ブログ

 

あはれ今年の夏もいぬめり・・・名残の抹茶アイス

2019-08-31 | クッキング・ランチなど

久しぶりの好天、気持ちも晴れ晴れと久しぶりに近所の甘味処へ。

抹茶アイスに白玉団子、小豆餡、ソフトクリームも抹茶かけ。

うーーーん、完璧。

そしてお腹いっぱい。

本当はかき氷の宇治金時食べるつもりだったけど、さすがに涼しくなって、また来年のお楽しみに。

土曜日、大勢のお客さんでした。


昔の三男の部屋、昔の三男の机にパソコン置いている。明けた窓からの風が涼しい。

マンションとマンションばかりの街中にも、不思議なことに虫の音が聞こえる。

わずかな草むらで鳴いているらしい。

虫たちも蝉から秋の虫へと選手交替。季節は確実に変わり、ああ、私はこうして生き延びたらしい・・・って、堀辰雄か立原道造風に。

秋の初めは誰だって少しだけ詩人になる。。。。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

義妹が来た

2019-08-30 | 日記

2014年秋 香川県 粟島で。


 

本日、義妹が来た。

といっても隣のお姑様の家に寝泊まりして、夕食と風呂を提供。

前回は孫たちが来ていてゆっくり話できなかったけど、きょうは一緒に食事作りながら話できてよかった。

身内なので張り切って料理作らない。普段食べているものを。

本日は、午後から一年に一度の定期健診に。やれやれ。来年、忘れたらいけないので書いておく。

お嫁ちゃんより、アリの巣の写メ届く。透明なケースの透明なゼリーの中で巣を作っている。びっくり。

お嫁ちゃんがアマゾンのアカウント持ってないと言うので、私が注文して孫の家に直接配達してもらったのです。今度来るとき、アリの巣、持ってくるそうです。楽しみ~

本日、七時のニュースで三男の働いているビルから煙出ている映像みてビックリした。

先月、京都で、大変な事件があったので、大丈夫とは思ったけど、知らんふりも悪いかなとメール入れたら、仕事していて気が付かなかったとか。やれやれ、よかった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「老いのかたち」 黒井千次

2019-08-29 | 読書

 

黒井千次氏は、現在87歳くらい。15年前から10年くらい前に読売新聞夕刊に連載したエッセィを一冊にまとめたもの。

作家デビューは1970年前後、作家を世代分けすることはもうなくなったけど、当時は第三の新人とか呼ばれていたのではと思う。←うろ覚え。

もう亡くなった後藤明生なども確か同じ世代。

先行する世代と違うのは、日本の戦後社会も落ち着いたころに作家デビューし、同時代に生きる人々の生き方、感覚などをうまく表現した人だと思う。

若いころは勤めの経験もあり、その経験も作品の中には生かされていると思う。

私の好きなのは「たまらん坂」。東京郊外の場の持つ奇妙な力と、はぐらかされ手ごたえのない時代の感覚がうまくミックスされている。

老人の恋を描く「高く手を振る日」もよかった。老人って、恋しても、その先には進めないんですよね。結婚するわけにも行かず、それだから相手を求める気持ちはピュア。そう、小学生のように。ただ、相手の女性(ばあちゃん)が息子一家とロンドンへ去る結末は、私は不満。

バングラデシュなら、ギニアなら、ザンビアならどうよ。きれいに閉じるより、想像力をもっと掻き立てられたのに。


おやおや、この本の感想ですよね。

新聞連載という制約があるので、全体に物わかりのいいエッセィになっていると思う。

若者や中年の無礼にもっと怒ってもいいのでは。頑固になり、昔のことを持ちだして注意するのも老いの特権。もっと言って欲しかったけど、とっても内省的。これはお人柄から来るのでしょう。

年取ったからって、性格変わらないですもんね。

それと70代も半ばになると、電車で座りたくなるものらしい。そうなんだあ。

今の私は(来月古希+1歳)、空いてたら座るけど、市内電車、乗るのは短時間なので、立っても平気です。席譲られないよう、優先座席には近寄らない。

若い人でも、体調悪かったりは目に見えないので、まあ、体力のある間は立っていましょう。

老人がどんなものか、参考書のつもりで読んだけど、私はこんなに穏やかでいい老人になれそうにない。

そりゃそうですよね。若者が千差万別のように、年寄りだっていろいろ。そのいろいろな年寄りがいると言うところが大いに参考になりました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

