケ平へ行くつもりでしたが、道がなさそうで断念。ネット情報だと、最後は踏み分け程度の道になるそうで。残念ですが、行かずによかったかも。

ヤブコウジの花

ミヤマシキミは実を付けている。有毒。


 

降りるときに、若いお母さんと10歳ぐらいの女の子に遭遇。

マムシがいたから気を付けてね」と言うと「まあ、いるでしょう」と落ち着いた対応

あとからとても体格のいい外人男性が登ってきて、お父さんのようでした。聞けば地元の人とのこと。

マムシはゴキブリくらいの感覚なのかもしれない。

降りるとき、私が転びそうになったら、そのお父さん、さっと手を出してくれました。

「大丈夫です。ありがとうございます」と言ったけど、誰とは言いませんが、日本人男性も見習ってほしいものです。文化の違いというか、女性をいたわるのが習い性となっているのでしょう。

某日本人男性は、また水飲んでる、とか、木を掴まずに降りろとか、人の行動にチェックばかり入れて、山でもえらそげにします。

うーーーむ、いたわられたことはあんまりないかな。私も当てにせず、自分のペースで歩きます。

一般論ですが、女性に立ててもらい、威張ることでしか自分を保てない日本人男性はちょっと幼いかも。それだから成熟した女性の良さが分からずに、いくつになっても若い女の子が好き。

以上、歳だけは成熟した私の感想でした。いゃあ、古戦場で彼我の文化論に思いを致すとは。

明日以降、湿原と街歩きをご紹介します。

 

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雲州赤名宿を歩く

2015-07-20 | 旅行

20日は島根県の赤名へ行きました。

我が家からは広島道、中国道、R54経由で90分くらい。案外近いです。赤名は広島県と島根県の県境の峠の名前にもなっていて、その向こうの初めての町が赤名です。

先ずは赤名小学校の横から山へ行きます。

あの上が主廓あと。石垣を壊した岩が散乱しています。登山道わき、一番大きな石の上にマムシがのんびりくつろいでいました。

キャア====と言うと茂みに逃げ込んでくれました。やれやれ。熊よけの鈴もマムシには効かず。マムシ除けの鈴ってないもんでしょうか。

登ること30分くらいでお城の跡に着きます。

赤名の町がよく見えます。そして現在の国道54号線、昔の雲州街道もよく見通せます。

この天然の要害に、戦国期、赤穴あかな氏が城を築いていたそうで、大内毛利連合軍と、赤穴尼子軍の戦いの場でもありました。赤名氏は尼子の援軍を得て籠城し、よく戦った後、落城。

城は江戸時代初めの一国一条令で破却されましたが、自然の地形を生かした城のようすが、今もよく分かります。


 

続いて、道の駅赤木高原の観光案内所で道を聞き、赤名湿地へと向かいます。

ハンノキの間の木道を歩きます。

この付近はミツガシワが多い。分布としては最南端だそうです。

街歩きの最後に赤名八幡宮へ。神社は高台にあり、その麓はボタン園になっています。

向こうが午前中に登った瀬戸山城址、川を挟んでこちら、神社付近に毛利大内軍が陣を張ったのでしょうか。

広島からきて、出雲の最初の城、ここの攻略戦は重要な戦さであったと思われます。


 

赤名の町は城下町であり、宿場町、今もこの付近の中心集落として栄えているようです。赤名と言うと山の中の峠とばかり思っていた認識を以後改めます。

町の蔵で地酒「絹の峰」を購入。すっきりとおいしいお酒でした。倒産しかかった蔵を町の肝いりで、若い人が受け継いだとか。その社長さんともお話しました。

蔵元の悠揚迫らぬお人柄と、既にして大人の面影、お酒は造る人の人柄が出ますね。嬉しい発見でした。

有名観光地ではないけれど、地方の底力を感じる豊かないい土地のようでした。

赤名峠の茶店は道の駅林立でちょっと寂れたような感じでした。いつかまた立ち寄りたいものです。

他の写真は追々追加していきます。 

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安保法制反対のデモに

2015-07-19 | 戦争反対

2008年6月 ロンドンで


 

参加するつもりで家を出たのだけど、少し遅くなって遭遇できなかった。解散するところで待ってたけど、これまた影も形もない。

何と言う間の悪さ。

きょうのデモは、若いお母さんたちが、我が子を戦争に行かせたくないという趣旨で、ネットで呼びかけて集まったらしい。若くないけど、ちょっと覗いてみたかったのに。

公安委員会への申請とか、いろいろメンドーな手続きもクリアしたとは思うけど、それにしても全然出会わなかった。

連休中日の広島中心部はたいそうな人出で、夏物バーゲンもいよいよ終盤らしく、買い物袋下げた人もたくさん歩いていた。

戦争なんて影も形もない平和な街、でも先の戦争だって、空襲があるまでは多少不自由でも、普通の市民生活を送っていたらしいから、平和な毎日の中にも戦争の影は射しているのかも知れない。

ふと、21歳で戦死したという、会ったこともない叔父のことを思っていてた。その人は遠い南の島で餓死したんだそうで。

それからまた街を歩く人の顔を見ると、目の前の眺めが急に現実感を失くして遠景になってしまう妙な感覚。

パルコの一階でアクセサリーやバッグ見たけど、欲しいわけもなく、もうどうでもよくなっていた。

このアクセサリーと、あのバッグと、持っているのと持たざるに何の違いがあるだろうか。

それよりも大切なのは、この何も起こらない、牛の涎のような暮らし。

今度は遅れずに参加したいものだと思った。

 

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人を許すこと、意地悪をしないこと

2015-07-19 | 断想

2008年6月 ロンドンで。

ツアーで仲良くなった人と、この付近の、今は美術館になっている貴族の屋敷跡を訪ねました。

午前9時過ぎ。店にはまだ人影がありません。


きのうの続きですが、人を許すのは、言うは簡単、実際には難しいなと思う。

自分にとても意地悪した人を許せますか。その人の境遇が変わり、こちらが優位に立ったら心に余裕ができて許せるかもしれない。

でも、その人のせいで自分がひどい迷惑をこうむり、本人はそれに気が付かないばかりか、相変わらず恵まれた生活していたら、私だったら心が穏やかではいられない。

許せないなら無理して許そうとしないこと。ただ関わらないこと。自分を傷つける人から離れること。それで充分だと思う。

で、時間が経ってみれば、あんなに嫌だったことも、遠い風景になっている。たまにその時の気分を思い出すけれど、それもこれも今の自分を形作った糧になっている。嫌なことや苦しいことのなかからこそ、人は多くのことを学び、成長して行けるのではないだろうか。

うーーーん、なんかきれいごとになりましたが。

意地悪をしない。これはどうかな。私は意地悪な方ではないと思うけど、意地悪されたことは忘れていても、何かのきっかけで思い出す。しかえそうとは思わないけど、こちらも距離を取るかな。私は元々、人付き合いはあまりいい方ではない。まあこれはネットしていて、だいぶ直りましたが。

いずれにせよ、人との付き合いはものの言い方一つで良くも悪くもなるもの。同じことでも相手に恥かかせたり、追い込んだりせずに柔らかく話して、断定を避ける。

うーーーん、それからそれから、何か一つ相手のことを褒めることにしている。今日着ている服だとか、元気そうじゃないのとか。

女性には、取り敢えず肌がきれいねと褒めればいいらしいですよ。私も言ってほしいものです。山へ行きまくったので、肌、奇麗じゃないけど。

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