器が止まらない

2019-08-29 | 絵付け

先日、絵付け教室で白磁を買いました。

絵付けするつもりですが、先日は時間切れ。持って帰りました。

パン皿として使ううち、絵がない方が使いやすいかも…と思い始め、次、残りがあればまた分けていただくつもり。

白い器は人気なので、他の日の生徒さんがもう買ったかも。

器の縁も一期一会、今朝は早くに目が醒めたので、もう使わない器、少し整理した。

でもまだまだ。断捨離の道険し。


昨日は、雨の中、久しぶりに中町食器市場へ。私にとってはアミューズメントパーク。

ビル全体が上から下まで、器と台所用品でぎっしり。デパートみたいな進物品はほとんどない。

お買い得品からまあまあの高級品まで、品ぞろえ豊富。

食事処を開店するらしき人が、まとめ買いするのも時々見ます。

今回のお買い物はこちら。

急須二つ。今までは大きすぎて、かつ飽きたので。

右は紅茶も何とか大丈夫かなと思う。

器で元気の出る私。一つ買ったら二つ捨てる。二つ買ったら四つ捨てる。

捨てるのは辛いけど、空間は有限。涼しくなったので頑張ります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生に必要なもの・・・

2019-08-28 | 随想

オミナエシ


毎日雨です。雨で家にいると、ばあちゃんもくだらないことから、困ったことまで、ついいろいろと考えてしまうわけで。

今朝は次の機織りの準備しながら、人生に必要なものって何だろうって考えていた。

ほらね、ぼうーーとしているように見えても、ばあちゃんも精神活動いろいろしてるんですう。


先ずは健康。ついで、暮らしていくに必要なだけのお金。たくさんはいらない(持ったことないのであくまでも想像)。

お金は自分で稼ぐなり、稼ぐ人にくっついているなり。私たちの世代では後者が多いと思う。

人生のパートナーは最低二人。一緒に暮らす異性(または同性)一人と、死ぬまで付き合える友達一人。これで充分ではないでしょうか。

パートナーは、真面目で働き者、または家庭の管理、子育てがきちんとできる人。容姿がいい方が連れて歩くとき見栄えがするけど、歳とったら美醜はそう変わらなくなるので、性格重視で。

友達は価値観が似ていて、若い時のいろいろも共有していればなお良し。家族に言えない悩み事も聞いたり、聞かれたり。

子供はどちらでも。子供がいると先で孫にも出会えるけど、それを持たない人に見せびらかすのは厳に慎みたいところ。自分は自分、自分を主語にして語れるものを持ちたいと思う。

その他に、人生の折々に出会う人たちは、気が合えば続いて付き合えるけど、場面が変わって連絡とるのが億劫になったら、無理しなくてもいいと思う。ひととき、楽しくお付き合いできたことを感謝し、いい思い出にする。

長い時間が経って、またそういう人に巡り合うのも人生の贈り物。高校時代の友達に再会するのはこれかな。高校時代、頭のいい人、きれいな人がいっぱいいたけれど、とりあえず健康で暮らしている。そのことだけで、繋がって行けるのも年取ったから。

パートナーは主食、ご飯やハード系の食事パンと同じ。飽きないことが大切。

親友はメインのおかず。おかずも大切。

その他の折々に出会う人は、小鉢とかサラダとかデザートとかかな。その時々でいろいろ替わり、ずっと以前のものが欲しくなったりしながら、人生に色どりと軽い刺激を与えてくれるもの。

子供や孫はオプション。ついのめり込みそうになるけれど、別人格。大きくなるまではいい子に育てる責任があるけれど、社会に出たら別人格。

最近の私は、子供と言うよりも別の大人として息子たちを見ると、それぞれ個性的で面白いのです。それを面白がるのが今の楽しみ。指図はしない。

というか、早くいたわれるようになりたいもの。こういう私なので、からかわれても労われることはほぼありません。

昨日も息子よりメールあり。その膨らんだお腹の弾力利用して発電して、地球温暖化を食い止めるようにと。

私が、夏の間ときどき息とめてCO2排出抑制したので、涼しくなったと自慢したメールへの返事です。

まったく、親子して何しているのやら。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ん?夏バテかも?

2019-08-26 | 日記

朝夕とても涼しくなった。昼間もまあ涼しい。さすがの夫も、エアコン、全然点けなくなった。

でも、私の場合、夏の疲れが出たのか、何もやる気が起きなくて困っている。

長袖ワンピース縫ったり、次の機織りしたいと思うのだけど。


 

とは言え、今朝は頑張って、階段下の一間幅の物入の整理した。

いゃあ、ぐちゃぐちゃ。

なぜ物がたまるかと言えば、ためる場所があるから。

あとで、とか、いつかは、とか思いつつ、とりあえず入れておく。それを涼しくなったので一部出してみた。出して整理しなおすと空間がだいぶ空いたので、もうこれ以上何も入れないと決心する。できないかもしれないけど。

部屋の掃除する気もなくて、二階の部屋のベランダ近くで横になって本を読む。二階は明るいし、風は通るし、午前中からしっかり眠ってしまった。わあ~ご隠居さんみたい。

最近は朝の4時に目が醒める。夜は10時くらいには寝てしまう。

4時に起きるのは、その頃、同居人がトイレに行く物音で。4時に起きて、本読んで、新聞読んで、まだまだ時間が余るので、明るくなったら港まで散歩に行く。海上保安庁、水上消防署、高速松山航路、などなど、いろいろな船を見る。往復一時間。

帰るころには、通勤の人も道に増え、同居人も起きて一人で朝ご飯食べている。


 

そのあとは晩夏の一日、何もする気にならないので、横になって本ばかり読んでいる。

昼頃、意を決して買い物そのほかの用事で一度外出。日差しも随分柔らかくなり、秋もそこまで。

あの夏、またあの夏、時間は過ぎに過ぎ、私はこうして生きています。もう、生きているだけで、儲けものと感謝する年なのかも。

今の目標は、なるだけ物を外に出さないというささやかなもの。

これだって継続するのは大変です。

大変ですが、頑張ります。

最近、気持ちが沈むことが多くて、身体症状に現れているのかも。夏の終わりはだいたいそうです。やれやれ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハイキングと反省会

2019-08-25 | お出かけ

本日、地元友達、私を含めて総勢5人で江波山公園の散策。

旧気象台奥に寺院あり。

真言宗、龍光院。

立派なご本堂。

ぼけ封じ観音。

全員でしっかり拝んできました。

本堂の横に回ると絶景が。

本川(旧太田川)と、吉島、元宇品などが見える。

柳田邦夫「空白の天気図」は原爆投下後、巨大台風(枕崎台風)が来て、気象台職員は被爆しながらも欠測なく頑張る姿の描写が印象的。

足元、漁港の江波港。この付近も小説に登場する。

このあと江波神社まで下りて、再び引き返し、昼までに帰宅。

午後は友達の家で、食事しながら反省会。反省会の方が断然充実。

また涼しくなれば、どこかへ行きましようという話で本日解散。

今日は子供の頃の、夏野菜のおかずと、最近の簡素なお葬式の話など、同世代ならではの貴重な意見交換。

出身地は様々だけど、食べていたものはほぼ同じ。で、今になれば、昔のものが食べられるようになり、かつ、懐かしい。

歳とらなければ分からないことがあり、見えてくる景色がある。

それを楽しみたいと思った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「脱出」 吉村昭

2019-08-25 | 読書

ヤフオク好きな私、以前、栃のくりぬきのお櫃、3,000円で落札。

正価は2~3万と言うところでしようか。旅館行くと、こんなのがたまに出てくる。わが家ではめったに使わないけど、入れもの大好きな私。

まだまだ取っておきたい。

先日は、お嫁ちゃん2が、料理あれこれ作るより話しましょうと言って、息子と二人でお寿司など買い出ししてくれた。ありがたかった。

来年は一緒に旅行する約束になったけど、来年のことは誰も分からない。


おっと、長話深謝。本の記事でした。

敗戦前後、少年や青年の目から見た戦争の諸相が五編。

即ち、ソ連参戦後の樺太からの脱出、瀬戸内の小島での敗戦前後、対馬丸の生還者の苦労、サイパンの民間人の体験する戦争、そして、東大寺の国宝の仏像の疎開の話。

どれも綿密に取材して、ノンフィクションと錯覚するほど、リアリティがある。昭和50年代前半、文芸誌に発表した作品とのことで、この頃は体験した世代がちょうど分別わきまえた大人になっているころ。大人になって、改めて戦争体験を振り返る。そんな時期だったのだと思う。

今読むと、感情表現をストイックに排除した文章が、却って想像力を掻き立てる。衣食住が乏しくなると、人は思いやりなど吹っ飛んでしまう。すさみきった人間像を読むと、戦争はつくづく嫌だと、鳥肌立つくらいの嫌悪感感じた私。

アマゾンで1円の文庫本、紙が変色して読みにくかった。昭和も戦争も遠くなった。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せに生きることが人生の目標

2019-08-23 | 断想

志賀島/福岡県 2015年9月


どこをどうクリックしたのか、あるブログが、いきなり現れたのでびっくりした。お寺の奥様らしい。拝読すると、内容は素晴らしいものばかりで、今の私の心が楽になった。

人の悩みは黙って聞く。目安は2時間って、気の短い私にできるかしら。アドバイスはそのあとだそうで、せっかちにあれこれ言うと、反発されるか心を閉ざすかのどちらかだそうです。

なるほど。実母が愚痴三昧だったころ、二時間くらい同じ話聞かされて、具合悪くなったけど、それは身内だから。他人の話は案外聞けるのかもしれない。

人の話を取らない。これは私はそんなにはしないけど(のつもりだけど)、ちょっとこちらから話振ると、人の結論待たずに、強引に自分の経験や自慢話する人っていますよね。ストレスたまるそんな人とは付き合わないのが吉。

それから同じ人と一緒に二時間以上いないこと。うん、これも分かる。夫婦でも二時間一緒にいるととうに話は尽き、気分変えたくなる。まして他人様においておや。

人付き合いは6分目くらいか丁度いいそうです。

それから、それから、より楽しく生きるためのヒントがいっぱい。ゆっくり拝読します。

何よりも「幸せに生きることが人生の目標」という言葉に励まされた。

さて、夏も終わることだし、なにか新しい出会いがあるといいなあ~

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

孫とお化け屋敷へ行く

2019-08-23 | お出かけ

庭で。三年くらい前。


本日、10時半ころから孫二人連れてお化け屋敷に行きました。

http://www.cf.city.hiroshima.jp/kyodo/html/00top/topfrm.htm

和風のお化けが次々現れます。日によってはアルバイトの人がお化けに扮しているらしいけど、本日は動かないものが並んだ最後に、一つだけ動くものが。

怖いというより、暗幕の中に何が出て来るか分からないのが、前もって怖いのだと思う。子供の場合。

面白がって、あまり怖がってはなかったけど。

それよりも展示を楽しんでいた。伝統産業の場所が、ボタン押すとライトが点いて表される大きな地図模型が特に面白かったようです。

織り機も・・・なんだちゃんとあるじゃないの。

レンガのフランス積みとイギリス積みとか、太田川の川船とか、カキの養殖とか、いろいろ楽しいものがありました。

そのあと向かいのスーパーでお弁当買って、イートインして、アイスも買ってまた食べて、孫たち、夏休みのいい思い出になったかしら。

孫二人、歩けばいいところを走る。人の子供なので、怪我と迷子が気になるところ。そうそう追いかけていけないし、疲れました。

帰宅後、ベッドで横になっていると孫二人が来てあれこれするうちに、夏掛けを私が「津波!!」と

投げて、孫が逃げる遊び。こちらもつい一生懸命になったけど、いゃあ疲れた。へとへと。

友達のお孫さん、たいてい大学生とか。我が家は10年遅れ。祖母、疲れます。

楽しうてやがて疲れる孫の守り( ノД`)シクシク…

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大人の無視って・・・

2019-08-23 | 随想

些細なことのようだけど、けっこう人を傷つけますよね。

逆から言うと、このくらいは何でもないはずと、仲間意識で盛り上がって、誰かをのけ者にするって、小学生の、いえ幼稚園児から後期高齢者まで、やめられない快感なのかも。

30年以上、人に助けてもらって仕事していますが、女性同士のいざこざでやめた人も何人か。女性は一度こじれると、そこからの修復は難しい。給料もらっていれば、なかなか辞めるのは難しいはずだけど、それでも去る人は、こちらからは止めようがない。

これが趣味やお稽古ごとの世界だとどうなるのでしょう。うーーーん、義務も報酬も発生しない分、無理して続けることもないのではと思う。

そういう世界では何よりも仲間意識が大切。人の輪が大切。しかし、人間関係は常に流動的。みんな仲良くよりも、自分が中心にいたい人、人を軽く扱って平気な、とっても失礼な人って、たまにいますよね。昔、それでたいそう苦労しました。

そのサークルがしていること自体は好きだったのですが、いろいろとめんどくさくて、同じことする場所もできたので、やめてしまいました。

やめたのは事情の赴くところ、私の中では自然な事だったので全然後悔していませんが、最近、その人が「才能あるのにもったいない」と私のこと言っていると聞きました。

褒めてくれてるのかなあ。素直に喜んだ方がいいのかなあ。

でも、人に才能があるとほめたり、自分に才能がないと謙遜したり(その人はしないけど)って、神の領域ではないでしょうか?

それにもうこの年です。才能があればとうに世に出ている。ないからこうして何もしてない訳で。


仕事や学校は少々のことに目をつぶって我慢も要るけれど、趣味の仲間、縁が切れたと思ったら、とっととその場を離れること。若い時でもそうだし、まして年取ると、幼稚な意地悪する人とは離れるが吉。

人は誰しも、その人らしさに向かって成長し、ますますその人らしく年を取る。変えられないし、変えなくてもいい。自分らしさを完成させるだけ。

と言うようなことを最近考えた。

昨日、先生のアトリエで絵を描きながら、新しく自分の居場所ができたとおもうととても嬉しかった。

私は子供のころから絵を描くのが好きで、文章書くのも好きで、運動は大嫌いで、結局自分が流れ着いたのはここかなと思った。

先生はご高齢だけど、いつまでも元気でいていただきたいもの。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超光速・夏の水彩画

2019-08-22 | 水彩画

今日は一人で教えていただきました。

「モチーフは正面から描きなさい」と、三人分の用意。

それでまず、トマトとナスを。

水が多すぎて、トマト、もたもた。これで一時間。

こちらはもっと手間がかかる。

慌てて急いで、何とか1時間で仕上げる。

先生のご指導。

「なるだけ描かない」

絵を描くのに描かないとは、禅問答みたいだけど、隅から隅まで力入れすぎないと言うことですよね。

今日は奥様が油絵の大作を仕上げておられた。

ご夫婦そろって画家なのです。

タイトル知らない、暗鬱なピアノ曲がずっと流れていて、真冬のパリかプラハの街角、コートの襟立てた青年が黙って歩いている・・・・って、妄想炸裂。

音楽聞きながら、何もかも、嫌なことも気がかりなこともしばし忘れて、トマト見て、ブドウ見て、ひまわり見て、それを描いて、親せきの家に行ったように大切にされて、ああ~幸せだった。って、ちょっとテンション、高くなったけど。

描いたあとはおいしいコーヒーにクッキー頂いて、買い物して帰宅。

とってもいい1日でした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤフオク大好き~♪な私

2019-08-22 | ファッション

先日落札したバッグが届きました。

持ち物自慢深謝。

こちらです。特大のラシットのトートバッグ、色はネイビーです。

今は廃番商品、店では買えません。それにわが地元にリアルショップありません。

五月に友達と倉敷旅行して、アウトレットで2割引きで買ったのが左。

とっても使いやすく、この夏はもっぱらこれを。カーディガンや本、パンフ、お茶に傘と何でも入るのが嬉しい。

そろそろ秋が来るので濃い色も欲しくなりました。

実は同じ商品がヤフオクに出ていたのですが、宵の口に転寝うたたねしていて、わずか数分の差、100円の差で、落札に失敗。

でもこちらが、今回、ほぼ同じ値で落とせたので良かったです。中古品ですが、グレーよりは7,000くらい安い。

これだからヤフオクからは、なかなか足を洗えません。

手持ちのショルダーバッグとお揃いで、一泊旅行くらいなら。

ショルダーバッグは2年くらい前、アマゾンで2割引きのときに。

きょうは午後から水彩画。このバッグに道具入れて行きます。

本日、皆さんお休みで、私一人、広島を代表する洋画家の先生のアトリエで教えていただく。この贅沢感~♪

バッグはスナップで閉めるタイプ。

中が広いので、ダイソーのファスナー付き小物入れで持ち物の仕分けします。

バッグの口が狭いのでビミョーに落ちません。

自作の中袋は柔らかくて使いにくいので、洋服を整理する袋にでも。


さあ、今日も頑張って絵を描きましょう。

数千円のバックで元気になれる、私は安上がりな女~♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏風邪が長引いて・・・

2019-08-21 | 日記

ツリフネソウ 滝山峡 2015年8月


私ではなく、同居するさるお方です。

具合が悪くなったのは、日曜日の午後から。午前中に山歩きをしたあの日です。

私が思うに、普段は冷房の部屋で座っている仕事、夜もエアコンに扇風機の二段構えで朝まで寝て(当然私は別室で寝る。寒くてとても寝られない)、夏の間に体が冷えすぎたのだと思う。汗を出す機能も衰えたところに、曇り空で湿気の多い日の山歩きと街歩き、体が体温調節するのが難しくなったのでは?

彼の人の夏の間の口癖は「あつっ、あつっ、あつうーーー」というもの。言ったから涼しくなるわけではなく、聞く方にとっては誠に暑苦しい。ああ、嫌だ嫌だ。

これが子供や孫なら心配で心傷めるのだけど、不思議なことにそこまで心配しない。まあ、同情はしますが。ああしなさい、こうしたらと言っても、体のことでは全然私の言うこと聞かないので放置。寒いと言って、一日三度くらい熱い風呂に入ってます。体に冷えがたまっているのでしょうか。

それでもまあ仕事しているので可哀そうになり、ポカリスェット作ったり、おかゆ炊いたりと、言われたことはしています。

昨日はあまり冴えない顔をしているので、使ってないガラケーをかざして後ろからそおーーーと近寄ると、振り向いてちょっとだけ笑っていた。ん?ちょっとだけ元気になった?

すみません、被害者の方がいるのにガラケーを遊びのネタにして。

本日、午後から孫娘が遊びに来るのに、おじいちゃんは遊べず残念です。孫娘はおじいちゃんのあぐらかいた膝の中にすっぽりと納まって、一緒にテレビ見たり、ユーチューブ見るととても幸せそうです。おじいちゃんも幸せそうです。もう少ししたらもうそんなことできないので、束の間の交流ですね。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「絲的メイソウ」 絲山秋子

2019-08-20 | 読書

単行本は2006年の発刊。その前に週刊誌に連載していたエッセーをまとめたもの。10年以上前の本だけど、今でも全然色あせてなくて面白く読める。

デビューして2、3年ころの本と思うけど、ものの見方がユニークを通り越して価値観をひっくり返すような破壊力があるし、変なところへのこだわりは作品に生かしたら面白いだろうなとも思わされた。

女性、男性とくくられるのを拒否する、直球勝負の小気味よい短文。でもこちらも気持ちしっかり持っていないと、その力に押しつぶされそう。

著者は東京生まれだそうだけど、今では東京が嫌いだそうです。

曰く、ここから引用

「東京がキライになってもう十数年になる。どこへ行っても人だらけ、渋滞でドライブも楽しめない。喫茶店でさえ混雑していてゆっくり休めない。それ以上に、東京好きの東京人たちに辟易していた。いったい何が得意なのか、そんなに東京がエライのか。それでお前もエライのか、地方を見下す理由は何なのか。・・・私は静かな町がいい。毎日太陽が山の向こうへ沈むのを眺めていたい。・・・それで住民票を群馬県に移して…私は群馬人、と思うと口元がほころんでしまう。それほど嬉しい」

引用終わり

ここまで辛辣に言った文章を見たことない。地方人の私にとってはよくぞ言ってくれたと思う。地方人は思っていても言えない。言えば田舎者のひがみと受け取られかねないと思い。

東京生まれで東京育ちの絲山さんが言うから読む方は気持ちいいのです。

でもまあ、東京人が偉そうに振舞うのはコンプレックスの裏返し。物価は高いし、家は狭いし、人は多いし、せわしないし…そのことを一番よく知っているのが東京人。でも自分の口からは言えない。誰しもプライドがあるから。

実は地方に、案外豊かな暮らしがあり、古い価値観押し付けたら若い人が定住しないので、先に行った人や都会生活の経験者が、地域社会のあり方も改革しているのではないかと、私は印象を持っている。

そうでない場所は滅びるのを待つだけ。

最近よく見る「ポツンと一軒家」は親の住んでいた家と田畑を定年退職後にケアしている場合と、都会からの若い人のIターンに大きく分けられると思うけど、前者はさらに子の世代になると消滅の危機に瀕すると思う。後者は、子供の教育などで田舎を離れるとしても、そこで育った子供は親の姿勢を見て、変に都会にコンプレックス持ったりしないのではないかと思う。

絲山氏の著作から強引に自分の考えを展開してしまいましたが。

都会人、田舎者と言うのは何も住んでいる場所で決められるものではないと思う。自分の狭い価値観の中に閉じこもり、交友関係も狭いなら、東京の真ん中でも田舎、逆にアンテナを広い世界に向け、様々な情報の中から自分の立ち位置を知り、ニュートラルに人と交流できれば、山奥に住んでいても、それは田舎者ではないと私は思う。

と、思いはあちこち飛びまくりますが、いろいろと刺激の多い本でありました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書評

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

手織り

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
にほんブログ村

日本ブログ村・ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村